- LINE FXの特徴が知りたい
- LINE FXのメリットや注意点が知りたい
- LINE FXの利用方法や便利な機能について詳しく知りたい
LINEアプリから手軽に口座開設やFX取引が行えるLINE FX。投資経験がない人でも気軽に利用しやすいことが魅力のFX会社だ。
本記事では、実際に利用しているユーザーからの評判を紹介しながらLINE FXの特徴について解説していく。
他のFX会社との比較についても紹介するので、口座開設を行う際の参考にしていただきたい。
LINE FXはどんなサービス?概要と特徴を解説!

まずは、LINE FXの特徴や概要について項目別に紹介していこう。
サービス概要
LINE FXは、LINE証券株式会社が提供するFXサービスである。
LINE証券は以前は株式や投資信託、CFDなどの金融商品を取り扱っていたが、事業再編に伴い取扱商品が大きく変化している。
株式や投資信託は2024年8月に野村證券へ移管され、CFDは2024年3月にサービス提供が終了している。
現在はFXサービスの提供に特化しており、よりプラットフォームの機能を向上させるなどさまざまなアップデートが行われているところだ。
LINE証券は、LINEヤフー株式会社のグループ会社のひとつであることから、LINE FXではLINEアプリとの連携が充実していることが特徴である。
FXと聞くと「難しそう」と感じる人もいるかもしれないが、LINE FXではよりシンプルで分かりやすい取引サービスの提供が行われており、初心者でも利用しやすいFXサービスといえる。
取引ルール
FXでは各業者によって取引ルールが定められている。
取引ルールでは、トレードが行える時間帯や取引手数料など重要な項目が定められているため、必ず口座開設を行う前にチェックしておこう。
項目 | 概要 |
---|---|
取引手数料 | 無料 |
取引単位 | 1,000通貨 |
取扱通貨ペア数 | 23通貨ペア |
最大レバレッジ倍数 | 25倍 |
強制ロスカット水準 | 証拠金維持率100% |
取引時間 | 月曜日:7:00~翌日6:50 火曜~金曜日:7:10~翌日6:50 (米国サマータイム) 月曜日:7:00~翌日5:50 火曜~金曜日:6:10~翌日5:50 |
注文方法 | ストリーミング注文 成行注文 指値注文 逆指値注文 OCO注文 IFD注文 IFD-OCO注文 全決済注文 |
入出金方法 | 【入金】 クイック入金 振込入金 【出金】 振込出金 |
取扱通貨ペア
LINE FXでは、全部で23通貨ペアを取り扱っている。詳細は下記の通りだ。
- 米ドル/円(USD/JPY)
- ユーロ/円(EUR/JPY)
- ポンド/円(GBP/JPY)
- 豪ドル/円(AUD/JPY)
- NZドル/円(NZD/JPY)
- カナダドル/円(CAD/JPY)
- スイスフラン/円(CHF/JPY)
- 南アフリカランド/円(ZAR/JPY)
- メキシコペソ/円(MXN/JPY)
- トルコリラ/円(TRY/JPY)
- ユーロ/米ドル(EUR/USD)
- ポンド/米ドル(GBP/USD)
- 豪ドル/米ドル(AUD/USD)
- NZドル/米ドル(NZD/USD)
- ユーロ/ポンド(EUR/GBP)
- ユーロ/豪ドル(EUR/AUD)
- ポンド/豪ドル(GBP/AUD)
- ユーロ/NZドル(EUR/NZD)
- ポンド/NZドル(GBP/NZD)
- 豪ドル/NZドル(AUD/NZD)
- 米ドル/スイスフラン(USD/CHF)
- ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)
- ポンド/スイスフラン(GBP/CHF)
比較的マイナー通貨の取り扱いは少ないものの、米ドルやユーロ、ポンドなどメジャー通貨は一通り取り揃えられている。
また、クロス円の通貨ペアだけでなくクロス通貨のペアも充実しており、「ドルストレートで取引したい」という人にも使いやすいFXサービスといえる。
スプレッド
LINE FXでは、原則固定のスプレッドが用いられている。ここでは、メジャー通貨ペアのスプレッドを確認しよう。
通貨ペア | 原則固定スプレッド AM9:00~翌日AM5:00 | 左記以外のスプレッド幅 AM5:00~AM9:00 |
---|---|---|
米ドル/円(USD/JPY) | 0.2銭 | 0.2~3.6銭 |
ユーロ/円(EUR/JPY) | 0.4銭 | 0.5~10.0銭 |
ポンド/円(GBP/JPY) | 0.7銭 | 1.0~12.0銭 |
豪ドル/円(AUD/JPY) | 0.5銭 | 0.7~12.0銭 |
NZドル/円(NZD/JPY) | 0.7銭 | 1.2~12.0銭 |
原則固定のスプレッドについては低い水準に抑えられており、コストを低減しながらトレードを行うことができる。
ただし、AM9:00〜翌日AM5:00のコアタイム以外の取引についてはスプレッドが広がりやすいため注意しよう。
スワップポイント
FXでは、高金利通貨の取引でスワップポイントが受け取れることも魅力のひとつだ。
スワップポイントとは2ヶ国間の金利差で、金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買うと、その金利差を利益として受け取ることができる。
その反対に、金利の高い通貨を売って金利の低い通貨を購入すると、その差額分を支払う必要がある。
ここでは、高金利通貨として知られる「メキシコペソ」「トルコリラ」「南アフリカランド」の1日あたりのスワップポイントを紹介しよう。
通貨ペア | 売り | 買い |
---|---|---|
メキシコペソ/円(MXN/JPY) | -27 | 22 |
トルコリラ/円(TRY/JPY) | -49 | 39 |
南アフリカランド/円 (ZAR/JPY) | -21 | 16 |
スワップポイントの受け取りは、売買以外で利益を得る方法になる。
スワップポイントの水準は各FX会社が独自に定めているため、高金利通貨で取引する際は、複数のFX会社を比較することがおすすめだ。
LINE FXのメリットは?

LINE FXには、主に次のようなメリットが挙げられる。
- 取引コストが安価
- LINEアプリとの連携が充実している
- 口座開設手続きが簡単
- 頻繁に機能がアップデートされる
- 取引画面がシンプルで分かりやすい
- 「TradingView」が利用できる
それぞれくわしく解説していこう。
メリット①取引コストが安価
LINE FXでは、取引手数料が無料であることに加えて、入出金手数料も無料となっている。
FX会社によっては、入出金手数料が発生するケースも珍しくない。1回あたりの手数料はそれほど変わらなくても、取引回数が多くなるほどコストの差も大きくなる。
なるべく資金効率を上げて取引を行うためには、よりコストを低く抑えることが大切だ。
また、FXではスプレッドによるコストにも注視したい。
国内のFX会社はほとんどが取引手数料を無料としているが、実際はスプレッドと呼ばれるコストを投資家が負担している。
このスプレッドはFX会社が自由に定めているため、同じ通貨ペアを取引する場合でも利用する業者によって発生するコストが異なる。
LINE FXでは原則固定のスプレッドが導入されており、大手FX業者と比較しても低コストといえる水準となっている。コストを重視する人は、LINE FXの利用がおすすめだ。
メリット②LINEアプリとの連携が充実している
LINE FXの大きな魅力は、LINEアプリとの連携機能である。
たとえば、市況が大きく急変したときや経済指標が発表されたときなどは、LINEアプリで通知を受け取ることができる。LINEアプリで通知される内容は下記の通りだ。
- 為替相場に関するニュース
- 売買シグナル
- 経済指標の発表
- 市場の急変
- 約定完了
- 注文有効期限切れ
- 指定レートの到達
- 入出金完了
FXでは「マーケットを常に監視する必要がある」というイメージがある人も多いかもしれない。
しかし、LINE FXではあらかじめ指定したレートに到達すると、LINEアプリでお知らせが届くので、値動きを追っていないときでも取引チャンスを逃す心配がない。
また、取引画面はLINEアプリから遷移することもできる。わざわざブラウザやアプリを開く必要がないので、外出先や移動中などの隙間時間でもサッと取引を完了できるメリットがある。
メリット③口座開設手続きが簡単
LINE FXでは、最短3分で口座開設手続きが完了する。
口座開設では、「LIQUID eKYC」という技術を使った本人確認を行っており、スマートフォンで顔写真と本人確認書類を撮影するだけで手続きが完了する。
運転免許証をコピーしたり、必要書類を郵送したりする手間がかからないので、「手続きが億劫」という人でも気軽に口座開設を行える。
また、LINE FXの口座開設では、郵送物なども送付されない。審査完了後はメールで通知が届くので、設定したログインIDとパスワードでログインするだけだ。
FX会社によっては登録住所あてに送られた郵便物を受け取る必要があるなど、なかなか口座開設を完了できないケースも少なくない。
その点、LINE FXは最短翌営業日に口座開設が完了するので、すぐに取引を開始したいときにも便利だ。
なお、LINE FXでは、口座開設手続きを行えるのがスマートフォンからのみとなっている。パソコンや書面では口座開設手続きが行えないので、あらかじめ留意しておこう。
メリット④頻繁に機能がアップデートされる
LINE FXでは、数ヶ月に一度のペースで機能のアップデートが行われている。下記表で直近に行われたアップデートを紹介しよう。
時期 | アップデート内容 |
---|---|
2024年10月 | LINE FXアプリにおけるチャート画面の改善 LINE FXアプリの約定照会画面へロスカットの表記を追加 |
2024年9月 | LINE FX Proにおけるクイック決済確認画面を省略できる機能の追加 |
2024年8月 | LINE FXアプリでの注文訂正時に損益概算を表示 |
2024年3月 | 決済注文時に指定できる注文数量の変更 |
この通りLINE FXでは、よりツールが使いやすくなるように機能の改善が行われている。
利用者の声を反映する体制が整っているため、もしツールを利用する際に「もっとこうしてほしい」といった要望がある場合は、ぜひ積極的にリクエストを出してみよう。
メリット⑤取引画面がシンプルで分かりやすい
LINE FXのツールは、取引画面がシンプルで分かりやすいことも特徴だ。
スマホアプリ「LINE FX」では、直感的に取引をしやすいようにデザインされており、投資家は「売り」や「買い」のボタンをタップするだけで注文を発注できる。
FXには「取引が難しそう」、「初心者にはハードルが高い」といったイメージを持つ人も多いのではないだろうか。
しかし、LINE FXであれば分かりやすいシンプルなツールで取引を進めることができる。
また、LINE FXのアプリでは、「同時に4つのチャートを表示できる」など機能面でも優れている。
通常のチャート画面に加えて「TradingView」も利用できるので、豊富なインジケーターや描画ツールを使った本格的なテクニカル分析も可能である。
最初はシンプルな取引画面で経験を積み、FXについて理解が深まったら「TradingView」を活用した本格的なトレードへ移行することもおすすめだ。
メリット⑥「TradingView」が利用できる
前述の通り、LINE FXでは「TradingView」を無料で活用することができる。「TradingView」とは、6,000万人を超える世界中のトレーダーが利用しているチャート分析ツールである。
LINE FXでは「TradingView」の機能を無料で提供しており、スマートフォンでもパソコンでも本格的なテクニカル分析に取り組むことができる。
LINE FXで利用できる主な機能は下記の通りだ。
- 80種類以上のインジケーター
- 50種類以上の描画ツール
- インジケーターを無制限に設定できる
- 通貨ペアやチャートの時間軸、インジケーターなどのショートカット機能
スマホアプリとパソコンツール「LINE FX Pro」のいずれも、画面上部に「TradingView」が表示されており、タップもしくはクリックするとチャート画面を切り替えられる。
ぜひ通常のツールと併せて活用してみよう。

LINE FXのデメリットは?

さまざまなメリットがあるLINE FXだが、一方で下記のようなデメリットも存在する。
- 取扱通貨ペアが限定的
- 最小取引単位が高め
- デモトレードが利用できない
- マーケット情報や分析ツールの提供が限られている
- 入出金の方法が少ない
それぞれくわしく解説していこう。
デメリット①取扱通貨ペアが限定的
LINE FXでは、下記23種類の通貨ペアを取り扱っている。
- 米ドル/円(USD/JPY)
- ユーロ/円(EUR/JPY)
- ポンド/円(GBP/JPY)
- 豪ドル/円(AUD/JPY)
- NZドル/円(NZD/JPY)
- カナダドル/円(CAD/JPY)
- スイスフラン/円(CHF/JPY)
- 南アフリカランド/円(ZAR/JPY)
- メキシコペソ/円(MXN/JPY)
- トルコリラ/円(TRY/JPY)
- ユーロ/米ドル(EUR/USD)
- ポンド/米ドル(GBP/USD)
- 豪ドル/米ドル(AUD/USD)
- NZドル/米ドル(NZD/USD)
- ユーロ/ポンド(EUR/GBP)
- ユーロ/豪ドル(EUR/AUD)
- ポンド/豪ドル(GBP/AUD)
- ユーロ/NZドル(EUR/NZD)
- ポンド/NZドル(GBP/NZD)
- 豪ドル/NZドル(AUD/NZD)
- 米ドル/スイスフラン(USD/CHF)
- ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)
- ポンド/スイスフラン(GBP/CHF)
通貨ペア数としては決して少なくないものの、通貨ペアを見るとややマイナー通貨が少ないように感じられる。
たとえば、他のFX会社では人民元や香港ドル、シンガポールドル、スウェーデンクローナなどを取り扱っているところも多い。
LINE FXでは米ドルやユーロなどメジャー通貨の取り扱いに偏っていることから、「取引の選択肢が少ない」と感じることもあるかもしれない。
デメリット②最小取引単位が高め
LINE FXでは、最小取引単位が1,000通貨となっている。仮に米ドル/日本円(1ドル=150円)でレバレッジをかけずに取引する場合、15万円の投資資金が必要となる計算だ。
FX会社によっては1通貨から取引ができるところもあるため、そうしたところと比較すると、「取引のハードルが高い」、「もっと気軽に投資したい」と感じる人もいるかもしれない。
特に、デイトレードなど短いスパンで取引を行うことを検討している人にとって、最小取引単位は重要なポイントだ。
LINE FXでは全通貨で共通して1,000通貨からの取引となっているので、複数の通貨ペアに分散したいときも資金面でのハードルが高いといえる。
LINE FXを利用する際は、ある程度まとまった投資資金を準備しておくと安心だ。
デメリット③デモトレードが利用できない
LINE FXでは、デモトレードの機能を提供していない。デモトレードとは、仮想の資金を使ってFXの取引を体験できるシステムだ。
本番に近い環境で取引できるので、事前にトレードの流れやツールの使用感を確かめられるメリットがある。
特に、FXの経験が浅い人にとっては、「いきなり自分の資金で取引するのが怖い」と感じることも少なくない。「取引が難しそう」と考えている人もいるだろう。
その点、デモトレードでは実際のお金を使わずにトレードができるので、事前にFXについての経験や知識を身につけることができる。
ただし、デモトレードの提供の有無はFX会社によって異なっており、LINE FXでは提供していない。
取引経験が浅い人は、いきなりまとまった資金を投資するのではなく、小ロットでの取引から始めてみることがおすすめだ。
デメリット④マーケット情報や分析ツールの提供が限られている
LINE FXでは、情報提供があまり豊富でない点もデメリットとして挙げられる。
常に相場が変動している為替市場では、経済指標の発表や政変、地政学的リスクなどによって大きく相場が急変することも珍しくない。
FXで安定した利益を出すためには、そうした情報をリアルタイムでキャッチする必要がある。
FX会社によってはニュース会社と提携するなど、積極的に情報提供を行うところも多い。また、著名なトレーダーによる動画解説などを提供しているところもある。
トレーダーにとっては取引と情報収集がワンストップで完結できるので、利便性が高いといえるだろう。
一方、LINE FXではそうした経済ニュースの提供にはあまり力を入れていないようだ。
公式サイトでは注目すべき経済イベントや経済指標の見通しなどの情報提供は行われているものの、リアルタイムでの情報配信は少ない。
LINE FXを利用する際は、他に情報収集の手段を確保しておくことがおすすめだ。
デメリット⑤入出金の方法が少ない
LINE FXでは、入出金の方法がやや限定的である。
まず、入金については「クイック入金」と「銀行振込」の2種類があるが、クイック入金に対応しているのは下記の金融機関のみとなっている。
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- PayPay銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- ゆうちょ銀行
メガバンクや大手ネット銀行などに限定されているため、「メインバンクとして使っている金融機関からクイック入金ができない」ということも想定される。
振込入金であればどの金融機関からも入金ができるが、反映までに時間がかかることや振込手数料がかかる点などデメリットも多い。
また、出金手続きについては当日に引き出すことができない。15時までに出金手続きを行った場合は翌営業日、それ以降の場合は翌々営業日に指定した口座へ振り込まれる。
「すぐに資金を引き出したい」というときには不便に感じられるだろう。
LINE FXの良い評判

実際にLINE FXを利用しているトレーダーにアンケート調査を行ったところ、主に下記のような良い評判が聞かれた。
- 取引画面が見やすい
- LINEアプリから口座開設が行える
- LINEアプリで通知が届く
- スプレッドが狭い
それぞれアンケート結果と共にくわしく紹介していこう。
取引画面が見やすい

圧倒的に操作性が良い点。使いやすいように画面構成が良く練られていると感じた。



取引ツールは使いやすくて直感的に使えるところが良いです。



直観的に分かりやすい高機能チャートで取引ができる。



アプリの使い勝手が良い。
LINE FXでは、取引画面の見やすさやツールの使いやすさに良い評判が聞かれた。
特にスマホアプリはシンプルな画面設計となっており、「直感的に使える」と評価されているようだ。
また、高機能なチャート機能で取引ができる点にもポジティブな意見が聞かれた。シンプルな取引から本格的な取引まで幅広いトレードに対応しているのは嬉しいポイントだ。
LINEアプリから口座開設が行える



LINEを利用している人においては、口座開設が便利でスムーズに行えました。



口座開設はLINEからできてとても楽だった。



LINEアプリがスマホに入ってる人なら申し込み、取引がすぐ行えるのが最大の魅力です。アプリの下のところからLINE FXをクリックするだけで取引画面に行けます。



LINEさえあれば口座開設がスムーズ。
LINE FXでは、LINEアプリから口座開設が行える利便性にも良い評判が寄せられている。
口座開設手続きは、LINEアプリで「LINE FX」を検索し、「無料口座申し込みはこちら」をタップするだけで画面に遷移できる。
わざわざ公式サイトにアクセスしなくても手続きを進められる点が魅力だ。
実際に口座開設を行った投資家からも「口座開設が便利でスムーズ」、「LINEから口座開設ができて楽だった」という声が聞かれている。
普段から使い慣れているアプリで手続きができるのは、魅力的なポイントといえるだろう。
LINEアプリで通知が届く



LINEを通して使用出来るので機能性はトップクラスで良かった。情報もタイムリーなのが良い。



設定しておけば通知がLINEで来るためチェックしやすく、そのままトレード画面にも移れるため、取引のタイミングを逃しにくい。



他のFX口座と比較して、LINEアプリとの連携が非常にスムーズで、普段使い慣れたインターフェースで取引できる点が魅力です。特に、経済指標の通知や注文実行などがLINE上で完結するため、忙しい中でも手軽に取引を行えるのが便利です。



LINEと連携させていれば、為替ニュースをLINEの通知で知らせてくれる。
LINE FXは、LINEアプリで通知が受け取れる点も大きな魅力だ。
実際に使っているトレーダーからも、「情報がLINEで届くためチェックしやすい」、「取引の通知が受け取れるため利便性が高い」といった声が聞かれた。
短時間で相場が急変しやすいFXにおいて、LINEでタイムリーに情報をキャッチできるのは嬉しいポイントだ。
スプレッドが狭い



スプレッドが業界の中でも最狭水準。



スプレッドも狭く、スワップポイントも業界最高水準のため、初心者にもオススメできるFX会社です。



通貨ペア数が多くて、スプレッドも狭い。



スプレッドが業界トップクラスに狭い。
LINE FXでは、スプレッドの狭さにも定評がある。LINE FXでは原則固定のスプレッドが定められており、業界最狭水準となっている。
スプレッドは取引にかかるコストでもあるため、FX会社を選ぶときの比較ポイントにしている人も多いだろう。
LINE FXでは多くの投資家からスプレッドに対する良い評判が聞かれているため、コストを重視する人にも向いているFX会社といえる。
ただし、早朝は変動制のスプレッドとなるため、取引を行う時間帯には十分注意するようにしよう。


LINE FXの悪い評判


良い評判が多く寄せられるLINE FXだが、一部では下記のような悪い評判も聞かれた。
- 取扱通貨ペア数が少ない
- 情報提供が少なめ
- デモ口座のサービスがない
- 入出金が不便
それぞれアンケートの調査結果と共にくわしく紹介していこう。
取扱通貨ペア数が少ない



通貨ペアの種類があまり豊富でない



通貨ペアのバリエーションが少ない



マイナー通貨ペアの取り扱いが少ないため、多様な通貨ペアで取引したい方には不向きかもしれない。



取引通貨は決して少なくないが、もう少し増やしていただけると面白い。
LINE FXでは、23種類の通貨ペアを取り扱っている。
FX会社によってはそれ以上の通貨ペアを取り扱っているところもあるため、「バリエーションが少ない」、「あまり豊富でない」と感じる人もいるようだ。
特に、LINE FXではマイナー通貨の取り扱いが少ない傾向にある。メジャー通貨についてはクロス通貨を含めて豊富に取り扱っているが、新興国通貨などの取り扱いは少ない。
アンケートでも見られたように、多様な通貨ペアで取引したい人には少し物足りないかもしれない。
情報提供が少なめ



提携ニュース配信が少ないので、情報が取れない。



投資に関する勉強コンテンツが少ない。



市況や為替変動に関係する情報の提供があまりタイムリーに行われていない。



提供される情報が幾分遅いので、最新情報についていきにくい。
LINE FXでは、情報提供に関して「提携ニュースが少ない」、「勉強コンテンツが少ない」といった不満の声も聞かれた。
FXでは、1つのニュースで大きく市況が変動することもあるため、投資家にとって情報収集は欠かせない。
FX会社によっては他社と提携して経済ニュースを配信するところもあるので、そうした点を比較するとやや物足りなさを感じるかもしれない。
LINE FXを利用する際は、FX会社からの情報提供だけでなく、自分で情報収集ができるサイトなどを見つけておくことがおすすめだ。
デモ口座のサービスがない



デモ口座を提供していないので、新たにFXをトレードしながら学びたいという人には向かずハードルが高い。



デモトレードができないので、取引の練習でもリアルマネーで取引する必要がある。デモトレードは必要だと思う。



デモトレードがないため、事前に体験することが出来ない。



デモトレードに対応していない。
LINE FXでは、デモトレードの機能を提供していない。
デモトレードはあらかじめ取引の流れやツールの使用感を確認できるメリットがある。
特にFXの経験が浅い人は、「事前に仮想資金でトレードを練習したい」という気持ちもあるだろう。
LINE FXではいきなり本番のトレードに挑戦しなければならないため、「ハードルが高い」と感じるかもしれない。
取引に自信がない場合は、少ないロットからトレードを始めることがおすすめだ。
入出金が不便



入出金の操作が不便だった。その手間暇が発生するのでストレスになっていった。



入金や出金が遅く、反映されているかどうかの確認もできない。



入金が遅い。



昔はLINE payからの入金ができたが、改訂が入りLINE payからの入金ができなくなった。
LINE FXでは、入出金について不便を感じている声も聞かれた。
LINE FXでは、クイック入金によるリアルタイムでの入金が可能だ。しかし、銀行振込による入出金を行うときは、取引が反映されるまでにタイムラグが発生することもある。
たとえば、出金手続きを行う時間帯によっては、口座に振り込まれるのが翌々営業日となる。急いで資金移動をしたいときには、不便に感じてしまうだろう。
入出金を行う予定があるときは、日数に余裕を持って手続きを行うことがおすすめだ。
LINE FXの口座開設の方法と審査


LINE FXでは口座開設が行えるのはスマートフォンからのみとなっており、パソコンから手続きを行うことはできない。
ここからは、LINE FXの口座開設の流れや審査基準、注意点について解説していこう。
口座開設のステップ
LINE FXでは「LIQUID eKYC」という本人確認の技術を用いており、オンライン上で最短3分で口座開設の申し込み手続きを行うことができる。主な流れは下記の通りだ。
- STEP1
- メールアドレスを登録する
- STEP2
- 必要事項を入力する
- STEP3
- 本人確認書類を提出する
- STEP4
- パスワードを設定する
- STEP5
- 審査後、口座開設が完了
それぞれ手続きの内容を確認していこう。
まず、LINE FXの公式サイトにアクセスし、「口座開設」をタップする。メールアドレスを登録する画面となるため、誤りのないように入力しよう。
なお、口座開設の申し込みはLINEアプリからでも可能だ。
ホーム画面からLINE FXのサービスを検索するか、LINE FXの公式アカウントを追加すると、そこから公式サイトへアクセスすることができる。
LINE FXとLINEアプリの連携は必須ではないものの、連携しておくことで各種お知らせをLINEアプリで受け取ることができる。
相場の急変や指定レートの到達などもお知らせしてくれるので、ぜひアカウントを連携させておくことがおすすめだ。
登録したメールアドレスあてに口座開設申し込みのURLが送付される。タップして申し込み画面へと進もう。
まず、FXサービスを利用するにあたっての約款が表示されるため、内容を確認して次に進む。
続いて、口座開設基準への確認や勤務先などを入力する画面となる。会社員の場合は勤務先も必須入力となっているので、正確に入力しよう。
その後、電話番号による認証手続きを行う。入力した電話番号あてに認証コードが送られるため、申し込み画面に正しく入力する。
続いて、住所や氏名、生年月日などの必須事項を入力する画面へと遷移する。入力した内容は本人確認書類と照らし合わせられるため、必ず同一の住所を入力しよう。
なお、引っ越しなどで住所が変わっている場合は、本人確認書類に記載されている住所も変更する必要がある。変更事項がある場合は、事前に変更手続きを済ませておこう。
必要事項を入力したら、本人確認書類およびマイナンバー確認書類を提出する。口座開設の際に利用できる書類は下記の通りだ。
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード
- マイナンバーが記載された住民票の写し(交付から6ヶ月以内のもの)
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- パスポート(2020年2月3日までに発行されたもの)
- 運転免許経歴証明書(2012年4月1日以降に交付されたもの)
提出は、スマートフォンのカメラで撮影することによって行う。ただし、書類が鮮明に写っていなかったり、写真から見切れていたりする場合は、再提出となることもある。
きちんと書類の内容が分かるように撮影するように気を付けよう。
なお、マイナンバーカードを提出する場合は、1枚でマイナンバー確認書類と本人確認書類として利用することが可能である。
その後、スマートフォンのカメラを使って顔写真の撮影を行い、本人確認のための写真を提出しよう。
顔写真の撮影後、LINE FXで利用するパスワードを設定する。パスワードは「英字・数字・記号から3種類以上かつ8文字以上」となっているため、事前に考えておくと手続きがスムーズだ。
なお、設定後は失念しないようにきちんと保管しておこう。
口座開設手続き後、LINE FX側で審査が行われる。無事に審査が完了したら、メールで通知が届く流れだ。
口座開設は最短で翌営業日に完了するが、入力した内容に不備がある場合や、申し込み状況などによっては、口座開設が完了するまでに時間がかかることもある。
審査の結果開設不可となった場合もメールが送付されるため、必ず確認するようにしよう。
口座開設の審査基準
LINE FXでは、口座開設の審査に関する具体的な基準は公開していない。審査に落ちた場合も具体的な理由は開示されないこととなっている。
ただし、約款に定められている口座開設の基準を見ると、審査で重視されるポイントを推測することができる。
約款で定められている口座開設の基準は下記の通りだ。
- 日本国内に住んでいる75歳以下の成人であること
- 日本国内で利用できるメールアドレスを持っていること
- 日本国内向けの携帯電話番号を持っていること
- 電話でいつでも連絡が取れること
- 各種書面を電子交付することに同意すること
- 投資目的や投資方針がFXの性質に合致していること
- 過去にLINE証券との間に金銭的なトラブルを起こした経験がないこと
- 取引代理人、成年後見人、保佐人、補助人などを選定していないこと
- LINE証券が定める基準以上の資産を保有していること
- 日本国籍以外の場合は在留資格
- 在留期間があること
- 外国PEPsに該当しないこと
特に注意が必要なのが、「投資目的や投資方針がFXの性質に合致していること」や「LINE証券が定める基準以上の資産を保有していること」という点である。
FXは比較的リスクの高い金融取引であることから、リスク許容度が高い人や一定の余裕資産がある人でなければ適性があるとはいえない。
そのため、「保守的に運用したい」といった投資意向の場合は、審査で「適性がない」と判断されてしまう可能性がある。
また、FXではレバレッジをかけることで大きな損失を負う可能性がある。そのため、FX会社側は保有資産額に基準を設けていることが多い。
LINE FXでは具体的な保有資産額は公開されていないものの、資産が少ない場合は審査に落ちる可能性もあるといえる。
口座開設に関する注意点
LINE FXで口座開設を行う際は、下記の2点に注意したい。
- 顔写真のある本人確認書類が必要
- 審査によっては電話がかかってくることがある
それぞれくわしく解説していこう。
顔写真のある本人確認書類が必要
LINE FXで口座開設を行う際は、顔写真付きの本人確認書類が必須となる。利用できる本人確認書類は下記の通りだ。
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード
- マイナンバーが記載された住民票の写し(交付から6ヶ月以内のもの)
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- パスポート(2020年2月3日までに発行されたもの)
- 運転免許経歴証明書(2012年4月1日以降に交付されたもの)
口座開設にはマイナンバーカードもしくは運転免許証が必須となり、それ以外の本人確認書類を利用することはできない。
他のFX会社では健康保険証やパスポートなどで開設できることもあるが、LINE FXでは上記書類以外での口座開設には対応していない。
開設手続きを行う際は、あらかじめこの点に留意しておこう。
審査によっては電話がかかってくることがある
LINE FXでは、口座開設の審査にあたって必要に応じて電話連絡がかかることがある。
たとえば、入力内容についての確認が必要な場合や、投資意向を確認したい場合などが挙げられる。
なるべくスムーズに口座開設を進めるためには、すみやかに電話連絡に応じて回答することが重要だ。
口座開設を行った後は、しばらく電話連絡を取れるように注意しておくことがおすすめだ。もし不在着信が入っていた場合は、できるだけ早く折り返すようにしよう。
口座開設後に使えるLINE FXの便利なツールとは?機能を紹介


LINE FXでは、下記3つの取引ツールを提供している。
- PCツール「LINE FX Pro」
- スマホアプリ「LINE FX」
- 高機能チャート「TradingView」
それぞれ特徴や機能について紹介していこう。
PCツール「LINE FX Pro」
PCツールのLINE FX Proでは、主に下記のような特徴がある。
- ブラウザで利用できる
- 自由にレイアウトを設定できる
- ワンクリックで注文が完了する
- 本格的なチャート機能を利用できる
それぞれくわしく解説していこう。
特徴①ブラウザで利用できる
LINE FX Proはブラウザで利用するツールであるため、別途インストールなどを行う必要がない。
他のFX会社ではインストール型のツールを提供しているところも多く、「設定に手間がかかる」、「容量を使用する」といった不便さを感じることもある。
しかし、LINE FX Proではブラウザを開くだけで取引を行えるので、口座開設完了後からすぐに利用することが可能だ。
特徴②自由にレイアウトを設定できる
LINE FX Proでは、画面を最大6つまで自由にレイアウトして保存することができる。
FXの取引ツールを使っていると、「この画面を非表示にできたらいいのに」、「1つの画面で複数の情報を確認したい」といった要望が生まれることも少なくない。
不便さを感じたまま取引を行うのはストレスにもなるだろう。
その点、LINE FX Proでは自分のトレードスタイルに合わせて最適な環境を作ることができるため、効率的な取引を実現させられるメリットがある。
また、複数のウィンドウを起動することもできるので、必要な情報を行き来しながらトレードに取り組むことが可能だ。
もちろん注文画面にもすぐアクセスできるので、取引のチャンスを逃さずにトレードできる利便性がある。
特徴③ワンクリックで注文が完了する
LINE FX Proでは複数の注文機能を利用できるが、そのうちストリーミング注文についてはワンクリックで注文を実行することができる。
ストリーミング注文とは、表示されている為替レートをクリックして注文を出す方法である。
LINE FX Proでは買いと売りの為替レートが大きく表示されており、ワンクリックで注文を完了できる。
手軽に発注が行えるので、細かい為替レートの変動を見ながらトレードのタイミングをうかがうことができる。
また、トレードパネル画面では、複数の通貨ペアの値動きを確認できる機能もある。
注文条件についてもその場で変更できるので、取引チャンスを逃さずにスムーズに売買を行うことが可能だ。
1分1秒で大きな差が生まれるFXにおいて、快適でスピーディーな発注が行える点は大きなメリットといえる。
特徴④本格的なチャート機能を利用できる
LINE FX Proでは、下記2種類のテクニカルチャートに対応している。
トレンド系 | 単純移動平均線 指数移動平均線 加重移動平均線 ボリンジャーバンド エンベロープ 一目均衡表 ピボット パラボリック |
---|---|
オシレーター系 | MACD RSI RCI ストキャスティクス モメンタム ATR DMI HV CCI Williams %R Ultimate Oscillator Aroon Oscillator 移動平均乖離率 サイコロジカルライン |
チャート画面には複数のテクニカル指標を表示できるので、複数の指標を使いながら取引のタイミングをつかむことができる。
もちろんチャートからそのまま指値注文が行えるので、テクニカル分析から発注までスムーズな流れを作ることが可能だ。
スマホアプリ「LINE FX」
外出先でも手軽にFXを行いたい人には、スマホアプリでの取引ツールがおすすめだ。スマホアプリのLINE FXには、主に下記のような特徴がある。
- 画面設計がシンプルで分かりやすい
- スマートフォンでも高機能なチャートを活用できる
- 注文方法が豊富
- ニュース情報を確認できる
それぞれくわしく解説していこう。
特徴①画面設計がシンプルで分かりやすい
スマホアプリLINE FXの大きな特徴は、シンプルで分かりやすい画面設計が行われていることだ。
初めてFXを行う人の中には、「取引が難しそう」というイメージを抱いている人も多いかもしれない。
特に、LINE FXではデモトレードで試すことができないため、ハードルが高く感じることもあるだろう。
しかし、スマホアプリLINE FXでは、チャートの下に「売り」と「買い」のボタンが大きく表示されており、タップするだけで注文を発注することができる。
シンプルな操作で発注できるため、投資経験が浅い人でも操作性に悩む心配はないだろう。
また、スプレッドも同じ画面に表示されているので、コストを確認しながら取引できる点も大きなメリットだ。
特徴②スマートフォンでも高機能なチャートを活用できる
スマホアプリの取引ツールと聞くと、「初心者向けのツール」、「テクニカル分析には不向き」といった印象を抱くかもしれない。
しかし、LINE FXではスマートフォンでも4つのチャートを同時に表示させることができ、複数の通貨ペアの動向をチェックすることができる。
また、テクニカル指標やトレンドラインなどの描画ツールも充実しているので、パソコン向けのツールと同様に本格的なテクニカル分析に取り組める。
チャートは横画面にも切り替えられるので、状況に応じて使い分けてみよう。
加えて、LINE FXでは「Trading View」のチャートへ切り替えることもできる。Trading Viewについてはくわしく後述しているので、併せてそちらも参考にしていただきたい。
特徴③注文方法が豊富
LINE FXでは、主に下記のような注文方法を利用することができる。
- ストリーミング注文
- 成行注文・指値注文
- 逆指値注文
- IFD注文
- OCO注文
- IFD-OCO注文
たとえば、値動きを見て素早く注文を出したいときは、ワンタップで完結するストリーミング注文が便利だ。
また、約定したい価格帯が決まっているときは、指値注文が向いているだろう。
このように、LINE FXではさまざまな注文方法が利用できるので、相場の動向や自分の投資意向に応じて注文方法を使い分けることができる。
また、LINE FXではFIFO方式の注文も行える。FIFOとは「先入先出」のことで、約定日時の古いポジションから決済していく仕組みである。
FIFOは成行注文やストリーミング注文、指値注文でも活用できるため、トレードスタイルに応じて各注文方法と組み合わせてみることもおすすめだ。
特徴④ニュース情報を確認できる
スマホアプリでは、みんかぶ社が提供するニュースや経済指標の発表内容などが配信されている。
配信内容は下記6つのカテゴリに分けられている。
- 速報
- 要人発言
- 経済指標
- 今日の為替
- 株式
- 商品
- 債券
たとえば、FXでは各国の元首や中央銀行の総裁など要人の発言によって相場が大きく変動することがある。
LINE FXではそうした内容もすぐに確認できるので、相場の変動要因をしっかりとキャッチできるメリットがある。
また、為替市場だけでなく株式や商品・債券に関する情報もチェックできるため、FX以外の金融商品で運用している人にとっても便利なツールといえる。
移動中や休憩中など、隙間時間を活用して手軽に情報収集が行えるのも嬉しいポイントだ。
高機能チャート「TradingView」
LINE FXでは「Trading View」が利用できることも大きな魅力である。Trading Viewとは、世界6,000万人以上のトレーダーが利用するチャート分析ツールである。
Trading Viewには、主に下記のような特徴がある。
- 無料で利用できる
- 豊富な描画ツールとインジケーターがある
- 自分好みにカスタマイズできる
- ショートカット機能を設定できる
それぞれくわしく解説していこう。
特徴①無料で利用できる
通常、Trading Viewは無料機能と有料機能に分かれており、有料機能ではプラン別に下記の月額料金が発生する。
プラン | 月額料金 |
---|---|
エッセンシャルプラン | 14.95米ドル |
プラスプラン | 29.95米ドル |
プレミアムプラン | 59.95米ドル |
仮に1ドル=150円とした場合、最も安価なエッセンシャルプランでも毎月2,000円以上の費用がかかってしまう計算となる。
他のFX会社でもTrading Viewを提供しているところがあるが、中には一部機能を有料化しているケースも見られる。
その点、LINE FXではTrading Viewの機能を無料で利用することができる。
Trading Viewは高度なテクニカル分析には欠かせないツールであり、そうしたサービスを無料で利用できるのはトレーダーにとって大きなメリットだ。
特徴②豊富な描画ツールとインジケーターがある
Trading Viewでは、50種類以上の描画ツールと80種類以上のインジケーターが利用できる。下記でその一部を紹介しよう。
描画ツール | インジケーター |
---|---|
トレンドライン 水平レイ 並行チャネルフィボナッチ ギャン ピッチフォーク エリオット波動 | ボリンジャーバンド幅 一目均衡表 RSI ストキャスティクス MACD |
トレーダーは複数のインジケーターと描画ツールを合わせた分析が行え、過去の値動きや将来の予測をより詳しく分析することができる。
Trading Viewはスマホアプリとパソコンブラウザのどちらでも利用できるため、自分の好みの環境で活用できるのも嬉しいポイントだ。
ぜひさまざまな機能を活用して、自分に合ったトレードスタイルを発見してみよう。
特徴③自分好みにカスタマイズできる
前述の通り、Trading Viewでは50種類以上の描画ツールと80種類以上のインジケーターがあるため、「以前試したのはどの組み合わせだったかな」と分からなくなることも想定される。
そんなときは、保存機能を活用すると便利だ。Trading Viewでは、描画ツールとインジケーターの組み合わせを保存できる機能がある。
気に入った組み合わせがあれば、ぜひ保存しておくことがおすすめだ。
また、Trading Viewではチャート画面での背景色や各種ラインの色・太さなどを自由に設定できる。
自分が見やすいように画面を設定できるため、さまざまなアレンジを楽しんでみよう。
なお、設定画面はシンプルなレイアウトとなっているので、「Trading Viewを使うのが初めて」という人でも直感的に操作できるだろう。
特徴④ショートカット機能を設定できる
Trading Viewでは、通貨ペアやチャートの時間軸、インジケーターなどの切り替えをキーボードのショートカットで設定できる。
長時間チャートを眺めることもあるFXでは、都度画面を切り替えるマウス操作が負担になることもある。
短時間に相場が動くこともあるので、「操作に手間取っているうちにチャンスを逃してしまった」というケースもあるかもしれない。
その点、ショートカット機能を設定しておけば、ワンタッチで見たい情報にすぐアクセスすることができる。特に、デイトレードなど短いスパンで取引する人には便利な機能だ。
効率的で素早いチャート分析に取り組むためには、ぜひ日常的に使うツールやインジケーターなどにはショートカット機能を設定してみよう。
LINE FXの最低金額は1,000通貨から


FX会社を利用するときに確認しておきたいのが、最小取引単位や最低入金額についてだ。ここでは、LINE FXの取引ルールを確認していこう。
最低取引単位は1,000通貨
LINE FXでは、全通貨ペアで最低取引単位が1,000通貨となっている。
仮に豪ドル/日本円(1ドル=100円)でレバレッジをかけずに取引する場合、10万円の資金が必要となる計算だ。
FX会社によっては1通貨から取引ができるところもあり、そうしたところと比較すると取引のハードルがやや高く感じられるかもしれない。
特に、デイトレードのように短時間で取引を繰り返す場合や、複数の通貨ペアに分散投資する場合はなおさらだろう。
とはいえ、最小取引単位は1,000通貨もしくは1万通貨で設定しているFX会社が多く、決してLINE FXのスペックだけが劣っているわけではない。
より少額取引から始めたい場合は、リスク許容度を踏まえたうえでレバレッジをかけた取引にチャレンジすることも検討してみよう。
日本円入金は1円から可能
LINE FXでは、「クイック入金」と「振込入金」の2つの入金方法がある。
振込入金は1円から入金できる一方、クイック入金では1,000円以上の入金が必要となる。使用する入金方法によって最低入金額が異なるため注意しよう。
また、入金時の手数料についても異なるポイントだ。クイック入金は手数料無料で入金できるが、振込入金では利用者側が振込手数料を負担しなければならない。
よりコストを抑えるためには、手数料のかからないクイック入金を利用することがおすすめだ。
なお、あまり抵触する心配はないかもしれないが、クイック入金では最大入金額が1億円となっている。
1億円を超える金額は複数回に分ける必要があるため、大きな金額を入金する際は入金額の制限がない振込入金の方が便利だろう。
LINE FX のスプレッドは変動する!


FXを行う際は、スプレッドについても理解を深めておきたい。ここからは、LINE FXのスプレッドについて解説していこう。
そもそもスプレッドとは?
まず、FXを始める際にスプレッドについて理解しておく必要がある。
スプレッドとは、FX会社が提示する買値と売値の差額で、投資家が実質的に負担するコストのようなものである。
たとえば、米ドル/日本円の売値が150.30円、買値が150.10円の場合、スプレッドは0.20円となる。
国内のFX会社では取引手数料を無料としているところが多いものの、実はこのスプレッドをコストとして負担している。
スプレッドが大きくなるほどコストも比例して高くなるため、資金効率を上げるためには、なるべくスプレッドが狭いFX会社を利用することが大切だ。
スプレッドは各FX会社によって異なることから、口座開設を行うときは複数のFX会社でスプレッドの水準を比べてみよう。
LINE FXのスプレッドは原則固定制
LINE FXでは、原則固定のスプレッドが定められている。原則固定のスプレッドが適用されるのはAM9:00〜翌日AM5:00の「コアタイム」と呼ばれる時間帯である。
AM5:00〜AM9:00の間はコアタイムから外れるため、スプレッドが広がる傾向にある。
ここでは、代表的な通貨ペアのスプレッドを確認してみよう。
通貨ペア | 原則固定スプレッドAM9:00~翌日AM5:00 | 左記以外のスプレッド幅AM5:00~AM9:00 |
---|---|---|
米ドル/円(USD/JPY) | 0.2銭 | 0.2~3.6銭 |
ユーロ/円(EUR/JPY) | 0.4銭 | 0.5~10.0銭 |
ポンド/円(GBP/JPY) | 0.7銭 | 1.0~12.0銭 |
豪ドル/円(AUD/JPY) | 0.5銭 | 0.7~12.0銭 |
NZドル/円(NZD/JPY) | 0.7銭 | 1.2~12.0銭 |
カナダドル/日本円(CAD/JPY) | 0.6銭 | 1.5~11.0銭 |
スイスフラン/日本円(CHF/JPY) | 1.6銭 | 1.6~14.0銭 |
取引を行う時間帯によっては原則固定スプレッドが適用されないので、朝方に取引を行う際にはコストに注意するようにしたい。
スプレッドが変動しやすいタイミングに注意
LINE FXでは原則固定のスプレッドが導入されているものの、コアタイムであっても必ずそのスプレッドが適用されるわけではない。
たとえば、2024年09月16日〜2024年10月11日の間のスプレッド実績を見ると、コアタイム中において米ドル/日本円で0.2銭の固定スプレッドが提示されたのは99.47%となっている。
高確率で固定のスプレッドが適用されているものの、タイミングによってはスプレッドが広がることもある。
では、スプレッドはどのようなタイミングで広がりやすいのだろうか。主な例として、下記のケースが挙げられる。
- 市場の変動幅が大きくなっているとき
- 流動性が低いとき
- 重要な経済指標が発表されたとき
- 大きな政変が起きたとき
- 地政学的リスクが高まったとき
- 要人の発言が注目を受けたとき
- 金融政策が変更されたとき
- 金融危機が発生したとき
など
このようにマーケットに大きなインパクトを与えることが起きたときは、スプレッドが広がりやすくなっている。
市場の変動が大きいときはトレードのチャンスとなる一方、コストがかさみやすい点には注意しよう。
また、明け方など市場参加者が少ないタイミングでもスプレッドが広がりやすい。流動性が低く、取引が成立しにくくなるためだ。
LINE FXではコアタイムで原則固定のスプレッドが定められているが、上記に当てはまるようなタイミングではスプレッドが広がる可能性があることを理解しておこう。
一部の通貨ペアはスプレッドが非表示になっている
LINE FXではあらかじめコアタイムとそれ以外の時間帯における広告スプレッドが提示されている。
しかし、下記の通貨ペアについては現在スプレッドの提示が休止されている。
トルコリラ/日本円(TRY/JPY) ポンド/豪ドル(GBP/AUD) ユーロ/NZドル(EUR/NZD) ポンド/NZドル(GBP/NZD) ポンド/スイスフラン(GBP/CHF) |
いずれの通貨ペアも2021年頃から広告スプレッドが提示されていないため、当面は休止状態が続くことが想定される。
上記の通貨ペアで取引する際は、チャート画面上に表示されている売値と買値でスプレッドの幅を確認するようにしよう。
LINE FX のレバレッジは1倍〜25倍まで


レバレッジ取引は、少ない資金で大きな利益を狙えることがメリットである。LINE FXでは最大25倍のレバレッジ倍数をかけることができる。
しかし、レバレッジ取引はリスクが大きい取引であることから、利用時はしっかりと仕組みや注意点を理解しておく必要がある。
ここからは、LINE FXでのレバレッジ取引の仕組みについて解説していこう。
そもそもレバレッジ取引とは?
レバレッジ取引とは、資金を証拠金として預け入れることで、実際の資金よりも大きな金額で取引を行うことである。
たとえば、100万円の資金に5倍のレバレッジをかけた場合、500万円分の取引を行うことができる。
資金効率を上げて取引が行えるので、少ない金額でもまとまった利益を狙えるメリットがある。
一方、レバレッジ取引ではその分リスクも大きくなる点に注意が必要だ。得られる利益が大きくなるということは、発生する損失も大きくなるということである。
レバレッジ取引では強制的にポジションを決済するロスカットが行われるが、市場変動によっては強制ロスカットが追いつかないこともある。
その場合は、入金額以上の損失が発生する可能性もある。
レバレッジ取引に取り組む際は、リスクの大きさもきちんと理解しておくことが重要だ。
LINE FXは自分でレバレッジ倍率を選ぶことはできない
FX会社のレバレッジ取引には、「自分で適用するレバレッジ倍率を選ぶ方法」と「自動で実効レバレッジ倍率が適用される方法」の2種類がある。
LINE FXでは後者が採用されており、自分でレバレッジ倍率を選ぶことはできない。
適用される実効レバレッジ倍率は総取引金額や有効証拠金によって決められ、下記の計算式で算出することができる。
たとえば、米ドル/日本円(1ドル=150円)で1万通貨取引する場合で考えてみよう。総資産額が100万円のケースでは、実効レバレッジ倍数が1.5倍となる。
このように、LINE FXは入金する金額や取引数量によってどれくらいのレバレッジ倍率になるか自分で試算してみる必要がある。
きちんとリスクを管理するためにも、どれくらいのレバレッジ倍率となるか必ず確認するようにしよう。
LINE FXでレバレッジ取引を行うメリット
ここまでの解説を踏まえると、「何だか難しそう」、「リスクが怖い」と感じる人もいるかもしれない。
しかし、LINE FXでレバレッジ取引を行うことには下記のようなメリットがある。
- 柔軟に取引が行える
- 少額から取引を始められる
それぞれくわしく紹介していこう。
柔軟に取引が行える
前述の通り、LINE FXでは取引数量や入金した金額に応じてレバレッジ倍率が決められる。
FX会社によっては「2倍、5倍、10倍、25倍コース」とレバレッジ倍率が定められていることもあるが、中には「ちょうどいい倍率のコースがない」と悩むケースも少なくない。
その点、LINE FXでは入金額と取引数量を調整することで、適用されるレバレッジ倍率をコントロールすることができる。
一見、レバレッジ倍率が自動で適用されるのは不便なことのようにも感じられるが、その仕組みを理解しておけばむしろ柔軟な取引が可能となる。
LINE FXを利用する際は、必ずこの仕組みを理解したうえで、自分のリスク許容度に見合ったレバレッジ倍率となるようにコントロールしよう。
少額から取引を始められる
レバレッジ取引では、取引金額を抑えられるのも大きなメリットだ。
たとえば、米ドル/日本円(1ドル=150円)で1万通貨取引する場合、レバレッジをかけない場合は150万円の資金が必要となる。
しかし、25倍のレバレッジをかけた場合は、6万円の資金で済む計算となる。
取引にかかる資金をこれだけ圧縮できるのは大きなメリットといえるだろう。
「いきなり大きな資金を投じるのは怖い」という人は、レバレッジをかけて資金効率を上げることを検討してみよう。
ただし、大きなレバレッジ倍率をかける場合は、その分リスクも比例して大きくなる点に注意が必要だ。
少額取引を行う場合でも、むやみに高いレバレッジ倍率でトレードするのではなく、自分の投資意向に合ったレバレッジ倍率となるように調整しよう。
LINE FX のスワップポイントは午前7時以降にもらえる!


FXでは、高金利通貨の取引でスワップポイントが受け取れることも大きな魅力だ。ここからは、LINE FXのスワップポイントについて解説していこう。
そもそもスワップポイントとは?
スワップポイントとは、2ヶ国間の通貨の金利差である。金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買うと、その金利差を利益として受け取ることができる。
反対に、金利の高い通貨を売って金利の低い通貨を買うと、その金利差を支払う必要がある。
このスワップポイントの受け取り・支払いは、ポジションを保有している間はほぼ毎日行われる。
たとえば、スワップポイントを受け取れる取引では、ポジションを保有している間は金利差を受け取り続けられるので、売買を行わなくても利益を得られるメリットがある。
高金利通貨として知られているのは、下記3つの通貨だ。
- 南アフリカランド
- メキシコペソ
- トルコリラ
これらの通貨はLINE FXでも取り扱っているので、取引を検討してみてもよいだろう。
受け取りや支払いは取引日終了時点で反映される
前述の通り、スワップポイントはほぼ毎日受け取り・支払いが行われる。LINE FXでは、取引日終了時点で評価損益に反映される仕組みとなっている。
LINE FXの取引時間はAM6:50(夏時間は5:50)であるため、およそ午前7時ごろ(夏時間は6時ごろ)には反映されると考えておけばよいだろう。
また、LINE FXではポジションを決済していない建玉についても、スワップポイントを現金化することができる。
この手続きを「スワップ振替」といい、残高に累積された金額の範囲内で現金化する金額を指定できる。
途中でスワップポイントを現金化できるのは、投資の楽しみにもつながるだろう。
取引時間内に手続きを行えば即時で入金が反映されるので、「貯まったスワップポイントを取引に充てたい」というときにも便利だ。
スワップポイントの確認方法
スワップポイントは金利差によって決められるため、市況に応じて毎日変動する。最新のスワップポイントは、下記によって確認が可能だ。
- 【LINE FXアプリ】
- アプリのホーム画面>マーケット>スワップ
- 【LINE FX Pro】
- 画面左のメニュー>マーケット情報>スワップカレンダー
- 【LINE FX 公式サイト】
- TOPページ>スワップポイントカレンダー
公式サイトに記載されているスワップポイントカレンダーでは、過去のスワップポイントの推移も確認できる。
高金利通貨での取引を検討している場合は、過去の推移も参考にしてみよう。
LINE FXと他のFX会社(口座)の違い


FX口座の開設を行う際は、複数のFX会社を比較して利用先を決めることが大切だ。ここからは、7つの項目別にLINE FXと他社のスペックを比較してみよう。
比較①取扱通貨ペア数
取扱通貨ペアの多さは、取引の選択肢の幅につながる。取扱通貨ペア数に関する各社の比較は下記の通りである。
FX会社 | 取扱通貨ペア数 |
---|---|
LINE FX | 23通貨ペア |
DMM FX | 21通貨ペア |
GMOクリック証券(FXネオ) | 20通貨ペア |
GMOクリック証券(くりっく365) | 25通貨ペア |
GMO外貨 | 24通貨ペア |
松井証券FX(MATSUI FX) | 20通貨ペア |
SBI FXトレード | 34通貨ペア |
外為どっとコム | 30通貨ペア |
トライオートFX | 20通貨ペア |
みんなのFX | 34通貨ペア |
みんなのシストレ | 34通貨ペア |
LIGHT FX | 34通貨ペア |
本記事で紹介した投資家へのアンケート調査では、「取扱通貨ペアが少ない」という声が多く見られた。
しかし、他社と比較してみると、それほど通貨ペア数が少ないわけではないことが分かる。
ただし、LINE FXは23通貨ペアのうち、クロス通貨のペアが13種類を占めている。
クロス円の通貨ペアについては10種類で、ほとんどがメジャー通貨に限定されていることが特徴だ。
そのため、「クロス円でマイナー通貨の取引をしたい」という人には物足りなさを感じるかもしれない。
もしマイナー通貨で取引をしたい場合は、LINE FXと他のFX会社を使い分けることも検討してみるとよいだろう。
比較②最小取引単位
少額取引から始めたい人は、最小取引単位についてもチェックしておきたい。最小取引単位が小さいほど、より少額から取引をスタートできるためだ。
最小取引単位に関する各社の比較は下記の通りである。
FX会社 | 最小取引単位 |
---|---|
LINE FX | 1,000通貨 |
DMM FX | 1万通貨 |
GMOクリック証券(FXネオ) | 1,000通貨 |
GMOクリック証券(くりっく365) | 1万~10万通貨 |
GMO外貨 | 1,000~1万通貨 |
松井証券FX(MATSUI FX) | 1通貨 |
SBI FXトレード | 1通貨 |
外為どっとコム | 1,000通貨(RUB/JPYのみ1万通貨) |
トライオートFX | 1,000通貨(ZAR/JPYのみ1万通貨) |
みんなのFX | 1,000通貨(RUB/JPYおよびHUF/JPYのみ1万通貨) |
みんなのシストレ | 1,000通貨(RUB/JPYおよびHUF/JPYのみ1万通貨) |
LIGHT FX | 1,000通貨(RUB/JPYおよびHUF/JPYのみ1万通貨) |
LINE FXでは最小取引単位が1,000通貨となっており、他のFX会社も同様の水準である。
ただし、松井証券とSBI FXトレードについては1通貨からの取引が可能となっており、より少額取引から始めることができる。
とはいえ、少額取引でレバレッジをかけると、少しの相場変動でも大きな影響を受けるため、あっという間に強制ロスカットされてしまう可能性がある。
1通貨から取引ができるFX会社であっても、安定的にポジションを保有するためには、ある程度まとまった金額で取引する必要があるといえるだろう。
比較③スプレッド
スプレッドは、取引のコストに直結する重要な比較ポイントだ。口座開設先を選ぶときの決め手にする人も多いだろう。
スプレッドに関する各社の比較は下記の通りだ。
FX会社 | スプレッド(米ドル/日本円) |
---|---|
LINE FX | 0.2銭 |
DMM FX | 0.2銭 |
GMOクリック証券(FXネオ) | 0.2銭 |
GMOクリック証券(くりっく365) | 変動制 |
GMO外貨 | 0.2銭 |
松井証券FX(MATSUI FX) | 0.2銭 |
SBI FXトレード | 0.18銭 |
外為どっとコム | 0.2銭 |
トライオートFX | 変動制 |
みんなのFX | 0.2銭 |
みんなのシストレ | 変動制 |
LIGHT FX | 0.18銭 |
多くのFX会社が0.18〜0.2銭の原則固定としており、LINE FXは平均水準といえる。
ただし、原則固定スプレッドは適用される時間帯が決まっており、その時間帯以外は異なるスプレッドが適用されることもある。
たとえば、LINE FXではAM5:00〜AM9:00の時間帯は0.2〜3.6銭のスプレッドが適用されることとなっている。
スプレッドを比較する際は、原則固定スプレッドが適用されない場合のスプレッドの幅についてもチェックしておこう。
なお、FX会社によっては変動制のスプレッドを提供しているところもある。変動制では、市況や需給の比率などによってスプレッドの幅が変動する仕組みとなっている。
タイミングによってはコストを抑えられる可能性はあるものの、初めてFXに取り組む際は原則固定のスプレッドがある方が安心といえるだろう。
比較④最大レバレッジ倍数
レバレッジ取引は、資金効率を上げながら利益を狙えるメリットがある。最大レバレッジ倍数についての比較は下記の通りだ。
FX会社 | 最大レバレッジ倍数 |
---|---|
LINE FX | 25倍 |
DMM FX | 25倍 |
GMOクリック証券(FXネオ) | 25倍 |
GMOクリック証券(くりっく365) | 25倍 |
GMO外貨 | 25倍 |
松井証券FX(MATSUI FX) | 25倍 |
SBI FXトレード | 25倍 |
外為どっとコム | 25倍 |
トライオートFX | 25倍 |
みんなのFX | 25倍(RUB/JPYのみ10倍) |
みんなのシストレ | 25倍(RUB/JPYのみ10倍) |
LIGHT FX | 25倍(RUB/JPYのみ10倍) |
最大レバレッジについては、いずれのFX会社も25倍となっており各社で差がない結果となった。
FXのレバレッジ取引は、かつては25倍以上のレバレッジをかけることも可能であったが、2011年8月1日に金融商品取引業等に関する内閣府令が改正され、個人の取引については25倍以上のレバレッジが認められないこととなった。
なお、FX会社によっては、一部の通貨ペアで最大レバレッジを下げているところもある。
上記比較表を見ると、みんなのFXやみんなのシストレ、LIGHT FXではロシアルーブル/日本円の最大レバレッジを10倍としている。
リスクの高い通貨については、このようにレバレッジが規制されることもあるため注意しよう。
比較⑤デモ口座
デモ口座は、実際の資金を使わずにトレードを体験できるメリットがある。
ただし、FX会社によってデモ口座のサービスの提供の有無が異なる。デモ口座に関する比較は下記の通りだ。
FX会社 | デモ口座の有無 |
---|---|
LINE FX | なし |
DMM FX | あり |
GMOクリック証券(FXネオ) | あり |
GMOクリック証券(くりっく365) | なし |
GMO外貨 | あり |
松井証券FX(MATSUI FX) | なし |
SBI FXトレード | なし |
外為どっとコム | あり |
トライオートFX | なし |
みんなのFX | あり |
みんなのシストレ | なし |
LIGHT FX | なし |
12社のうち、デモ口座の機能を提供しているのは5社のみとなっている。
本記事で紹介したトレーダーへのアンケート調査でも、LINE FXでデモ口座を取り扱っていないことに対して不満の声が聞かれた。
とはいえ、デモ口座を取り扱っているFX会社は決して多くないようだ。
もし「いきなり取引を始めて失敗しないか不安」と感じる場合は、少額取引から始めてみることがおすすめである。
比較⑥入出金方法
FX会社を選ぶ際は、入出金の利便性についてもチェックしておきたい。各社の比較は下記の通りだ。
FX会社 | 入金方法 | 出金方法 |
---|---|---|
LINE FX | クイック入金、振込入金 | 振込出金 |
DMM FX | クイック入金、振込入金 | 振込出金 |
GMOクリック証券(FXネオ) | 即時入金サービス、振込入金 | 振込出金 |
GMOクリック証券(くりっく365) | 即時入金サービス、振込入金 | 振込出金 |
GMO外貨 | クイック入金、振込入金 | 振込出金 |
松井証券FX(MATSUI FX) | スイープ入金、MATSUI Bank入金、ネットリンク入金、らくらく振替入金、定期入金、銀行振込入金 | 振込出金、即時出金サービス、MATSUI Bank出金 |
SBI FXトレード | クイック入金、振込入金 | 振込出金 |
外為どっとコム | クイック入金、振込入金 | 振込出金 |
トライオートFX | 即時入金サービス、振込入金 | 振込出金 |
みんなのFX | ダイレクト入金、振込入金 | 振込出金 |
みんなのシストレ | ダイレクト入金、振込入金 | 振込出金 |
LIGHT FX | ダイレクト入金、振込入金 | 振込出金 |
多くのFX会社が、オンライン上でのクイック入金やダイレクト入金、振込入金を取り扱っている。
ただし、クイック入金やダイレクト入金については、提携している金融機関の数が異なる。
利用したい金融機関が決まっている場合は、その金融機関が利用できるか事前にチェックしておきたい。
また、出金についてはほとんどのFX会社で振込出金となっており、指定した金融機関口座に資金が振り込まれる仕組みだ。
FX会社によって出金が完了するタイミングが異なるため、この点も事前に調べておくとよいだろう。
比較⑦入出金手数料
入出金手数料も重要なポイントだ。もし手数料がかかる場合は、利益を圧迫する要因にもなるためである。
入出金手数料に関する各社の比較は下記の通りだ。
FX会社 | 入金手数料 | 出金手数料 |
---|---|---|
LINE FX | 無料(振込手数料は利用者負担) | 無料 |
DMM FX | 無料(振込手数料は利用者負担) | 無料 |
GMOクリック証券(FXネオ) | 無料(振込手数料は利用者負担) | 無料 |
GMOクリック証券(くりっく365) | 無料(振込手数料は利用者負担) | 無料 |
GMO外貨 | 無料(振込手数料は利用者負担) | 無料 |
松井証券FX(MATSUI FX) | 無料(振込手数料は利用者負担) | 振込出金 MATSUI Bank出金:無料 即時出金サービス:1回330円(税込) |
SBI FXトレード | 無料(振込手数料は利用者負担) | 無料 |
外為どっとコム | 無料(振込手数料は利用者負担) | 無料 |
トライオートFX | 無料(振込手数料は利用者負担) | 無料 |
みんなのFX | 無料(振込手数料は利用者負担) | 無料 |
みんなのシストレ | 無料(振込手数料は利用者負担) | 無料 |
LIGHT FX | 無料(振込手数料は利用者負担) | 無料 |
多くのFX会社ではダイレクト入金やクイック入金など、オンライン上での入金については手数料がかからない。
しかし、金融機関窓口やATMで振込を行って入金する場合、その際の振込手数料については利用者側で負担しなければならない。
振込による入金は反映されるまでに時間がかかることもあるため、できるだけダイレクト入金やクイック入金を利用することがおすすめだ。
LINE FXで開催中のキャンペーン


LINE FXでは新規口座開設を行った人を対象に、下記2つのキャンペーンを実施している。
- 新規口座開設&条件達成で5,000円プレゼント
- 新規口座開設&取引で最大100万円のキャッシュバック
それぞれ内容をくわしく紹介していこう。
新規口座開設&条件達成で5,000円プレゼント
本キャンペーンでは、新規口座開設を行って一定の条件を満たすと、5,000円がプレゼントされる。
キャンペーン概要
キャンペーンの実施概要は下記の通りだ。
口座申し込み対象期間 | 2022年8月23日(火) 00:00〜 |
---|---|
取引対象期間 | 口座申込の翌月末(最終営業日)のNYクローズまで |
入金対象期間 | 口座申込の翌月末まで |
対象条件 | 新規口座開設を行う 入金対象期間内に、合計1万円以上を入金する 取引対象期間内に、合計1万通貨以上の取引を行う |
特典 | 5,000円をプレゼント |
対象取引 | 新規・決済取引 |
対象通貨ペア | 全通貨ペア |
5,000円プレゼントの対象となるのは、新規口座開設後に「合計1万円以上の入金」と「1万通貨以上の取引」を行った人である。
対象期間は口座申し込みの翌月末までで、入金と取引の順番は問われない。
また、対象の入金や取引は合計でカウントされる。たとえば、5,000円ずつ2回入金した場合は合計1万円の入金となるため、条件をクリアするとみなされる。
取引についても同様で、新規・決済の取引量が合計されるので、2,500通貨の新規・決済を2回繰り返せば合計1万通貨の取引とカウントされる仕組みだ。
注意点
本キャンペーンでは、1万円以上の入金がひとつの条件となっている。しかし、スワップ振替については入金とみなされないため注意したい。
スワップ振替とは、高金利通貨の取引で受け取ったスワップポイントを現金化する取引だ。あくまで対象となるのは現金を入金した場合となるため留意しておこう。
また、対象となる期間にも注意が必要だ。
入金や取引の対象となるのは、口座申し込みの翌月末までである。もし、月末近くに口座開設を行った場合は、対象期間が1ヶ月ほどとなってしまう。
もし最大限対象期間を確保したい場合は、月初に口座開設を行うと2ヶ月近い期間を対象期間とすることができる。
もちろん相場の動向は見る必要があるが、キャンペーンを有効活用するためには、なるべく月初に口座開設を行うことを検討してみよう。
新規口座開設&取引で最大100万円のキャッシュバック
LINE FXでは、新規口座開設後の取引量に応じて最大100万円のキャッシュバックを行っている。
キャンペーン概要
キャンペーンの実施概要は下記の通りだ。
口座申し込み対象期間 | 2024年2月1日(木) 00時00分〜終了日未定 |
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取引対象期間 | 口座申込月の翌々月末日(最終営業日)のNYクローズまで |
対象者 | 新規口座開設後、合計で5万通貨以上取引した人 |
特典 | 取引量に応じて最大100万円キャッシュバック |
対象通貨ペア | 米ドル/円以外の通貨ペア |
対象取引 | 新規取引 |
キャッシュバックされる金額は、取引量に応じて異なっている。詳細は下記の通りだ。
取引量 | キャッシュバック金額 |
---|---|
5万通貨~10万通貨未満 | 100円 |
10万通貨~30万通貨未満 | 200円 |
30万通貨~50万通貨未満 | 500円 |
50万通貨~100万通貨未満 | 1,000円 |
100万通貨~500万通貨未満 | 2,000円 |
500万通貨~1,000万通貨未満 | 10,000円 |
1,000万通貨~2,500万通貨未満 | 20,000円 |
2,500万通貨~5,000万通貨未満 | 30,000円 |
5,000万通貨~10,000万通貨未満 | 50,000円 |
10,000万通貨~20,000万通貨未満 | 100,000円 |
20,000万通貨~30,000万通貨未満 | 200,000円 |
30,000万通貨~50,000万通貨未満 | 300,000円 |
50,000万通貨~60,000万通貨未満 | 500,000円 |
60,000万通貨~70,000万通貨未満 | 600,000円 |
70,000万通貨~80,000万通貨未満 | 800,000円 |
80,000万通貨~ | 1,000,000円 |
キャッシュバックの対象となるのは5万通貨となっている。たとえば、豪ドル/日本円(1ドル=100円)で取引する場合、500万円の取引からキャッシュバックの対象となる計算だ。
しかし、取引量は合計されるため、1万通貨を5回新規注文した場合もキャンペーンの対象となる。対象期間は最大3ヶ月間確保できるため、計画的に取引を行ってみよう。
注意点
本キャンペーンに参加するときに気を付けたいのが、米ドル/日本円の通貨ペアは対象外となる点だ。
米ドル/日本円は最もポピュラーな通貨ペアであるため、取引を検討している人も多いだろう。
しかし、本キャンペーンは米ドル/日本円以外の通貨ペアが対象となっているので、取引する通貨ペアには注意するようにしよう。
なお、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円、トルコリラ/円の取引については、実際の10分の1の数量で取引量がカウントされる。
仮に5,000通貨取引した場合、キャンペーン上では500通貨の取引とみなされる仕組みだ。
もしこれらの通貨ペアで取引する際は、カウント方法をあらかじめ留意しておこう。
また、キャンペーンの対象となるのは、新規取引のみだ。決済取引は数量にカウントされないため、この点にも注意が必要だ。
LINE FXはLINEアプリとの連携機能が特徴


LINE FXは、LINEアプリと連携した機能が利用できることが特徴のFXサービスだ。
市場の急変や経済指標の発表などをLINEアプリで受け取れるため、取引チャンスを逃さずに売買が行える。
また、LINE FXでは新規口座を開設した人を対象に最大100万円をキャッシュバックするキャンペーンを行っている。
ぜひこの機会にLINE FXで口座開設してみてはいかがだろうか。