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【徹底比較】スワップポイントを狙ったFX取引におすすめの通貨ペア・業者とは?

この記事で解決できるお悩み
  • スワップポイントの高いFX業者が知りたい
  • スワップポイントの高い通貨ペアが知りたい
  • FX取引でスワップポイントをうまく活用する方法が知りたい

FXは為替差益を狙う方法の他、ポジションを保有することでスワップポイントという利息を受け取る手法もある。

通貨ペアのなかには、高いスワップポイントが得られるものもあり、高い通貨ペアを選んだほうが、効率的に収益が増やせる。

また同じ通貨ペアでも、FX会社によって提示しているスワップポイントの金額が異なるため、なるべくスワップポイントが高いFX会社を選ぶことが大切だ。

この記事では、スワップポイント狙いのFX取引をする方のために、おすすめの通貨ペアやFX会社を紹介する。

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目次

スワップポイントが高いおすすめのFX業者

主要な通貨ペアのスワップポイントをFX会社別に紹介する※。FX会社ごとのスワップポイントの目安をしりたい方は、参考にしていただきたい。

スクロールできます
みんなのFXGMOクリック証券GMO外貨ヒロセ通商SBI FX トレード外為どっとコムDMM FXセントラル短資FX松井証券FX外為オンライン
米ドル/円210190192235193194201195194160
ポンド/円250260256277255250257230203220
豪ドル/円1201201101151111121181108980
NZドル/円11011011810511011010811010660
メキシコペソ/円23125526622021021022021021050
南アフリカランド/円1911851811801701701804017050
トルコリラ/円411450400420400400取扱いなし25040050
(単位:円)
2024年10月1日~10月31日

以下、スワップポイントが高いFX会社を3社について詳しく紹介する。

みんなのFX

みんなのFX
スクロールできます
米ドル/円210
ポンド/円250
豪ドル/円120
NZドル/円110
メキシコペソ/円231
南アフリカランド/円191
トルコリラ/円411
ユーロ/円185
カナダドル/円115
(単位:円)
(2024年9月~10月平均)

みんなのFXはスワップポイントだけでなく、スプレッドも業界最狭水準だ。通貨を購入するコストも抑えられるため、効率的にスワップポイントが狙える。

またスマートフォンやパソコンなど端末ごとに最適化された取引ツールを用意しているため、いつでもどこでも取引ができる。

スマートフォンはシンプルな構成になっており、はじめて利用する方でも直観で操作が可能な仕様だ。

スマートフォン上でチャートを見ながら注文が可能なため、トレードチャンスに瞬時に対応できる。

パソコン版はシンプルで使いやすい「Webトレーダー」と、トレード分析ツールであるTrading Viewを搭載した高機能な取引ツール「FXトレーダー」を用意しており、初心者と上級者どちらにも対応している。

さらにみんなのFXは「みんなのシストレ」というFX自動売買ツールを用意している。

FX自動売買ツールは、あらかじめ設定したトレードルールに基づいて、自動的に売買を繰り返すツールのことだ。

FX自動売買ツールは、便利だがトレードルールの設定が難しい場合がある。

しかしみんなのシストレは、すでに設定されている自動売買のなかから、自身に合ったものを選ぶだけで始められる。

GMOクリック証券

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米ドル/円190
ポンド/円260
豪ドル/円120
NZドル/円110
メキシコペソ/円255
南アフリカランド/円185
トルコリラ/円450
ユーロ/円183
カナダドル/円118
(単位:円)
(2024年9月~10月平均)

GMOクリック証券「FXネオ」の最大の特徴は、スプレッドの狭さとスワップポイントの高さだ。

取引ツールの機能にも定評があり、パソコンは「はっちゅう君FX+」「スマートフォンは「GMOクリックFX」といった高性能で使いやすい取引ツールが利用できる。

はっちゅう君FX+は高機能にもかかわらず、直感的に操作が可能で、リアルタイムに更新される為替レートはもちろん、保有ポジション一覧や口座情報、証拠金維持率など取引に必要な状態をすべて1つの画面に表示させることが可能だ。

GMOクリックFXも操作が高く、チャート上の各種ラインから注文が簡単にできる仕組みになっている。

またGMOクリック証券は、仮想の資金で取引ができるデモトレードをパソコン版、スマートフォン版どちらも用意している。

FX初心者はまだ取引ツールの操作に不安があるかもしれない。そのためデモトレードで操作に十分慣れてから、本番トレードにのぞむと良いだろう。

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ヒロセ通商

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米ドル/円235
ポンド/円277
豪ドル/円115
NZドル/円105
メキシコペソ/円220
南アフリカランド/円180
トルコリラ/円420
ユーロ/円180
カナダドル/円70
(単位:円)
(2024年9月~10月平均)

ヒロセ通商の「LION FX」も、スワップポイント、スプレッドともに業界最高水準だが、公式サイトを見てすぐ目を引くのがユニークなキャンペーンの多さだ。

期間中に指定した通貨ペアで一定額以上取引をする、対象となる通貨ペアの決済損益に同じ数字が並ぶなどの要件を満たせば、食品がもらえるキャンペーンを定期的に実施している。

取引ツールについては、パソコン、iPhone、iPadなどさまざまな端末に対応しているのは他社と変わらないが、ヒロセ通商の強みは、顧客の意見や要望をすぐに取り入れて、柔軟にバージョンアップをしている点だ。

高機能なものからシンプルで使いやすいものまで、利用者の熟練度に応じたさまざまな取引ツールを用意している。

スワップポイントが高いおすすめの通貨ペア

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みんなのFXGMOクリック証券GMO外貨ヒロセ通商SBI FX トレード外為どっとコムDMM FXセントラル短資FX松井証券FX外為オンライン
米ドル/円210190192235193194201195194160
ポンド/円250260256277255250257230203220
メキシコペソ/円23125526622021021022021021050
トルコリラ/円411450400420400400取扱いなし25040050

2024年10月時点で、スワップポイントが高いおすすめの通貨ペアは、米ドル/円、ポンド/円、メキシコペソ/円、トルコリラ/円だ。

ただしスワップポイントは各国の政策金利で変わる可能性があるため、自身が扱っている通貨ペアに関連する情報については注意を払う必要がある。

スワップポイントが発生する仕組み

スワップポイントは、通貨ペア間の金利差により発生する。

FXは片方の通貨を買い、もう一方の通貨を売るという取引を同時に行っている。

スワップポイントのよる利益は、政策金利が高いほうの通貨を買い、政策金利が低いほうの通貨を売る取引をすると発生する仕組みだ。

例えば2024年10月時点では、日本よりもアメリカのほうが政策金利が高いため、米ドル/円で買いポジションを保有すると、スワップポイントが受け取れる。

例えばアメリカの政策金利が5.0%、日本の政策金利が0.25%の場合、金利差は「5.0%-0.25%=4.75%」だ。

最終的にスワップポイントを決めるのはFX会社だが、基本的にこの金利差が大きいほど、スワップポイントが高くなる傾向がある。

しかし仮にアメリカよりも日本のほうが高くなった場合、米ドル/円で買いポジションを保有すると、スワップポイントを支払わなければならないため注意が必要だ。

スワップポイントが高い通貨ペアの特徴と具体例

スワップポイントが高い通貨ペアは、アメリカやイギリス、トルコ、メキシコなど政策金利が高い通貨を含む通貨ペアだ。

特に日本は超低金利通貨のため、政策金利の高い国の通貨と日本の通貨ペアは、二国間の金利差が大きいためスワップポイントが高い通貨ペアといえる。

具体的には以下のような通貨ペアだ。

  • 米ドル/円
  • ポンド/円
  • トルコリラ/円
  • メキシコペソ/円

ただしスワップポイントが高い通貨ペアで取引する際の注意点についても述べておこう。

政策金利が高いのは、その国がインフレ局面をむかえているためだ。インフレとは、全体的なモノの価格が持続的に上昇する状態のことを指す。

政策金利を引き上げると、企業や個人が借り入れを控えて消費や投資が減少するため、次第にインフレが収まっていく。

インフレが収まってくると、その国の中央銀行は政策金利の引き上げの見送りや、引き下げを検討し始める。

これまでは高かった通貨の政策金利が低下すれば、通貨ペア間の金利差が小さくなるため、スワップポイントも少なくなる可能性がある。

関連する国の政策金利は、常にチェックして頭に入れておこう。

スワップポイントが低い通貨ペアの特徴と具体例

通貨ペア間の金利差が少ないと、スワップポイントは低くなる。

例えばイギリスとアメリカはどちらも政策金利が高く金利差があまりないため、ポンド/米ドルは、スワップポイントの利益が少ない。

その他、スワップポイントが低い通貨ペアは以下の通りだ。

  • 豪ドル/米ドル
  • NZ/米ドル
  • ユーロ/米ドル
  • 豪ドル/NZドル

ただし金利差が少ないということは、政策金利がわずかに変化しただけで、スワップポイントを支払う側になる可能性があるということになる。

スワップポイントが低い通貨ペアを保有しているときも、関連する国の政策金利には注意を払う必要がある。

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スワップポイントを狙ったFX取引のポイントと注意点

スワップポイントを効率的に獲得したいときは、FX会社ごとに提示しているスワップポイントを確認して、なるべく高いものを選ぶと良い。

FXにおける実質的なコストにあたるスプレッドにもこだわろう。

また政策金利が高い通貨を発行している国は、価格変動が大きく、リスクが高いため注意が必要だ。

スワップポイントが高いFX会社を選ぶ

同じ通貨ペアでも、FX会社によってスワップポイントが異なる。

特定の通貨ペアのスワップポイントに特に力を入れている場合もあるため、自身が取り扱いたい通貨ペアで、なるべく高い金額を提示しているFX会社を選ぶと、効率的に利益が獲得できる。

スプレッドが低いFX会社を選ぶ

スプレッドとは買値と売値の差額のことで、FXでは新規注文時にかかるコストにあたる。

スワップポイントを狙うFX取引は、頻繁に売買を行うわけではないが、通貨量を少しずつ増やしたり、まとまった通貨量を購入するケースもあるため、意外にコスト負担が大きくなる可能性もある。

少しでも効率的に運用したいときには、スプレッドにもこだわろう。

スワップポイント狙いのFX取引は余剰資金で行う

現在は新型コロナ以降の経済の急回復で、多くの国でインフレが起きたため、アメリカやイギリス、ユーロ圏も政策金利が高くなっているが、政策金利が高い国は、一般的に政治や経済基盤が不安定な国が多く、値動きが大きい。

スワップポイント狙いで保有し続けることを意図したポジションであったとしても、為替の値動きから生じる含み損の大きさに、精神的なストレスを感じることがあるかもしれない。

そのため余剰資金を使うことが大切だ。

余剰資金とは「当面使う予定がないお金」のことで、毎月の手取り収入から、生活費と車や旅行、教育費といった近い将来、使い道が決まっているお金を差し引いて残った金額を指す。

余剰資金=毎月の手取収入-(生活費+近い将来使い道が決まっているお金)

高レバレッジ取引はしない

例えば米ドル/円を1万通貨保有すると、200円のスワップポイントが受け取れるとした場合、10倍のレバレッジをかけて10万通貨分の取引をすれば、2,000円が受け取れることになる。

しかし先に述べたように、政策金利が高い国の通貨は価格変動が大きい。損失が拡大してロスカットになると、保有しているポジションが強制的に決済されてしまうため注意が必要だ。

スワップポイントを狙うときは、できればレバレッジは1倍、高くても3倍にとどめておこう。

スワップポイントの仕組みを理解する

スワップポイントが付与されるのは、各営業日の終了時(メンテナンスに入る時間)だ。同日中に保有しているポジションを決済してしまうと受け取れない。

またスワップポイントは原則毎日付与されるが、実際は土日祝日などは前もって計算され、複数日分まとめて受け取れる日もあれば、付与されない日もある。

スワップポイントが付与される日数は、FX会社のホームページに掲載されているため、事前に確認しておこう。

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FX取引を始めるならスワップポイントも意識して!

スワップポイントは通貨ペアの金利差に基づく利益であり、長期に渡ってポジションを保有するときに特に重要な要素となる。

スワップポイントはFX会社によって異なるため、自身が扱いたい通貨ペアのスワップポイントをFX会社ごとに比較し、なるべく高いところを選ぶと効率的に収益が獲得できる。

ただし金利が高い通貨は、価格変動が大きいため余剰資金で行うことが大切だ。

またレバレッジをかけた取引は不可能ではないが、リスク管理を怠らないよう注意したうえで取り組んでほしい。

スワップポイント狙う取引の場合、レバレッジは1~3倍に留めておくことをおすすめする。

FX取引でスワップポイントを狙いたい方は、FX口座を早速開設しよう。

※本記事ではメキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円は10万通貨、あとは1万通貨のスワップポイントを表示している。

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この記事を書いた人

株式会社ABCash Technologiesは、「お金の不安に終止符を打つ」をミッションに掲げる、金融教育ベンチャーです。「お金の不安」をなくし、豊かな人生を送れるきっかけを提供するため、2018年6月より個人向け金融教育サービス「ABCash」を展開しています。ABCashは、パーソナル講師が1人1人に合わせてトレーニングメニューを提案し、家計管理〜資産形成に必要な金融リテラシー習得をマンツーマンで伴走サポートするサービスです。2024年より、金融メディア「ABCashマネポス」を展開しています。

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