- 外為どっとコムの特徴が知りたい
- 外為どっとコムのメリットや注意点が知りたい
- 外為どっとコムの利用方法や便利な機能について詳しく知りたい
外為どっとコムは、初心者から上級者まで多くの投資家に選ばれているFX会社である。
しかし投資初心者は以下のような疑問があり、口座開設をちゅうちょしてはいないだろうか。
- 初心者の私でも使いこなせるか不安
- 外為どっとコムのデメリットも知っておきたい
本記事では、外為どっとコムの基本的な特徴について解説する。また、利用するうえでの具体的なメリットや注意点についても深掘りする。
本記事は、外為どっとコムの口座開設を検討している方にとって、サービス内容を理解する助けになるだろう。
また初心者でも安心して使える機能や、学習ツールの充実度についても触れる。
本記事を読むことで、外為どっとコムが提供するサービスの価値を理解し、安心して投資を始められる。

外為どっとコムはどんなサービス?概要と特徴を解説!

外為どっとコムのサービス内容について以下の4つを解説する。
- 外為どっとコムの概要
- 外為どっとコムの取引ルール
- 外為どっとコムの通貨ペア
- 外為どっとコムのスプレッド、スワップポイント
順番に見ていこう。
外為どっとコムの概要
外為どっとコムは、2002年に設立された外国為替取引に特化した金融先物取引業者である。正式名称は「株式会社外為どっとコム」だ。
外国為替保証金取引(FX)を主力事業として展開している。また外為どっとコムは、総合商社である伊藤忠商事のグループ会社だ。
サポート窓口の評価が高く、HDI-Japanによる調査では「Webサポート」「問合せ窓口(電話)」において、最高ランクの三つ星を6年連続獲得している。
- 検索ボックスの使いやすさ
- 多様なデータからユーザーが必要な情報にたどり着きやすい
- 問い合わせ窓口では顧客の知識レベルに合わせて、回答してくれる
そのためFX初心者や投資に慣れていない方でも、安心して使えるFX会社といえるだろう。
会社概要は下記の表を参照してほしい。
項目 | 詳細 |
---|---|
商号 | 株式会社外為どっとコム |
英文社名 | Gaitame.Com Co.,Ltd. |
設立年月日 | 2002年(平成14年)4月1日 |
登録番号 | 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第262号 商品先物取引業者 農林水産省/経済産業省 |
代表取締役社長 | 竹内 淳 |
資本金 | 778,500,000円 (2024年3月末現在) |
主要株主等 | Compagnie Financiére Tradition 伊藤忠商事株式会社 |
従業員数 | 112名(2024年3月末現在 臨時雇用者を含む) |
本社所在地 | 東京都港区東新橋2丁目8-1 パラッツォアステック4階 |
業務内容 | (1)インターネットを介した店頭デリバティブ取引事業 (2)その他 |
取引銀行 | 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行等 |
主要カバー先 | シティバンク、バークレイズ銀行 他 |
加入協会 | >一般社団法人 金融先物取引業協会 >日本証券業協会 >日本商品先物取引協会 |
加入基金 | 日本投資者保護基金 |
また、外為どっとコムでは「外貨ネクストネオ」と「らくつむ」を提供している。
外貨ネクストネオは通常のFX取引、らくつむは外貨積立だ。具体的な違いは下記の表を参照してほしい。
外貨ネクストネオ | らくつむ | |
---|---|---|
取引方法 | 通常のFX取引 | 外貨積立 |
取引単位 | 1,000通貨単位 | 外貨:1通貨単位 円貨:100円以上1円単位 |
取引できる通貨ペア | 30ペア | 10通貨ペア |
レバレッジ | 最大25倍 | 1倍 2倍 3倍 ※法人は1倍のみ |
つまり「外貨ネクストネオ」は大きな利益を狙いたい方や、余裕資金でスワップポイントでコツコツ稼ぎたい方、らくつむは少額からFXを始めたい方におすすめできる。
この記事では注釈がない限り、外貨ネクストネオの情報について記載する。
外為どっとコムの取引ルール
先述したように、外為どっとコムの最低取引単位は「1Lot=1,000通貨」だ。
ただしロシアルーブル/円は「1Lot=10,000通貨」なので注意しよう。
1Lotあたりの必要保証金額は通貨ごとに異なるので、確認が必要である。たとえば米ドル/円だと個人の必要保証金額は5,900円、ユーロ/円は6,500円だ(2024年10月7日〜)。
また最大注文数量は5,000ロットで、決済注文が発注できるポジション件数は500件である。
取引者が過度に大きなポジションを持つことを防止するためのルールもある。1人の取引者が持てるポジションは買いと売りで、それぞれ100,000Lotだ。
たとえば下記のケースでは、買いポジションが上限の100,000Lotに達していると判断する。
- 米ドル/円を50,000Lot買い
- ユーロ/米ドルを30,000Lot買い
- 英ポンド/円を20,000Lot買い
買いと売りは別々にポジションを計算するので、合計で200,000Lotまで取引が可能である。
個人投資家とくに投資初心者は、このような大きな取引量を扱うケースはほとんどないが、上限を設けて取引所側がリスク管理を行っていることを知っておこう。
外為どっとコムの通貨ペア
外為どっとコムでは、30種類の通貨ペアが取引可能だ。具体的に取引できる通貨ペアを下記に記載したので参考にしてほしい。
- USD/JPY=米ドル/円
- EUR/JPY=ユーロ/円
- EUR/USD=ユーロ/米ドル
- AUD/JPY=豪ドル/円
- GBP/JPY=英ポンド/円
- NZD/JPY=NZドル/円
- CAD/JPY=カナダドル/円
- CHF/JPY=スイスフラン/円
- HKD/JPY=香港ドル/円
- GBP/USD=英ポンド/米ドル
- USD/CHF=米ドル/スイスフラン
- ZAR/JPY=南アフリカランド/円
- AUD/USD=豪ドル/米ドル
- NZD/USD=NZドル/米ドル
- EUR/AUD=ユーロ/豪ドル
- TRY/JPY=トルコリラ/円
- CNH/JPY=人民元/円
- NOK/JPY=ノルウェークローネ/円
- SEK/JPY=スウェーデンクローナ/円
- MXN/JPY=メキシコペソ/円
- GBP/AUD=英ポンド/豪ドル
- EUR/GBP=ユーロ/英ポンド
- USD/CAD=米ドル/カナダドル
- AUD/CAD=豪ドル/カナダドル
- EUR/NZD=ユーロ/NZドル
- AUD/NZD=豪ドル/NZドル
- USD/TRY=米ドル/トルコリラ
- EUR/TRY=ユーロ/トルコリラ
- SGD/JPY=SGドル/円
- RUB/JPY=露ルーブル/円
FX会社によっては取引できる通貨ペアが30に満たないところもあるので、外為どっとコムであれば、非常にマイナーな通貨以外はほとんど取引が可能だ。
※露ルーブル/円は2022年3月23日より注文受付が停止している。
外為どっとコムのスプレッド、スワップポイント
スプレッドとは通貨の買値と売値の差額だ。スプレッドは取引所の利益であると同時に、投資家が実質的に負担するコストでもある。
たとえば米ドル/円で以下の価格が掲示されている場合のスプレッドは0.003円(3銭)だ。
- 買値
- 150.003円
- 売値
- 150.000円
上記の価格で「1Lot=1,000通貨」を購入し、すぐに売却する場合の取引価格とスプレッドは下記のとおりだ。
- 買いの取引価格
- 150,003円(150.003円×1,000)
- 売りの取引価格
- 150,000円(150.000円×1,000)
- スプレッド
- 3円(150,003円-150,000円)
基本的には米ドル/円のようなメジャーな通貨ペアほどスプレッドが狭い傾向にある。外為どっとコムのスプレッドは下記のとおりだ。
取引通貨 | スプレッド | |
---|---|---|
午前9時〜午前3時 | 左記以外の時間帯 | |
米ドル/円 | 0.2銭 | 0.2〜8.0銭 |
ユーロ/円 | 0.4銭 | 0.5〜10.0銭 |
ユーロ/米ドル | 0.3pips | 0.4〜8.0pips |
豪ドル/円 | 0.5銭 | 0.7〜10.0銭 |
英ポンド/円 | 0.9銭 | 0.9〜15.0銭 |
NZドル/円 | 0.7銭 | 1.2〜10.0銭 |
カナダドル/円 | 0.6銭 | 1.7〜10.0銭 |
スイスフラン/円 | 1.8銭 | 1.8〜15.0銭 |
香港ドル/円 | 0.2銭 | |
英ポンド/米ドル | 1.0pips | |
米ドル/スイスフラン | 1.6pips | |
南アフリカランド/円 | 0.3銭 | 0.9〜6.0銭 |
豪ドル/米ドル | 0.4pips | 0.9〜6.0pips |
NZドル/米ドル | 1.6pips | |
ユーロ/豪ドル | 1.5pips | |
トルコリラ/円 | 1.5銭 | 1.7〜10.0銭 |
人民元/円 | 0.9銭 | |
ノルウェークローネ/円 | 2.1銭 | |
スウェーデンクローナ/円 | 1.9銭 | |
メキシコペソ/円 | 0.2銭 | |
英ポンド/豪ドル | 1.6pips | |
ユーロ/英ポンド | 1.0pips | |
米ドル/カナダドル | 1.6pips | |
豪ドル/カナダドル | 3.0pips | |
ユーロ/NZドル | 2.9pips | |
豪ドル/NZドル | 1.9pips | |
米ドル/トルコリラ | – | |
ユーロ/トルコリラ | – | |
SGドル/円 | 2.8銭 | |
露ルーブル/円 | – |
スワップポイントとは、異なる通貨間の金利差から生じる損益のことだ。ポジションを翌日に持ち越すと、スワップポイントが発生する。
以下のケースで1日にもらえるスワップポイントを計算してみる。
- 取引通貨:米ドル/円
- 米ドル金利:2.5%
- 日本円の金利:0.1%
- 為替レート:1ドル=150円
米ドル/円を100,000米ドルを買い付けると、1日あたりのスワップポイントは「およそ6.58米ドル=(2.5%-0.1%)÷365日×100,000米ドル」と計算できる。
これを日本円に直すと「987円=6.58米ドル×150円」となる。
つまり上記の取引を行うと、987円のスワップポイントが得られる。受け取れるスワップポイントはFX会社により異なるため事前の確認が必要だ。
個人投資家に人気の通貨ペアのスワップポイントは以下のとおりである。
通貨ペア | スワップポイント |
---|---|
米ドル/円 | 190円 |
ユーロ/円 | 85円 |
豪ドル/円 | 110円 |
英ポンド/円 | 245円 |
NZドル/円 | 100円 |
カナダドル/円 | 110円 |
スイスフラン/円 | 70円 |
南アフリカランド/円 | 17円 |
トルコリラ/円 | 40円 |
メキシコペソ/円 | 21円 |
※10,000通貨あたりに受け取れるスワップポイントを記載
米ドル/円を1か月(30日)保有すると、5,700円のスワップポイントが受け取れる。
およそ6,000円があれば奥様にブランドもののボディケア商品のプレゼント、高級レストランでのランチなどの贅沢ができる。
外為どっとコムのメリットは?

外為どっとコムを利用するメリットは下記の4つだ。
- 大手ネット証券の実績がもたらす安心感
- 少額資金からFX取引を始められる
- 投資教育コンテンツが充実している
- ロスカット手数料が無料
順番に見ていこう。
大手ネット証券の実績がもたらす安心感
外為どっとコムは2002年からサービスを提供しており、20年以上の実績を誇っている。
また日本を代表する総合商社の伊藤忠グループであるため、非常に信頼性が高いFX会社として知られている。
豊富な資金力があり、相場変動ときに取引量が急増しても、問題なく投資家の注文を実行できる。また急に会社が破綻し、大切な投資資金が失われるリスクも非常に低い。
海外のFX会社は、投資家保護が十分ではなく、投資初心者が安心して利用することはできない。外為どっとコムであれば、誰もが安心して利用できる。
少額資金からFX取引を始められる
外為どっとコムは1,000通貨の少額から取引が始められる。
大手の証券会社でも最低取引単位は10,000通貨に設定しているところがあるため、外為どっとこむは1/10の資金を用意するだけでいい。
1,000通貨というのは米ドル/円であれば1,000米ドル、英ポンド/円であれば1,000英ポンドから取引できるという意味になる。
レバレッジをかけず円を使って参入する場合、為替レートが「1ドル=150円」の場合、150,000円(1,000米ドル×150円)が必要になる。
最低取引数量が10,000通貨の場合は、1,500,000円ものが必要になる。レバレッジを活用すればより少ない資金で取引が可能になるが、投資初心者にはリスクが高い。
投資資金が心許ない、少額から取引を始めたい方は、外為どっとコムを利用するべきだろう。
投資教育コンテンツが充実している
外為どっとコムは、FXの口座開設を検討している初心者にも上級者にも魅力的な学習ツールが豊富に揃っている。
とくに初心者向けに、基礎から学べるセミナーや動画が用意されており、安心してFXをスタートが可能だ。
たとえば「公式YouTube」では、隙間時間に簡単に学べる動画コンテンツ、注目のニュース・経済指標を理解するための「セミナー」が用意されている。
さらに投資家のノウハウを学べる「マネ育チャンネル」など、多彩な学習リソースを提供している。
これらの学習コンテンツが充実しているため、外為どっとコムを利用すれば効率的にFX知識を身につけられる。
ロスカット手数料が無料
外為どっとコムでは、ロスカット手数料が無料だ。そもそも強制ロスカットとは、FX取引における損失が大きくなりすぎることを防止するための仕組みである。
国内のFX会社は最大で25倍のレバレッジがかけられるため、大きな利益を狙える一方、多額の損失を抱えやすい。
為替レートが予想に反して動くと、損失が証拠金を上回るリスクがある。
証拠金以上の損失を抱えないために、FX会社が保有ポジションを強制的に決済することを「ロスカット」と呼ぶ。ロスカットには、手数料がかかるFX会社も少なくない。
しかし外為どっとコムは、ロスカットが行われても、手数料がかからない。そのため投資家は無駄なコストを支払う必要がない。
少しでもコストの安いFX会社を選びたい方に、外為どっとコムはおすすめだ。
外為どっとコムのデメリットは?

一方で外為どっとコムにも4つのデメリットがある。
- スマホアプリが使いにくい
- 自動売買に対応していない
- スキャルピングのルールが明確ではない
- 取引可能な商品が少ない
これらのデメリットを認識しておかないと、口座開設に失敗したと感じやすくなってしまう。口座開設する前にデメリットについても、しっかりと把握しておこう。
スマホアプリが使いにくい
利用者の中には、スマホアプリが使いにくいと感じているとの声もある。
具体的には、以下のことが指摘されている。
- カスタマイズ性が低く、投資家ごとの取引スタイルに合わせにくい
- PC版で実装されている機能がスマホアプリで使えない
またFXに慣れていない方からすると、画面が見にくいとの意見もある。それに上級者になると機能が物足りなくなるとの声もあった。
ただアプリの使いやすさは、投資家によって異なる。他の投資家は使いにくさを感じるアプリであっても、ご自身では使いやすいと感じる可能性は十分にある。
またスマホアプリは各社ごとに癖があるため、操作に慣れれば使いにくさを感じにくくなる可能性もある。
そのため一度ご自身でスマホアプリを触ってみて、操作感を確かめてみるのがおすすめだ。
自動売買に対応していない
外為どっとコムは自動売買に対応していない。そのため平日仕事が忙しいビジネスパーソンや日常生活が忙しい方は、トレードチャンスを逃しやすい。
また外為どっとコムは、自動売買ツールでの取引を取引約款で禁じている。
以下のような事例に該当するケースが確認された場合、当社は、当社の店頭FX(外国為替保証金取引)『外貨ネクストネオ』取引約款の以下の各条項に従って、契約約款等に基づく契約の解除や取引に制限を実施することができることとなっております。
お客様方におかれましては、ご注意の程を宜しくお願い申し上げます。
取引約款
外貨ネクストネオ取引約款:第16条第1項第11号、第18条第1項第5号、第28条第1項第5号など
(中略)
方法の如何を問わず(自動売買プログラム(クラウド環境から取引システムにアクセスする等の取引態様を含む)や端末機器のプログラム改変等を含む)、当社がサーバ上で提供する取引システム以外のツール等を使用し、又は使用していると疑われる取引であって、他のお客様または当社のシステムもしくはカバー取引等に著しい悪影響を及ぼす行為
要するにツールを用いた自動取引が発覚すると、契約解除または取引制限を課される可能性がある。
そのため自動売買でFX取引を行いたい方は、別のFX会社を利用するしかない。
- 出典:外為どっとコム「取引約款に抵触する行為」
スキャルピングのルールが明確ではない
外為どっとコムでは、スキャルピングは禁止されていない。ただしスキャルピングの範囲が明確ではないため、意図せずルートに抵触してしまうリスクがある。
スキャルピングに関しては以下のように述べている。
当社では、数秒から数分の短い時間でのお取引を繰り返しするトレード手法(スキャルピング)について、禁止しておりません。
ただし、当該取引が当社システムの正常運用に支障をきたすおそれがある行為等、取引約款に抵触する行為はお断りしております。
上記の説明からは、どの程度短期取引を繰り返すと、スキャルピングに該当するのかは判断できない。
そのためスキャルピングによって利益を上げたい方は、スキャルピングの範囲が明確になっているFX会社を使う方が、口座凍結などのリスクが少ない。
- 出典:外為どっとコム「【FX】スキャルピングは禁止ですか?」
取引可能な商品が少ない
外為どっとコムは、FXやバイナリーオプションなどの外国為替証拠金取引以外の株式・債券・不動産・金(ゴールド)といった商品を取り扱っていない。
つまりFXに特化した専門会社といえる。
通貨以外を取引したい方は、別の証券会社で口座開設する手間がかかってしまう。FXだけができれば問題ない方であれば、外為どっとコム口座を開設するのはおすすめだろう。
しかし株式や債券など他の金融商品にも投資してみたい方は、別の証券会社の口座開設を検討しよう。
外為どっとコムの評判

実際に外為どっとコムを利用している方の評判・口コミを見ていこう。
良い口コミと悪い口コミどちらも紹介するので、利用者がどのように評価しているのか気になっている方は、参考にしてほしい。
良い口コミ
良い口コミには以下のようなものがあった。

豊富な情報提供や学習コンテンツが充実しており、初心者でも安心して取引を始めることができます。特に、「ぴたんこテクニカル」といった独自の分析ツールや、過去の取引履歴を分析できる機能が、より深く市場を理解し、自分にあった取引スタイルを確立する上で非常に役立っています。



ぴたんこテクニカルがとても便利。お天気シグナルなどで簡単に分析ができるので、エントリーや決済時に参考にしている。
情報や学習コンテンツが充実しているとの口コミがあった。FXで勝率を上げるためには、定期的な情報収集が欠かせない。
外為どっとコムは投資初心者・上級者どちらも情報も充実しているのが魅力だ。
また取引ツールが充実しているとの声もある。とくに「ぴたんこテクニカル」は外為どっとコムが提供している未来予測ツールだ。
このツールを活用すれば、チャート分析が苦手な投資初心者であっても、勝率を上げられる可能性がある。



キャンペーンを行っていることも多く、特にメジャーな通貨ペアに関しては、お得に取引できると思うこと。



キャンペーンでキャッシュバックがあり、登録が簡単ですぐに始められそうでしたので利用のきっかけになりました。操作も簡単
キャンペーンの多さを魅力に感じている方もいた。外為どっとコムのキャンペーンを活用すると、取引量に応じてキャッシュバックがあったり、スワップポイントが増額されたりとお得に取引ができる。



1000通貨から取引出来るので、リスクが少ない気軽な取引を行える事です。



1通貨単位から始められる
少額から取引できることを評価する口コミもあった。外為どっとコムの「外貨ネクストネオ」では、1,000通貨から取引が可能だ。
最低取引単位が10,000通貨のFX会社と比較すると、必要な投資資金が少なくて済む。また少額投資は大金を失うリスクが少ないため、投資初心者でも安心して取引ができる。
加えて「らくつむ」は1通貨から取引が可能で、お試しでFX取引を始めたい方におすすめできる。



検索する中で利用したいものがあり、資料請求してみれば、ここだけ次の日に資料を届けてくれて迅速対応をしてくれるところだとわかりました。
資料請求の翌日に資料が届いたため、サポートの対応力を評価する口コミがあった。
外為どっとコムはHDI-Japan調査で「Webサポート」と「問合せ窓口(電話)」において、6年連続で最高ランクの三つ星に選ばれている。
とくに投資初心者は、サポートの力を借りるケースも多いだろう。
そのため、スプレッドやスワップポイント、手数料だけでなくサポートの対応力も考慮して口座開設する会社を決めるべきだ。
悪い口コミ
悪い口コミには以下のようなものがあった。



約定力が弱くすべってしまうことが多々ある。



約定力が高いとは言えない
約定力が弱く、注文が滑ることがあるとの声があった。FXでいう「滑る」とは、想定した為替レートと異なるレートで約定することを指す。
たとえば「1ドル=150円」で買い注文を出したが、実際には「1ドル=151円」で約定したようなケースだ。このケースの場合、1円不利な価格で約定している。
取引が滑ることは外為どっとコムに限らず、すべてのFX会社で起こり得ることだ。とくに主要な経済指標が発表された後、取引量が多い時間帯は取引が滑るリスクは高い。
そのため取引が滑ることを想定し、成行注文ではなく指値注文を活用しよう。



スプレッドの固定時間が短く設定されており、深夜から早朝の取引は難しい。



スプレッドの原則固定時間が午前3時までで他社より短い。使った感じとしては米国の祝日は深夜スプレッドを広げるので取引しずらい。他社ではみんなのFXやGMO証券は固定時間も長く狭い印象なのでここを使わなくなった
スプレッドの固定時間が短いとの指摘があった。先述したように、外為どっとコムのスプレッドの固定時間は午前9時〜午前3時の18時間だ。
みんなのFXは朝8時〜午前5時の20時間と、2時間も外為どっとコムよりも固定時間が長い。
またDMM FXの固定時間は午後9時〜午前5時の19時間だ。そのため上記の2社と比べると、外為どっとコムは、スプレッドを気にせず取引できる時間が短いといえる。



取引できる通貨ペアが他の会社に比べて少なめな点



大きな不満は無いのですが、通貨ペアがあまり豊富じゃないのが気になりました。
取引できる通貨ペアが少ないとの指摘があった。外為どっとコムは30の通貨ペアが取引できるため決して少なくはない。
しかしIG証券のように約100通貨ペアを取引できるFX会社もある。
そのためよりマイナーな通貨で利益を狙いたい、さまざまな通貨にリスク分散したいという方には、外為どっとコムの通貨ペア数は少なく感じてしまうだろう。


外為どっとコムの口座開設の方法と審査


外為どっとコムの口座開設の方法と審査について、以下の順番で解説する。
- 外為どっとコムの口座開設手順
- 外為どっとコムの審査
- 外為どっとコムで口座開設する際の注意点
外為どっとコムの審査は、申し込み書類と手順が間違っていなければ、それほど難しくはない。ただ見落としやすいポイントがあり、口座開設に時間がかかってしまう方もいる。
すぐにFXの取引を始めたい方は、本項を参考にして滞りなく口座開設手続きを行ってほしい。
また詳細な情報を知りたい方は、外為どっとコムの口座開設の時間や審査基準について解説した記事をチェックしてほしい。
外為どっとコムの口座開設手順
外為どっとコムの口座開設の手順は以下のとおりだ。
- 公式サイトより申込フォームにログインする
- お客様情報や資産情報、投資経験などを入力する
- マイナンバー確認書類と本人確認書類を提出する
- 審査を受ける
- 審査に通過すれば口座開設
- 口座開設時に知らされるIDとパスワードでマイページにログインする
とくに注意が必要なのはマイナンバー確認書類と本人確認書類だ。マイナンバー確認書類として認められるのは、下記の書類だ。
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード
- マイナンバー付住民票
- マイナンバー付住民票記載事項証明書
本人確認書類として認められるのは、以下の書類である。
- 運転免許証
- 各種健康保険証又は共済組合員証
- パスポート
- マイナンバーカード(表面)
- 各種福祉手帳(顔写真付き)
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 印鑑登録証明書
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
これらの書類は「スマホ撮影」または「WEBアップロード」で提出する。
スマホで撮影は書類と本人確認を同時に行える。そのため最短5分で完了するため、申し込み当日に口座が開設される可能性もある。
ただし、「スマホ撮影」を行うためには、「マイナンバーカード」もしくは「マイナンバー通知カードと運転免許証」が必要になるため、あらかじめ準備しておこう。
外為どっとコムの口座開設の審査について詳しく知りたい方は、こちらの記事を確認してほしい。
外為どっとコムの申込条件と審査
外為どっとコムの申し込み基準は「外貨ネクストネオ取引約款」で確認できる。
- FX取引の特徴やリスクを十分に理解している
- 外為どっとコムからメールまたは電話で本人と常時連絡が取れる
- ご自身の電子メールアドレスを所有している
- FX取引における報告書面の電子交付に同意できる
- インターネットの利用・閲覧環境を用意できる
- 満18歳以上80歳で行為能力を有している
- 居住地国が日本のみである
- 登録した住所で郵便物が受領できる
- 外為どっとコムの約款及び取引説明書、規則などを理解できる日本語能力を有する
- 外為どっとコムの指定口座は国内に存するする金融機関である
- 名義を問わず、同一人物がすでに口座を保有していない
- 個人情報を正確に登録する
- 金融先物取引業務に従事していない
- 外為どっとコムが定める約定に違反していない
- 自己資金かつ余裕資金にて取引ができる
- 外国PEPsに該当しない
- マネー・ロンダリングやテロ資金供与リスク等に抵触していない
- 反社会的勢力ではない
わかりにくい用語や勘違いされやすい用語について補足を加える。
居住地国が日本のみとは、日本国内のみに住所を有しておりかつ、海外生活が1年未満であることが条件だ。
つまり日本国内に住所があったとしても、海外生活が1年以上だと「居住国が日本」を満たせなくなり、申し込みができなくなるため注意しよう。
また申し込み時条件を満たしていたとしても、条件が満たせなくなると口座を閉鎖する必要があると公式サイトで説明されている。
外国PEPsとは、外国の政府の要人やその地にあった方および家族のことを指す。
外為どっとコムの審査基準は明らかにされていないと、公式サイトに明記されている。
大変恐れ入りますが、審査基準に関しては公開をしておりませんので、ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
そのため審査に落ちたときの理由を正確に把握するのは難しい。本項では、一般的にFX会社が審査で重要視しているポイントについて解説していく。
- 申込者の年齢
- 職業と年収
- 金融資産の額
- 収入源
- 投資経験
とくに審査で重要視されるのが「金融資産の額」と「投資経験」だ。基本的に豊富に金融資産があり、何十年もの投資経験があれば審査に落ちるリスクはほとんどない。
ただし金融資産があまりなく、投資が初めてという方でも審査に絶対落とされるわけではない。
外為どっとコムは投資初心者向けサービスを多く展開しており、かつ1,000通貨から取引できるため、あまり多くない。
通貨ペアにもよるが、最低必要証拠金が数千円の場合もある。したがって10万円程度の金融資産があれば、審査に通る確率は十分に高いといえるだろう。
外為どっとコムで口座開設する際の注意点
マイナンバー確認書類や本人確認書類に不備があると、審査が進まずいつまでたっても口座開設できないケースもある。
よくあるのが該当書類以外を添付してしまった、または不鮮明で書類が読み取れないケースだ。
上記のケースに該当する場合、審査に入れないまたは書類の再提出を求められて時間がかかってしまう。
そのため必要書類を提出する際は、求められている書類を準備できているか、しっかりと読み取れるかを事前に確認しよう。
口座開設後に使える外為どっとコムの便利なツールとは?機能を紹介


外為どっとコムには、口座開設後に使用できる便利なツールがある。利用者の口コミでも高評価だったものを含めて以下2つを紹介する。
- スマホアプリとPCツール
- ぴたんこテクニカル
順番に確認していこう。
スマホアプリとPCツール
外為どっとコムは、以下4つの取引ツールを提供している。
- リッチアプリ版
- Webブラウザ版
- スマホアプリ版
- iPadアプリ版
リッチアプリ版はPC向けでWindowsとMacのどちらにも対応しているため、どちらのユーザーであっても便利な取引ツールを使用ができる。
短期取引を何度も行う方に最適だ。このアプリはワンクリックで「新規」「決済」「全決済」注文が可能である。
またショートカットキー機能で売買注文やLot数を変えられるため、マウスを使う必要がない。
また1つの画面に「チャート」と「注文画面」を表示できるため、スムーズな取引が可能だ。
チャール機能も非常に充実しており、以下の描画ツールでチャート分析ができる
- 直線(トレンドライン)
- 水平線(ホリゾンタルライン)
- 垂直線(バーティカルライン)
- 円(サークル)
- 三角形(トライアングル)
- 四角形(レクタングル)
- ペンタゴン(正五角形)
- フィボナッチリトレースメント
- フィボナッチファン
- フィボナッチアーク
- フィボナッチタイムゾーン
- フィボナッチエクスパンション
- 計測ツール
- トレンドラインマグネット
- トレンドライン選択モード
- トレンドライン消去モード
- 線の太さ
- 線の種類
さらに以下17種類のテクニカル指標に対応しているため、ご自身の取引スタイルに合わせて好きな指標を活用できるのもこのリッチツール版の強みだ。
- 単純移動平均(SMA)
- 指数平滑移動平均(EMA)
- 一目均衡表
- ボリンジャーバンド
- パラボリック
- エンベロープ
- ストキャスティクス
- RSI(相対力指数)
- 乖離率
- サイコロジカルライン
- DMI
- RCI(順位相関指数)
- ROC(変化率)
- MACD
- ウィリアムズ%R
- アルティメットオシレーター
- 平均足
加えて最大20枚のチャートを1画面に表示できるため、相場のトレンドを分析しながら取り消したい上級者のニーズも満たしている。
注文方法にも強みがある。注文方法は以下の11種類があり、目的や状況に合わせて最適な注文方法の選択が可能だ。
- マーケット
- 指値
- 成行
- ストップ
- IFD
- 時間指定成行
- IFO
- 時間指定指値
- OCO
- 時間指定ストップ
- トレール
オリジナルチャートやオリジナルの取引画面の作成も可能で、カスタマイズ性が高いことも魅力だ。
さらにデュアルディスプレイにも対応しており、1つのモニターにはポジション紹介や注文画面、一方のモニターにはチャートや冷凍を表示することも可能だ。
取引スタイルによって自由に設定ができるため、こだわりの強い方にこそおすすめできる。
また投資初心者と上級者どちらにも嬉しいのが、スワップポイントの振替機能だ。この機能を活用すれば、ポジションを決済せずスワップポイントのみを振り替えできる。
3,000円貯まるごとに、FX口座内に振り替えが可能だ。もちろん振込手数料や出金手数料は無料のため、余計なコストを支払う必要はない。
リッチアプリ版だけでなく他の取引ツールも、非常に使い勝手が良いWebブラウザ版は、インストールの必要がなく、ネットにつながる環境であればどこでも取引ができる。
またスマホアプリ版やiPadアプリ版のUIも洗練されており、FX取引に慣れていない方でもスムーズにトレードが可能だ。
ぴたんこテクニカル
先述したように「ぴたんこテクニカル」は、外為どっとコムを語るうえで、外せないツールだ。「ぴたんこテクニカル」を活用すれば、FXに不慣れな方であっても、簡単にテクニカル分析が行える。
ぴたんこテクニカルを簡単に説明すると、複雑なテクニカル分析が誰でも簡単に行えるように設計されたツールである。
そのためFX初心者から上級者まで使用できる便利なツールだ
ぴたんこテクニカルの機能は大きく次の2つにわかれている。
- お天気シグナル
- みらい予測チャート
「お天気シグナル」とは、売買シグナルを天気で表す機能である。
たとえば「晴れ」であれば買い、「雨」ならば売りなど複雑なテクニカル分析であっても、一目で理解できるようになっている。
「みらい予測チャート」は、人口知能(AI)を活用し、将来のチャート予測を行う機能である。具体的には過去のトレンドをもとに今後のチャートの動きを予測する。
予想価格では、3つの価格を提示してくれる。そのため投資初心者でも、将来のチャート予測が行いやすい。
ぴたんこテクニカルは非常に便利な機能だが、通常の取引よりもいくつか制限があるため注意が必要だ。まずぴたんこテクニカルには「プロダクト版」と「ライト版」がある。
プロダクト版は「外貨ネクストネオ」の会員全員が使用できる。一方でライト版は「外貨ネクストネオのデモ版」に登録している方が使う機能だ。
プロダクト版の方が制限が少ないため、ぴたんこテクニカルを最大限活かすために、外為どっとコム口座開設を行い「外貨ネクストネオ」の会員になる必要がある。
また対応している通貨ペアにも違いがある。プロダクト版は12通貨ペア、ライト版は3通貨ペアだ。
したがって「外貨ネクストネオ」では取引が可能な通貨ペアであっても、ぴたんこテクニカルを対応していない可能性がある。
足種もプロダクト版は7足種、ライト版は2足種と制限がある。加えてプロダクト版にはスマホアプリが用意されているが、ライト版にはない。
そのため、売買シグナルのプッシュ通知もプロダクト版では行われるが、ライト版では行われないことに注意が必要だ。
外為どっとコムの最低入金金額は1000円から


外為どっとコムの最低入金額と最低取引単位について解説する。
外為どっとコムの最低入金金額
外為どっとコム最低入金金額は、入金方法により異なる。
- クイック入金サービス
- 銀行振込
クイック入金サービスとは、平日だけでなく土日祝日24時間いつでも以下に記載する金融機関10行から投資資金を即時入金できるサービスである。
入金は原則、即時反映されるため深夜や早朝であっても投資資金不足が原因によるトレードチャンスの見逃しがなくなる。
利用者は一切手数料を支払う必要がないことも魅力だ(手数料は外為どっとコム負担)。
- ゆうちょ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- スルガ銀行
- PayPay銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- セブン銀行
- auじぶん銀行
※クイック入金サービスの利用には、ネットバンキングサービスの契約が必要だ。
1,000円から入金が可能だ。1,000円以上であれば、1円単位で入金額を調整できる。
クイック入金サービスは、外為どっとコムのマイページ内の「入出金。振替画面」の「クイック入金」から依頼する。
振込入金は投資家が手数料を負担して投資資金を入金するサービスだ。金融機関の営業日午後3時までに入金すると原則、その日中に外為どっとコムの取引口座へ入金処理される。
ただし金融機関によっては、午後2時までの入金が必要になるため注意が必要だ。
午後3時(金融機関によっては午後2時)または営業日以外で入金すると、金融機関の翌営業日の午前9時以降に入金処理がされる。
外為どっとコムの最低取引単位
最低取引単位は各FX会社により異なる。最低取引単位を下回っていると、取引ができないため事前で確認が必要だ。
また投資資金が少ない方は、最低取引単位が小さいFX会社を選ぶのがおすすめだ。
FX取引の取引量を示す単位には「Lot(ロット)」が用いられている。一般的に標準ロットとされているのが、100,000通貨単位だ。
その他のロットと通貨単位の関係については以下を参照してほしい。
- 標準ロット
- 100,000通貨単位
- ミニロット
- 10,000通貨単位
- マイクロロット
- 1,000通貨単位
- ナノロット
- 100通貨単位
外為どっとコムの最小取引単位はマイクロロットの1,000通貨単位だ。つまり外為どっとコムは「1Lot=1,000通貨単位」と定めている。
基本的にどの通貨も1,000通貨単位で取引ができるので、FX取引に慣れていない方でも安心だ。
ただし、現在取引は停止されているが、ロシアルーブル/円は「1Lot=10,000通貨」決まっているため注意しよう。
1,000通貨単位がイメージできない方のために具体例で説明する。米ドルであれば1,000米ドルから、英ポンドであれば1,000ポンドから取引できるという意味だ。
レバレッジを用いず、日本円のみで取引する場合、取引時点の為替レートで円換算した換算した日本円が必要だ。
たとえば「1米ドル=140円」であれば、1,000米ドル×140円=140,000円が必要である。
140,000円はレバレッジを使わなかったときの金額なので、レバレッジを活用すればより少ない資金での取引が可能だ。
外為どっとコムのスプレッドはいくら?


外為どっとコムのスプレッドについて、以下3つの視点から解説する。
- 外為どっとコムのスプレッドは売値と買値の価格差のこと
- 外為どっとコムのスプレッドの計算方法
- 外為どっとコムのスプレッドが変動するタイミング
スプレッドは投資家が支払う実質的なコストだ。スプレッドについて理解しておかないと、想定よりも利益が得られなかったり、想像以上に損失が膨らんだりするリスクがある。
取引のリスクを最小限にするためにも、スプレッドについては理解を深めておこう。
外為どっとコムのスプレッドは売値と買値の価格差のこと
外為どっとコムのスプレッドとは、売値と買値の価格差のことである。
買値は売値よりも高く設定されており、買った直後に売ったとしても、購入時と同じレートで売却することができず、投資家は損をしてしまう。
この投資家の損失がスプレッドである。
売値と買値の差であるスプレッドの幅は、各FX会社が独自に決めている。スプレッドは実質的に投資家から支払うコストである。
そのため為替レートが想定とおりの動きをしたとしても、スプレッドを上回る値動きをしなければ、利益が出ない。
つまりスプレッドは投資家の利益に直結するため、狭ければ狭いほど有利といえる。スプレッドの重要性を下記の例で説明する。
極端な例だが、下記のケースを想定してもらえれば、いかにスプレッドが重要か理解できるはずだ。
取引する通貨ペアは「米ドル/円」で買値が150円、売値が100円でスプレッドが50円のときに、為替レートは円安方向に動くと想定し、米ドルを1,000通貨購入したとする。
レバレッジを用いてはいないので、必要な投資金額は150,000円(1,000通貨×150円)だ。
購入直後に売却した場合の売却金額は100,000円(1,000通貨×100円)となり、スプレッド分の50,000円(1,000通貨×50円)損したことになる。
では予想どおりに為替レートが円安方向に動き、売値が120円になると売却金額はどうなるだろうか。
売却金額は120,000円(1,000通貨×120円)となり、損益は30,000円(1,000通貨×30円)となる。
上記の例でわかるようにスプレッドが広いと、為替レートが予想したとおりに動いたとしても、利益は出せない。
今回のケースでは売値が50円以上円安に触れなければ、利益を出せないということになる。
そのためFX会社を選ぶ際は、スプレッドの狭さも非常に重要となる。
外為どっとコムのスプレッドの計算方法
スプレッドが0.5銭と言われても、具体的に1回の取引でどれだけのコストを支払わなければならないのか、イメージできないという方も多いだろう。
外為どっとコムのスプレッドの計算式は下記のとおりである。
【スプレッドによる支払うコストの計算式】
米ドル/円のスプレッドが0.2銭のときに、1,000通貨を取引した場合のコストを算出してみよう。
このケースでのスプレッドによるコストは200銭(0.2銭×1,000通貨)となり、要するに2円のコストが発生する。
スプレッドが0.2銭のとき、取引数量が10,000通貨のコストは20円、10万通貨のケースでは200円となる。
この考え方がわかっていれば、ご自身で簡単にスプレッドによるコストが求められる。
外為どっとコムのスプレッドが変動するタイミング
多くのFX会社で一定時間スプレッドは原則固定されている。外為どっとコムでいえば、午前9時〜午後3時の米ドル/円のスプレッドは原則0.2銭に固定されている。
ただし「原則固定」という表現からわかるように、状況次第では例外的にスプレッドが変動するケースもある。原則固定とされているスプレッドが、一時的に大きく広がるケースは主に以下の3つだ。
- 経済指標の発表前後
- 突発的な事件や経済イベント
- 取引量が少なく時間帯
スプレッドが広がるタイミングを把握していれば、余計なコストを支払うことが少なくなる。そのため、どのようなケースでスプレッドは広がるのか、事前に知っておこう。
経済指標の発表前後
多くの投資家や金融関係者が注目している経済指標の発表前後は、為替レートが変動しやすく、同時にスプレッドも広がりやすい。
そもそも経済指標とは、各国が公表する自国の経済状況を数値化した指標のことだ。
あくまで一般的な話だが、発表された数値と市場の予想値の差が大きいほど相場が動く可能性は高い。
一方で発表地と予想値の差が小さい場合は、相場はあまり動かないことが多かった。
経済指標にはさまざまなものがあり、投資初心者だとどれに注目すべきか迷ってしまう方もいるだろう。
FXを行ううえでとくに注目すべきなのが「米国雇用統計」「消費者物価指数(CPI)」「ISM製造業景況指数」の3つだ。
米国雇用統計は経済指標の中で、最も注目されている指標だ。原則、毎月第1金曜日に労働省労働統計局が発表している。
米国雇用統計は、為替相場だけでなく金融市場全体が注目している。米国の雇用は日本と比較した場合、リストラが容易である。
そのため、米国雇用統計は米国企業のリアルな景況感を反映しやすく、個人消費にも影響を与えやすい。
また米国雇用統計は利上げまたは利下げの判断にも強い影響を与える。雇用統計の発表前後で為替相場が1円以上動くケースは珍しくない。
消費者物価指数(CPI)は、毎月中旬頃労働省労働統計局から発表されている。
インフレを示すための指標で、消費者物価指数を確認すると、商品やサービスの価格がどのように変動しているのかがわかる。
近年は米国の消費者物価指数が急上昇し、FRBが利下げを急いだ結果「米ドル/円」が大幅に円安方向に動いた。
消費者物価指数にはいくつか種類がある。すべての商品やサービスの価格を含んだ「総合指数」。
天候や政治要因などにより、短期的に価格の変動が大きい「食品」や「エネルギー」を除いたコア指数がある。
専門家によって総合指数とコア指数どちらを重視するのかは異なる。ニュースで消費者物価指数を確認する際は、統合指数とコア指数どちらの話をしているのか確認しよう。
ISM製造業を提供指数は、毎月第1営業日にISM(全米供給管理協会)から発表される。
製造業350社の購買担当役員にアンケートを行い、その結果を指数化したものがISM製造業景況指数である。
基本的に50ポイントを上回れば景気が拡大している、一方で50を下回ると景気後退局面と判断する。
発表されるタイミングが最も早いので、先述した米国雇用統計の先行指標として利用されるケースも多い。
突発的な事件や経済イベント
主要国の政変や政治的な混乱な混乱、大手金融機関の破綻や経営危機など突発的な事件が発生した場合も、スプレッドは拡大しやすい。
近年では新型コロナウイルスの感染拡大がスプレッドに大きな影響を与えた。
また主要国の要人の突然の辞任や、注目度の高い国際会議での予期せぬ決定でもスプレッドが広がりやすくなる。
上記のような事件やイベントが起こると、為替レートが一方方向に変動しやすくなるため、流動性が失われやすい。
市場を落ち着かせ、流動性を取り戻すために、スプレッドを広げる対応が取られることもある。
取引量が少なく時間帯
取引量が少なくなるクリスマスや年末年始、日本時間の午前6時〜8時頃はスプレッドが拡大しやすい。
取引参加者が少なくなると、売買の注文量が減り、市場の流動性が低下する。
取引量が少なくなると少額の取引でも、価格に大きな影響を与えるため、スプレッドが広がりやすくなる。
外為どっとコムのレバレッジは1倍〜25倍まで


FXの魅力はレバレッジをかけ、投資資金以上の取引ができることだ。本項では外為どっとコムのレバレッジについて以下の4つの観点から解説する。
- レバレッジとは
- 外為どっとコムは25倍で固定されている
- 外為どっとコムでレバレッジ取引をする理由
- レバレッジの注意点
レバレッジを有効に活用すると、少額で大きな利益を得られる可能性がある。ただしレバレッジの使い方を間違えると、大きな損を被るリスクもある。
そのため、ここでレバレッジについて学び、適切な使い方を覚えてほしい。
レバレッジとは
レバレッジとは「てこの原理」という意味がある。レバレッジを活用すれば、少ない投資資金でも大きな取引ができる。
またレバレッジを次のように解釈する専門家もいる。レバレッジとは「抱えているポジションの額」と「そのポジションを持つために必要な証拠金」の比率という考え方だ。
証拠金とはそのポジションを維持するために、FX会社から拘束されるお金である。
レバレッジは高い方が拘束される資金は少なく、レバレッジを活用しなければ多額の投資資金がないと取引ができなくなる。
仮に26万円の投資資金を持っている方が、「米ドル/円」の為替レートが「1ドル=125円」のときに10,000通貨を購入すると、125万円のポジションを持てる。
このときレバレッジが25倍であれば拘束される証拠金は5万円(125万円÷25倍)である。
一方でレバレッジが5倍のケースも考えてみよう。レバレッジが5倍だと必要な証拠金は、25万円(125万円÷5倍)にまで増える。
つまりレバレッジが5倍だと余剰資金が1万円(投資資金26万円-証拠金25万円)しかないことになる。
10,000通貨のポジションを持っていれば、「米ドル/円」の為替レートが1円変動するだけで、1万円分の動きになる。
要するにこのケースでレバレッジが5倍だと、1円分の損失しか許容できないという状況だ。
許容できる損失額が小さいと、強制ロスカットされるリスクが高まり、思惑とおりの取引が難しい。
外為どっとコムは25倍で固定されている
外為どっとコムのレバレッジは1倍〜25倍の範囲で設定ができる。国内のFX会社は金融庁の規制によりレバレッジの最大は25倍までと決められている。
レバレッジが25倍とは、100万円の証拠金で2500万円分の取引を行えるということだ。
そもそもレバレッジは下記の方法で求められる。
【レバレッジの計算方法】
要するに現在の為替レート×取引数量で取引金額が求められる。求めた取引金額を保証金で割ると、保証金の何倍で取引しているかがわかる。すなわちレバレッジの倍率がわかる。
たとえば「米ドル/円」が「1ドル=125円」のときに、保証金25万円で、10,000通貨の取引を行った場合の取引金額は125万円(10,000通貨×125円)だ。
保証金は25万円なので、レバレッジは25倍(125万円÷25万円)と求められる。
投資家が変更できるのは取引数量と保証金だ。この2つを増減させて、レバレッジの倍率を変更させる。仮に取引数量が5,000通貨の場合のレバレッジは2.5倍だ。
為替レートは投資家では変えられない数値だ。そのため上記2つの数値を変更して、レバレッジを調整する。
外為どっとコムでレバレッジ取引をする理由
外為どっとコムでレバレッジ取引をする理由は、投資資金を効率よく使うためだ。つまり小さな投資試験でも大きな利益が狙える。
また為替レートがあまり変動しない相場でも、多額の利益を目指せるといえる。
レバレッジ1倍と5倍の例で、利益額の違いをシミュレーションしてみよう。
「1ドル=100円」のときに10,000米ドルの取引をするケースで考えてみよう。取引金額は「1万米ドル×100円」で、100万円分の取引をすることになる。
このときの保証金が100万円であれば、レバレッジは1倍(100万円÷100万円)だ。
上記のケースで「1ドル=110円」になったときに、1万米ドルを売却すると、10万円(値上がり幅10円×取引数量10,000米ドル)の利益が得られる。
同条件で取引数量を50,000米ドルにした場合、500万円(100円×50,000米ドル)も取引を行うことになり、保証金が同様に100万円だとすると、レバレッジは5倍(500万円÷100万円)だ。
同様に「1ドル=110円」のとき50,000米ドルを売却すると、50万円(値上がり益10円×取引数量50,000米ドル)の利益になる。
このケースで見てわかるように保証金の金額が同じでも、レバレッジを活用することで大きな利益が狙えるとわかる。
レバレッジの注意点
先ほどの例を見てもわかるようにレバレッジを活用すれば、多額の利益を期待できる。
しかし為替レートが予想どおりに動かないと、大きな損失を被ることになる。想定どおりの動きにならない場合のリスクにも十分気を配らなければならない。
またしっかりと資金管理をできていない方が、レバレッジを活用すると、ロスカットによる取引終了のリスクが高くなる。
たとえば投資資金1万円でレバレッジを20倍にして、20万円分の外貨を買ったとする。
このとき為替レートが5%想定外の方向に動くだけで、あなたの1万円がすべてなくなってしまい、強制ロスカットに合う可能性が高まる。
レバレッジを上手に活用すれば効率よく資金を増やせるが、使い方を間違えると強制ロスカットにより、投資資金が一気になくなってしまう。
そのためレバレッジを活用する際は、ご自身のリスク許容度の把握と資金管理が非常に重要だ。
外為どっとコムのスワップポイントは午前7時以降にもらえる!


外為どっとコムのスワップポイントのスワップポイントについて、以下4つの視点から解説する。
- スワップポイントとは
- 外為どっとコムのスワップポイントは午前7時以降にもらえる
- 外為どっとコムのスワップポイントの計算方法
- 外為どっとコムのスワップポイントの確認方法
スワップポイントはポジションを保有しているだけで受け取れる。そのため、スワップポイントを目的でFX取引を始める方もいる。
ここではスワップポイントの基本について説明するため、FXに慣れていない方は参考にしてほしい。
スワップポイントとは
スワップポイントとは「スワップ金利」とも呼ばれる。金利の高い国の通貨を買い、金利の安い通貨を売ることで、スワップポイントは受け取れる。
2024年10月時点の日本の政策金利は0.25%、米国は5%、金利差は4.75%である。日本と米国の政策金利が変わらない限り、4.75%のスワップポイントが毎日受け取れる。
各国の政策金利は景気やインフレの状況により変わっていく。金利が今後どのように動くかを知るためには、先述した経済指標を確認する必要がある。
外為どっとコムのスワップポイントは午前7時以降にもらえる
外為どっとコムのスワップポイントは冬と夏で受け取れる時間が変わってくる。
そもそもスワップポイントを受け取るためには、当営業日のニューヨーククローズ(冬時間6時55分、夏時間5時55分)をまたいでポジションを保有する必要がある。
条件を満たすと翌営業日のオープン(冬時間7時10分、夏時間6時10分)に受け取れる。
ただし、土日分のスワップポイントは木曜日のニューヨーククローズ(冬時間7時10分、夏時間6時10分)をまたいだ場合に3日分付与される。
外為どっとコムのスワップポイントの計算方法
外為どっとコムのスワップポイントの計算方法について改めて整理しておこう。スワップポイントは毎日受け取れる。
1日分のスワップポイントの計算式は下記のとおりだ。
【スワップポイントの計算式】
では実際に、上記の計算式を用いて1日あたりに受け取れるスワップポイントを計算してみよう。
- 取引数量:10,000通貨
- 取引する通貨:米ドル/円
- 金利差:4.75%
- 1ドル=145円
この条件を計算式に当てはめると、1日あたりに受け取れるスワップポイントは、およそ189円(10,000通貨×4.75%÷365×145円)である。
1年間条件が変わらないとすると、およそ6万9,000円のスワップポイントが受け取れる。
次に高金利通貨として有名なトルコリラで、スワップポイントを計算してみよう。
- 取引数量:10,000通貨
- 取引する通貨:トルコリラ/円
- 金利差:49.75%
- 1トルコリラ=4.4円
上記の条件で計算すると、1日あたりに受け取れるスワップポイントは、およそ60円(10,000通貨×49.75%÷365日×4.4円)である。
つまり1年間でおよそ22,000円ものスワップポイントが受け取れる。
1日あたりに受け取れるスワップポイントは、上記の計算式を用いれば誰でも簡単に計算できる。スワップポイントを上手に活用すれば、不労所得になり得る。
スワップポイントに興味のある方は、ご自身で取引したい通貨ペアのスワップポイントを計算してみてほしい。
外為どっとコムのスワップポイントの確認方法
スワップポイントを計算するための金利は、インターバンク市場の短期金利Tomorrow NEXT(トモネ)である。
トモネは日々変動するため、スワップポイントを正確に計算しようとするならば、毎日確認しなければならない。
外為どっとコムでは、以下の流れで当日のスワップポイントを確認できる。
- レートパネル画面の右上【MENU】を選択する
- 表示モードの選択から【保証金・スワップ買/売(/1Lot)】を選択する
また過去のスワップポイントは、スワップポイントカレンダーからチェックできる。
スワップポイントカレンダーでは、直近のスワップポイントと月ごとのスワップポイントが確認できる。
またスワップポイントのキャンペーン情報も記載されているため、お得にスワップポイント目的の投資を行いたい方は参考にしてほしい。
スワップポイントの注意点とリスク
スワップポイントは不労所得になり得るため、個人のトレーダーから人気だ。しかし以下のような注意点とリスクもある。
- スワップポイントがマイナスになる
- 高金利通貨は為替変動リスクが高い
- スワップポイントの利益も課税対象になる
- スキャルピングやデイトレードではスワップポイントが受け取れない
これらの注意点とリスクを知っておかないと、損失を被るリスクがある。スワップポイント目的でトレードを行いたい方は、下記に記載する注意点とリスクを把握しておこう。
スワップポイントがマイナスになる
スワップポイントは、各国の政策や金利動向によって、マイナスになるケースがある。スワップポイントがマイナスになることを「マイナススワップ」と呼ぶ。
そのためトレード当初は、スワップポイントをもらえていても、各国の利上げや利下げによって。金利差が縮小し、スワップポイントを支払わなければならないケースもある。
スワップポイントは日々変動しているため、日々チェックすることが重要だ。とくに高金利通貨を発行している国の政策は、変動しやすいためこまめに確認しよう。
高金利通貨は為替変動リスクが高い
高金利通貨はその他の通貨で比較すると、為替変動リスクが高い。
たとえば、スワップポイント目的でトレードされやすい南アフリカランドやトルコリラなどの新興国通貨をトレードする場合は注意が必要である。
基本的に新興国は先進国に比べ信用力がないため、高金利にしないと海外からの投資を呼び込めない。
ただし、高金利の国はインフレが進行しやすく、利下げによって通貨の価値が下落しやすいという特徴がある。
たとえば高金利で有名なトルコリラは、2007年10月5日時点で「1トルコリラ=98.38円」だったが、2024年11月16日の終値は「1トルコリラ=4.3910円」だ。
つまり17年間でトルコリラの価値は、1/22まで下落している。
そのためスワップポイントを多くもらえたとしても、通貨の価値が下がってしまうと、円に換算したときの価値が低くなってしまう。
つまり為替差損を被ってしまうということだ。
スワップポイントの利益も課税対象になる
スワップポイント得た利益は課税対象となる。
スワップポイントによる利益の税法上の取扱いは「先物取引に係る雑所得」のため、FX取引の為替損益と合算のうえ、確定申告が必要だ。
税率は為替損益との合計額に対して20.315%である。スワップポイントの利益に対する税金は、証券会社が源泉徴収してくれないため、トレーダー自らが行わなければならない。
申告を怠ったり忘れたりすると、無申告加算税や延滞税を追加で納めなければならないリスクがあるため、FXのトレードを通じて利益が出たら必ず確定申告を行おう。
なお、FX取引の損益がマイナスの場合は、確定申告を行うと、3年間その損失を繰り越せる。つまり損失が出た後の3年間利益が出たとしても、支払う税金を軽減できる。
そのため損益がマイナスであっても、確定申告を行うメリットはある。
スキャルピングやデイトレードではスワップポイントが受け取れない
スキャルピングやデイトレードは当日決済するため、ポジションの持ち越しを行わない。
つまり当日決済することになり、前述した当営業日のニューヨーククローズ(冬時間6時55分、夏時間5時55分)をまたいでポジションを保有していないため、スワップポイントは付与されない。
そのため為替差益を狙うトレードと、スワップポイントを目的としたトレードのどちらも行う方は、ポジションの保有状況に注意しなければならない。
外為どっとコムと他のFX会社(口座)の違い


これまでは外為どっとコムの特徴を解説してきた。ただ他社のFX口座と比較した場合、どのような特徴があるのか気になる方もいるだろう。
ここでは他のFX会社との違いを明確にしたうえで、外為どっとコムで口座開設すべき方の特徴について述べる。
他のFX会社との違い
まずは他のFX会社との違いについて見ていこう。主な違いは以下の3つだ。
- FX積立が可能
- 勉強に使えるコンテンツが多い
- 各種取引手数料が無料
FX積立が可能
外為どっとコムは、FX積立にも対応している。
そもそもFXには為替差益で大きな利益を狙うトレード手法と、スワップポイントでコツコツ小さく履歴を積み重ねる投資手法がある。
先述したように、外為どっとコムは外貨積立サービス「らくつむ」を提供している。「らくつむ」では、1通貨からトレードが始められる。
そのためトレードする通貨ペアによっては、100円以下からトレードがスタート可能である。少額からFX取引ができるため、投資は初めて、投資資金が心許ないという人にもおすすめだ。
「らくつむ」でトレードトレードできるのは下記の10通貨ペアだ。
- 米ドル/円
- 豪ドル/円
- ポンド/円
- NZドル/円
- カナダ/円
- 南アランド/円
- トルコ/円
- 人民元/円
- メキシコペソ/円
- 露ルーブル/円
購入頻度は「毎日」「毎週」「毎月」3種類から選択できる。またレバレッジは1倍・2倍・3倍から選べ、通常のFX取引のレバレッジは25倍のため、比較的低リスクで投資ができる。
外貨預金とは異なり満期がないため、いつでも買いましたと売却ができる。また万が一金融機関が負担したとしても外貨預金では、顧客の資産は保全されない。
しかし「らくつむ」では区分管理しているため、万が一の事態が生じても全額が保全される。
加えて税金面でも有利だ。外貨預金の為替差益は最大で55%の税金がかかる。
一方で「らくつむ」税率は一律(20.315%)のため、大きな利益が出ても低負担を抑えられる。
勉強に使えるコンテンツが多い
外為どっとコムは他のFX会社と比べて、勉強に使えるコンテンツが豊富だ。初心者から上級者どちらのニーズも満たせるコンテンツが揃っている。
とくに投資初心者向けのコンテンツが充実しており、FXの基礎基本から学べる動画・記事・セミナーが準備されている。
FX初心者向けの情報が充実している「マネ育チャンネル」、最新のトレンドやニュースが学べる「公式YouTube」、専門家の見解を学べる「セミナー」などのコンテンツがある。
FXで利益を上げるためには、為替相場の仕組みや市場動向を理解するなど、多岐にわたる知識が求められる。
外為どっとコムのコンテンツは、投資家のレベルに合わせてさまざまなコンテンツを提供している。これらのコンテンツを活用すれば、効率的にFXの知識を深められる。
各種取引手数料が無料
外為どっとコムでは、以下の6つの手数料が無料である。
- 取引手数料
- 口座維持手数料
- 出金手数料
- 口座開設手数料
- クイック入金手数料
- ロスカット手数料
上記の手数料が無料なため、口座開設から取引、入出金まで投資家に一切無駄なコストが発生しない。
とくに「ロスカット手数料が無料」は、有料としているFX会社が多いため、非常に大きな強みといえる。
多くのFX会社では、急激な相場変動によりロスカットが発生した際に手数料が課される。しかし、外為どっとコムではロスカット時でも余計なコストを負担する必要はない。
したがって、予期せぬ市場変動があったとしても、追加コストを心配せずに安心して取引を続けられる。
外為どっとコムで口座開設すべき方
外為どっとコムで口座開設すべき方の特徴は以下の3つだ。
- FXの基礎から勉強したい方
- FX積立を行いたい方
- マイナー通貨の取引を行いたい方
前述のとおり、外為どっとコムは為替レポートや経済ニュースを豊富に提供している。そのため、初心者から上級者まで、あらゆる方のニーズを満たせるコンテンツが充実している。
とくに投資初心者向けの情報が豊富で、基礎からFXについて学びたい方におすすめの会社である。
外為どっとコムは、1通貨から積み立てが可能な「らくつむ」を提供しており、少額から始める長期投資に適している。「らくつむ」を活用すれば、少額からFXを始められる。
外為どっとコムは30種類の通貨ペアを提供している。主要国の通貨から、高金利が新興国通貨、マイナーな通貨ペアまで取り扱っており、あらゆるニーズに応えられる。
また投資できる通貨ペアが多いと、効果的な分散投資が行えるため、リスク分散を積極的に行いたい投資家にもおすすめである。
外為どっとコムは情報収集の面でも、少額投資の面でも、幅広いニーズに応えられるサービスを提供している。
初心者・上級者を問わず満足度が高いため、多くの方におすすめできるFX会社である。
外為どっとコムで開催中のキャンペーン


外為どっとコムは定期的にお得なキャンペーンを開催している。新規の口座開設で使えるキャンペーンもあるので、これらを活用すれば最大で100万円以上得することもできる。
ここでは開催中のキャンペーンを以下6つ紹介する。
- 『外貨ネクストネオ』口座開設キャッシュバックキャンペーン
- 業界最狭水準スプレッドキャンペーン
- 150万円山分け!のりかえ・おかえりキャンペーン
- スワップポイント最大30%増額キャンペーン
- 大還元キャッシュバックキャンペーン
- らくらくFX積立お試しキャンペーン
キャンペーンの情報は2024年10月時点のものだ。最新情報を知りたい方は、公式サイトを確認してほしい。
『外貨ネクストネオ』口座開設キャッシュバックキャンペーン
下記の条件を満たしたうえで「外貨ネクストネオ」の口座開設を行うと、最大合計で1,002,000円が、キャッシュバックされるキャンペーンが開催されている。条件は以下の4つだ。
- 「外貨ネクストネオ」の口座を新規で開設する
- 本キャンペーンにエントリーする
- 「外貨ネクストネオ」にて10,000通貨以上の新規注文の取引を1回行う
→2,000円キャッシュバックされる - 「外貨ネクストネオ」の新規注文の取引量に応じて、1,000円〜1,000,000円がキャッシュバックされる
取引量とキャッシュバックされる金額の関係は下記の表を確認してほしい。
対象取引期間中の「外貨ネクストネオ」の新規注文の取引量 (30通貨ペア合計) | キャッシュバック金額 |
---|---|
20万通貨以上〜100万通貨未満 | 1,000円 |
100万通貨以上〜500万通貨未満 | 3,000円 |
500万通貨以上〜1,000万通貨未満 | 10,000円 |
1,000万通貨以上〜100,000万通貨未満 | 100万通貨ごとに1,000円 |
100,000万通貨以上 | 1,000,000円 |
ただし露ルーブル/円のみ、適用条件の10倍の取引量が必要になる。
仮に「米ドル/円」を8,000万通貨取引した場合は、8万2,000円のキャッシュバックが受けられる。
内訳は下記のとおりだ。
- 10,000通貨以上の新規注文を1回
- 2,000円
- 取引量に応じたキャッシュバック
- 80,000円(8,000万通貨÷100万通貨×1,000円)
- 合計
- 8万2,000円
また「らくつむ」で1回以上の定期買付を行うと、1,000FXポイントがプレゼントされるキャンペーンも行われている。
FXポイントは「らくつむ」の買付注文時に「1ポイント=1円」として利用ができる。ポイントを活用すれば現金を使わずに投資が可能だ。
このキャンペーンの対象期間は「口座開設月〜翌月末」までだ。
具体的には外為どっとコムが口座開設完了メールを送信した時点、または「【転送不要】簡易郵便」を受け取った時点からキャンペーンが適用される。
たとえば口座開設月が2024年10月の場合は、2024年10月1日午前6時00分〜2024年12月1日午前6時59分までが、キャンペーンの対象期間である。
業界最狭水準スプレッドキャンペーン
現在外為どっとコムでは、全9通貨ペアのスプレッドが狭くなっている。「南アフリカランド/円」や「トルコリラ/円」など、個人投資家に人気の通貨ペアも対象だ。
具体的には下記の9通貨ペアが対象だ。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
南アフリカランド/円 | 0.3銭 |
トルコリラ/円 | 1.5銭 |
英ポンド/円 | 0.9銭 |
ユーロ/円 | 0.4銭 |
ユーロ/米ドル | 0.3pips |
NZドル/円 | 0.7銭 |
豪ドル/円 | 0.5銭 |
豪ドル/米ドル | 0.4pips |
カナダドル/円 | 0.6銭 |
※原則固定、例外あり
キャンペーンの対象期間は「2024年10月7日午前9時00分〜2024年11月2日午前3時00分」である。
またこのキャンペーンは、外貨ネクストネオの講座をお持ちの方であれば誰でも適用される。
少しでもお得にトレードしたい方は、このキャンペーンを活用しよう。
150万円山分け!のりかえ・おかえりキャンペーン
このキャンペーンでは「のりかえ」または「おかえり」の対象者限定で、150万円を山分けするキャンペーンが実施されている。
- 「のりかえ」の対象者
- これまで他社で取引しており、外為どっとコムの口座を保有していない方
- 「おかえり」の対象者
- すでに「外貨ネクストネオ」を開設済みで、所定の無取引期間に「外貨ネクストネオ」で取引していない方
※所定の無取引期間とは、2024年7月8日午前7時00分〜2024年10月5日午前5時55分を指す
- すでに「外貨ネクストネオ」を開設済みで、所定の無取引期間に「外貨ネクストネオ」で取引していない方
キャンペーンの条件は以下の3つである。
- 本キャンペーンにエントリーする
- キャンペーン期間中に10万円以上入金する
- 「外貨ネクストネオ」で1,000Lot(100万通貨)以上の新規取引を行う
- ただし「米ドル/円」「南アフリカランド/円」「メキシコペ/ソ円」
上記の条件を満たすと、現金150万円をキャンペーン条件達成者の新規取引Lot数に応じて山分けする。つまり新規取引Lot数が多いほど、受け取れる現金は多くなる。
ただし、1Lotあたりのキャッシュバック金額は最大で1円なので注意が必要だ。
たとえば20,000Lotの取引を行い、キャンペーン対象者の合計取引が150万Lotの場合、1ロットあたりのキャッシュバック金額は1円となる。
つまり合計で2万円(1円×20,000Lot)のキャッシュバックが受けられる。
※上記のシミュレーションはあくまで一例だ。対象者の合計取引量によって、1Lot当たりにキャッシュ金額は増減することには注意しよう。
キャンペーンの対象期間は「2024年10月7日午前7時00分〜2024年11月30日午前6時55分」である。
またキャンペーン特典の入金時期は、2024年12月末頃を予定している。
スワップポイント最大30%増額キャンペーン
本キャンペーンでは、対象期間中に「外貨ネクストネオ」で「トルコリラ/円」の買ポジションまたは、「米ドル/トルコリラ」「ユーロ/トルコリラ」の売ポジションを持った場合、スワップポイントが上乗せされる。
上乗せの割合は、過去4週間の平均スワップポイントに対し10%〜30%だ。ただし、上乗せ分の上限は通貨ペアごとに10万円である。
上乗せ利用率は下記のとおりだ。
- トルコリラ/円
- 受取スワップポイント平均値の30%
- 米ドル/トルコリラ
- 受取スワップポイント平均値の10%
- ユーロ/トルコリラ
- 受取スワップポイント平均値の10%
またポジションの保有は、キャンペーン中の各営業日(月〜金)のクローズ(取引終了時刻)をまたがなければならない。
キャンペーン期間は「2024年10月7日午前7時00分〜2024年11月2日午前5時55分」だ。キャンペーン期間終了後にまとめて入金される。
大還元キャッシュバックキャンペーン
このキャンペーンでは「外貨ネクストネオ」にて指定通貨ペアの新規注文の取引量に応じて、最大200万円相当のFXポイントのプレゼント、または現金100万円がキャッシュバックされる。
キャンペーンの対象となるのは14通貨ペアだ。
対象の通貨ペアを4グループに分け、グループごとの新規取引量が「10,000通貨」の倍数に到達するたび、FXポイントのプレゼントまたは現金がキャッシュバックされる。
通貨ペアとグループ、プレゼントの概要は下記の表を参照してほしい。
通貨ペアグループ | 対象通貨ペア | 10,000通貨=10Lotあたりにプレゼントされる特典 |
---|---|---|
Aグループ | 米ドル/円 南アフリカランド/円 メキシコペソ/円 | 現金:1円 FXポイント:1ポイント |
Bグループ | ユーロ/円 ユーロ/米ドル 豪ドル/円 豪ドル/米ドル NZ/円 カナダドル/円 | 現金:2円 FXポイント:4ポイント |
Cグループ | 英ポンド/円 英ポンド/米ドル | 現金:5円 FXポイント:10ポイント |
Dグループ | トルコリラ/円 米ドル/トルコリラ ユーロ/トルコリラ | 現金:10円 FXポイント:20ポイント |
先述のとおりこのキャンペーンの特典の上限は、すべてのグループで現金を選択した場合は100万円、FXポイントを選択すると200ポイントだ。
キャンペーン期間は「2024年10月7日午前7時00分〜2024年11月2日午前5時55分」だ。期間中のエントリーも必須なので、忘れないようにしよう。
らくらくFX積立お試しキャンペーン
らくらくFX積立(らくつむ)の口座開設するだけで、FXポイントが200ポイントもプレゼントされるキャンペーンが行われている。
本キャンペーンは、口座開設後すぐに「らくつむ」で使用できるFXポイントが進呈される。
キャンペーン期間は「2024年10月1日午前6時00分〜2025年4月1日午前5時59分」だ。お得に少額FX取引をスタートしたい方は、本キャンペーンを活用しよう。
また「外貨ネクストネオ」の口座をすでに解説している方でも、新規で「らくつむ」の口座開設を行う方も対象者だ。
外為どっとコムの特徴を理解して口座開設しよう


この記事では、外為どっとコムの特徴や利用するメリット・デメリット、他のFX会社との違いを解説した。
外為どっとコムは、FX初心者に最適な取引サービスを提供している。1,000通貨単位から取引が可能で、少額からでもFXをスタートできる。
また、外為どっとコムは「外貨ネクストネオ」や「らくつむ」といったサービスを提供しており、それぞれの投資スタイルに応じて選択可能だ。
とくに外貨ネクストネオは、最大25倍の高レバレッジに対応しており、大きな利益を狙いたい方に適している。
一方で「らくつむ」は1通貨から積立が可能で、少額からコツコツ利益を積み重ねたい方におすすめである。
さらに、外為どっとコムはサポート体制も充実しており、6年連続で最高評価を得ている。
初心者向けの学習コンテンツも豊富で、基本から学べるセミナーや動画があるため、FXに不慣れな方でも基礎から投資について学べる。
外為どっとコムは、機能面とサービス面のどちらにおいても、投資初心者におすすめできるFX会社だ。
これからFXを始めたい方は、ぜひ外為どっとコムの口座開設を行ってほしい。口座開設を下記のリンクから行える。