- 住信SBIネット銀行カードローンの金利が「高いか低いか」を知りたい
- 住信SBIネット銀行カードローンの金利を下げる方法が知りたい
- 実際の利息や返済額がどれくらいになるのかシミュレーションしたい
住信SBIネット銀行カードローンは、スマホ1台あれば申し込みから返済まで完結できて、ネットバンクならではの低い金利水準で借入できる魅力的なカードローンだ。
とはいえ、初めてカードローンを利用する方や、住信SBIネット銀行カードローンを利用したことがない方の中には、他社と比べて金利水準がどの程度なのかがなかなか判断しにくいという方もいるだろう。
そこで本記事では、住信SBIネット銀行カードローンの金利水準について、他社の水準と比較しながら詳しく解説していく。
利息の計算方法や住信SBIネット銀行カードローンの返済方法なども詳しく紹介するため、これから住信SBIネット銀行カードローンを利用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてほしい。
住信SBIネット銀行カードローンの金利はいくら?高いのか、低いのか
住信SBIネット銀行カードローンの金利は、年率1.5%〜14.6%となっている。
しかし、実際に借入を行った際にどのくらいの金利が適用されるのかや、この金利水準が他社と比べて高いのか、低いのか、などについて気になるという方もいるだろう。
まずは、住信SBIネット銀行カードローンの金利水準や、初回借入の場合にどの程度の金利が適用されるのかについて確認していこう。
住信SBIネット銀行カードローンの金利
まずは、住信SBIネット銀行カードローンの金利を確認していこう。
審査の上で決まった利用限度額に応じて、2.49%〜14.79%の間で適用金利が決定される。
なお、住信SBIネット銀行カードローンでは変動金利が採用されており、金利情勢によっては見直されることもある。
下記は、2024年12月1日現在の適用金利だ。
利用限度額 | 適用金利(年率) |
---|---|
910万円~1,000万円 | 2.49% |
710万円~900万円 | 2.99% |
610万円~700万円 | 4.49% |
510万円~600万円 | 5.49% |
410万円~500万円 | 6.49% |
310万円~400万円 | 7.49% |
210万円~300万円 | 8.99% |
110万円~200万円 | 11.99% |
10万円~100万円 | 14.79% |
また、住信SBIネット銀行カードローンが定める所定の条件を満たした方は、基準金利から年0.1%〜0.6%の引き下げを受けられる。
金利引き下げ条件は次の2つだ。
条件 | 引き下げ幅 |
---|---|
SBI証券口座保有登録済みまたは、住信SBIネット銀行取扱住宅ローン残高がある方 | 年0.5% |
ミライノカード(JCB)を保有して、住信SBIネット銀行口座を引き落とし口座に設定している方 | 年0.1% |
上記の条件を両方満たしている方は、年0.6%の引き下げを受けられる。
0.6%の引き下げが適用された場合の金利は下記の通りだ。
利用限度額 | 適用金利(年率) |
---|---|
910万円~1,000万円 | 1.89% |
710万円~900万円 | 2.39% |
610万円~700万円 | 3.89% |
510万円~600万円 | 4.89% |
410万円~500万円 | 5.89% |
310万円~400万円 | 6.89% |
210万円~300万円 | 8.39% |
110万円~200万円 | 11.39% |
10万円~100万円 | 14.19% |
引き下げが適用された場合の金利は年1.89%〜14.19%となり、カードローンの中でもかなり低い水準となる。
他社と住信SBIネット銀行カードローンの金利比較
それでは、住信SBIネット銀行カードローンの金利は、カードローン各社と比較してどの程度の水準なのだろうか。
「ネット銀行系」「メガバンク系」「消費者金融系」の3つのカテゴリに分類して、それぞれの金利をチェックしていこう。
カテゴリ | カードローン名 | 金利(実質年率) |
---|---|---|
ネット銀行系 | 住信SBIネット銀行カードローン | 1.89%〜14.79% |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%〜14.5% | |
セブン銀行カードローン | 12.0%〜15.0% | |
オリックス銀行カードローン | 1.7%〜14.8% | |
メガバンク系 | 三井住友銀行カードローン | 1.5%〜14.5% |
三菱UFJ銀行バンクイック | 1.4%〜14.6% | |
みずほ銀行カードローン | 2.0%〜14.0% | |
消費者金融系 | アコム | 3.0%〜18.0% |
アイフル | 3.0%〜18.0% | |
プロミス | 4.5%〜17.8% | |
SMBCモビット | 3.0%〜18.0% | |
レイク | 4.5%〜18.0% |
出典:セブン銀行カードローン
出典:オリックス銀行カードローン
出典:三井住友銀行カードローン
出典:三菱UFJ銀行バンクイック
出典:みずほ銀行カードローン
出典:アコム
出典:アイフル
出典:プロミス
出典:SMBCモビット
出典:レイク
住信SBIネット銀行カードローンの金利は1.89%〜14.79%と、ネット銀行系カードローンの中ではほぼ他社と同等の水準だ。
一般的に低い金利で借りやすいと言われているメガバンク系のカードローンと比較すると若干金利は上がるものの、大きくは変わらない。
アコムやアイフル、プロミスなどの大手消費者金融カードローンの上限金利と比較すると、2%〜3%程度低い金利が適用されることがわかる。
さらに、住信SBIネット銀行カードローンでは、条件を満たした場合に最大0.6%の金利引き下げを受けられるため、人によっては上記の金利よりも低い金利で借りられる。
初めての借入なら上限金利で比較するのが大事
初めてカードローンで借入を行う場合、これまでの返済実績がないため、大きな資金を借り入れるのは難しい。
一般的な借入を検討している人の場合、利用限度額は10万円〜100万円の範囲に設定されるため、上限金利が適用されるケースが多いだろう。
利用限度額が100万円以内の場合、ほとんどのカードローンでは上限金利が設定される。
そのため、カードローンの金利を比較する際は、上限金利で比較してみるのが重要だ。
何度も利用・返済の実績があったり、大きな収入があったりする場合、利用限度額が初回からある程度見込める可能性もあるが、レアケースと言えるだろう。
金利の低さでカードローンを選びたい、カードローンの金利を比較して検討したい、と考えている方は上限金利で比べてみるのがおすすめだ。
住信SBIネット銀行カードローンの金利は他社と比べて低い
ここまで紹介した内容を踏まえると、住信SBIネット銀行カードローンの「1.89%〜14.79%」という金利水準は、カードローンの中でも低いと評価できる。
上限金利を比較した場合、消費者金融カードローンと比べると圧倒的に低く、メガバンク系カードローンやネット銀行系カードローンの中でも見劣りしない水準だ。
SBI証券口座を保有して登録しているだけで、上記からさらに0.5%の引き下げを受けられるため、金利引き下げの恩恵を受けやすいのもメリットと言えるだろう。
そのため、「なるべく低い金利でカードローンを利用したい」「すでにSBI証券を利用している」といった方におすすめできるカードローンだ。
住信SBIネット銀行カードローンの金利はどうすれば下がるのか
住信SBIネット銀行カードローンの金利をなるべく下げたいという方は、以下のポイントを意識してみるのが大事だ。
- 金利引き下げ条件を満たす
- 利用実績を積み上げる
- 利用限度額を増額する
- 金利が低い他社のカードローンへ借り換える
- 無利息サービスを活用する
具体的なポイントを順番にチェックしていこう。
金利引き下げ条件を満たす
まずは、住信SBIネット銀行カードローンの金利引き下げ条件に当てはまるか確認しよう。
- 条件1
- SBI証券口座保有登録済または住信SBIネット銀行住宅ローンを利用
- 条件2
- ミライノカード(JCB)を保有し、住信SBIネット銀行口座を引き落とし口座に設定
条件1に当てはまる場合は年0.5%、条件2に当てはまる場合は年0.1%の引き下げを受けられ、両方の条件を満たす場合は年0.6%の引き下げを受けられる。
特に、SBI証券口座を保有していれば、登録手続きを行うだけで年0.5%の引き下げを受けられるため、誰でも金利の引き下げが適用されやすい。
カードローンの利用を機に、証券口座の開設に挑戦するのも良いだろう。
利用実績を積み上げる
続いて、カードローンの金利を引き下げるためには利用実績を積み上げていくことも大事だ。
年収に対して問題なく返済できる範囲での借入を行い、毎月着実に返済実績を積み重ねていくことで、カードローン会社から「返済能力が十分にある人だ」と判断される可能性が高くなる。
返済能力がある程度認められれば、カードローン会社から増枠の案内が来ることもあるだろう。
カードローンの適用金利は利用限度額に応じて決まるため、現在よりも利用限度額が増えると、その分適用金利が下がる可能性がある。
ただし、カードローン会社の基準を超える範囲での借入はできないため、いくら順調に返済を継続していったとしても、年収に対して大きすぎる利用限度額が設定されることはない点に注意しよう。
利用限度額を増額する
住信SBIネット銀行カードローンでは、増額が可能と判断される利用者に、増額申し込みの案内が配信される。
該当する利用者には、登録のメールアドレスとWEBサイトログイン後のメールボックス「重要なお知らせ」に案内が配信されるため、定期的にチェックするようにしよう。
なお、他社のカードローンでは自分から利用限度額の増額申請を行える場合もあるが、住信SBIネット銀行カードローンでは、案内が来ていない利用者からの増額申請はできないとしている。
着実に利用実績を積み上げ、増額申し込みの案内がくるまでじっくりと待つようにしよう。
なお、「カードローン増額申し込みのご案内」には有効期限が記されており、期限を超えた後の申し込みはできない。
増額申し込みを検討する場合は、申し込み期限を過ぎてしまわないように気をつけよう。
金利が低い他社のカードローンへ借り換える
住信SBIネット銀行カードローンの金利が高いと考える場合は、金利の低いカードローンに借り換えるのも一つの手だ。
カードローンにおける借り換えとは、現在利用しているカードローンとは別に新たにカードローンを契約して、新しく借りたお金で現在の負債を返済するという仕組みだ。
現在のカードローンの金利が高すぎると感じる場合は、金利の低いカードローンに切り替えることで、利息負担を大きく下げられる可能性がある。
ただし、新たにカードローンに申し込む際は、改めてカードローン会社による審査を受ける必要がある。
審査の結果、借入限度額が希望を下回り、それほど低い金利が適用されない可能性もあるため、借り換えの際はしっかりとシミュレーションを行うのが重要だ。
無利息サービスを活用する
短期間だけお金を借りたい場合は、カードローン会社が提供する無利息サービスを利用するのもおすすめだ。
無利息サービスとは、大手消費者金融を中心に提供されているサービスで、初めてその会社のカードローンを利用する方向けに、一定期間のみ利息を0円にするサービスだ。
無利息期間が適用されている間に全ての借入残高を返済すれば、利息の負担なしでカードローンを借りられる。
住信SBIネット銀行カードローンでは無利息サービスを提供していないが、以下のようなカードローン会社では無利息サービスを提供している。
カードローン | 無利息期間 |
---|---|
アコム | 初回契約日の翌日から30日間 |
アイフル | 初回契約日の翌日から30日間 |
プロミス | 初回借入日の翌日から30日間 |
レイク | 限度額200万円までの契約で60日間/5万円まで最大180日間 |
東京スター銀行スターカードローンα | 初回契約日から30日間 |
出典:アイフル
出典:プロミス
出典:レイク
出典:東京スター銀行スターカードローン
「給料日までの2週間だけお金を借りたい」「無利息期間を有効活用したい」と考えている方は、無利息サービスを提供しているカードローンをチェックしてみよう。
住信SBIネット銀行カードローンの利息はいくらになるのか
住信SBIネット銀行カードローンで実際に借入を行う場合、毎月負担する利息の金額や、最終的に支払うことになる利息の総額はどのように計算するのだろうか。
ここでは、利息の計算式や各種シミュレーションの使い方について説明し、具体的な利息の計算方法を解説していく。
カードローンの利息の計算方法
カードローンの利息は、「借入金額に対して所定の利率で計算される金額を借りている期間分支払う」という考え方が原則となる。
借りた金額に年率金利をそのままかけて利息を求めるのではなく、日割りでかかる利息を計算する。
住信SBIネット銀行では、利息計算方法を「毎月の最終貸越残高について付利単位を1円とし、1年を365日とする日割り計算とする」と定めている。
利息については、毎月1日から末日までの利息約定返済日に貸越残高に組み入れて計算する。
住信SBIネット銀行カードローンの利息の求め方を計算式にすると下記の通りだ。
カードローンの借入の際は返済シミュレーションを行おう
住信SBIネット銀行カードローンをはじめとするカードローンの借入前には、利息と返済額のシミュレーションが重要だ。
具体的に毎月どのようなペースで返済を続けていくのか、希望のペースで返済を続けると完済までにどのくらい期間がかかるのか、などをシミュレーションしておくことで、実際の返済も余裕を持って行えるだろう。
ここでは、毎月の返済額についてのシミュレーションと、返済までどのくらいの期間がかかるかのシミュレーションについて紹介する。
返済額のシミュレーション
返済額のシミュレーションは、「借入金額」「返済月数」「年率」の3つを決めた上で、毎月どのくらい返済を行うかや、トータルでどのくらい返済を行うかをシミュレーションするものだ。
例えば、借入額が30万円、適用金利が14.79%の場合、返済期間が変わることで下記のように返済額が変わってくる。
返済期間 | 毎月返済額 | 返済総額 |
---|---|---|
6ヶ月 | 52,210円 | 313,260円 |
12ヶ月 | 27,077円 | 324,924円 |
24ヶ月 | 14,546円 | 349,104円 |
36ヶ月 | 10,400円 | 374,400円 |
返済期間を延ばすほど毎月の返済額は小さくなり、余裕を持って返済を続けやすくなる。
しかし、返済期間が長くなるほど利息を支払う期間も長くなるため、返済総額は大きくなりやすい。
単純に毎月の返済額を小さくすることだけでなく、返済総額がどのくらいになるのかも意識した上で、どのくらいの返済額だったら余裕を持って返せそうかを検討するのがおすすめだ。
返済期間のシミュレーション
続いて、返済期間のシミュレーションを行ってみよう。
「借入金額」「年率」などを設定した上で、毎月決められた返済額(約定返済額)で返済を継続した場合、完済までどのくらい期間がかかるかをイメージするためのものだ。
毎月の返済額は借入残高に応じて決まるため、約定返済を継続する場合は、元本が小さくなるにつれて毎月の返済額も小さくなる。
住信SBIネット銀行カードローンでは、約定返済を行う場合の毎月の返済額は、前月末の借入残高によって下記の通り変わる。
前月末時点の貸越残高 | 返済額 |
---|---|
2,000円以下の場合 | 前月末時点の貸越残高 |
2,000円超10万円以下 | 2,000円 |
10万円超20万円以下 | 4,000円 |
20万円超40万円以下 | 6,000円 |
40万円超60万円以下 | 8,000円 |
60万円超80万円以下 | 11,000円 |
80万円超100万円以下 | 15,000円 |
100万円超150万円以下 | 20,000円 |
150万円超300万円以下 | 25,000円 |
300万円超400万円以下 | 30,000円 |
400万円超500万円以下 | 40,000円 |
500万円超600万円以下 | 50,000円 |
600万円超700万円以下 | 60,000円 |
700万円超800万円以下 | 70,000円 |
800万円超900万円以下 | 75,000円 |
残高900万円超 | 80,000円 |
例えば、15万円を借りた場合、当初の返済額は4,000円だ。
ただし、返済を続けて貸越残高が10万円以下になると、返済額は2,000円に減少する。
借入残高が大きい場合、毎月返済額が増加するため、しっかりと返済計画を立てて借りるのが大事だ。
また、返済が進むにつれて返済金額が少なくなるため、返済が長期に渡りやすいという注意点がある。
住信SBIネット銀行カードローンの返済条件
続いて、住信SBIネット銀行カードローンの返済条件や返済手段などを確認していく。
住信SBIネット銀行カードローンの返済方法
住信SBIネット銀行カードローンでは、毎月決まった日に返済を行う「約定返済」または追加で返済を行う「随時返済」の2種類の返済方法を利用できる。
原則としては約定返済となり、毎月5日(銀行休業日の場合は翌営業日)に、借入残高に応じて決められる返済額が、住信SBIネット銀行の引き落とし口座から自動で引き落とされる。
毎月、返済日の前日までに引き落とし口座に返済額以上の金額を入金しておく必要がある。
万が一、約定返済が遅れそうな場合は、専用ページにログインした状態で、問い合わせフォームから入金予定日を入力することで手続きが可能だ。
ただし、延滞を何度も繰り返したり、無断で延滞を行ったりすると、信用情報に傷がつく可能性もあるため注意しよう。
約定返済に加えて、余裕のある月は随時返済も追加で行うことが可能だ。
随時返済には「全額返済」と「金額指定返済」の2種類があり、それぞれ以下のような違いがある。
全額返済 | 借入額の全額を返済する方法。元金と経過利息を合わせて返済する。 | WEBで手続き可能 |
---|---|---|
金額指定返済 | 任意の金額(1円以上1円単位)を指定して返済する方法。元金のみの返済となり、経過利息は残る。 | WEB・ATMで手続き可能 |
住信SBIネット銀行カードローンの返済手段
住信SBIネット銀行カードローンでは、以下の3つの返済手段を利用できる。
- 自動引き落とし
- WEBサイトからの返済
- ATMでの返済
毎月決まった日の自動引き落としは必須だが、それに加えて余裕のあるタイミングではWEBサイトやATMからの返済も可能だ。
WEBサイトから返済を行う場合、ログイン後に「カードローン」→「追加返済」画面から案内に従って手続きを行う。
代表口座の円預金から返済額を振り替えることで、返済手続きは完了する。
ATMから返済を行う場合は、ATMの画面から「カードローン」→「ご返済」を選択し、画面の案内に従って手続きを進める。なお、利用できるATMは以下の4つだ。
- セブン銀行
- ローソン銀行ATM
- イーネットATM
- イオン銀行ATM
返済手数料はいつでも何回でも無料となっているので、なるべく早く返済したいという方は積極的に追加返済を行うのがおすすめだ。
住信SBIネット銀行カードローンの利息・返済額はどうすれば抑えられるのか
住信SBIネット銀行カードローンで利息・返済額を抑えるためには、どのようなポイントを意識すべきだろうか。
なるべく返済時の負担を減らしたいという方は、以下のポイントをチェックしてみてほしい。
- SBI証券口座を開設する
- 住信SBIネット銀行住宅ローンを利用する
- ミライノカード(JCB)を保有する
- 随時返済を活用して借入総額を減らす
SBI証券口座を開設する
住信SBIネット銀行カードローンの基準金利は年2.49%〜14.79%となっているが、SBI証券口座を保有して口座登録を行うと、年0.5%の金利引き下げが適用となる。
つまり、SBI証券の口座を保有しているだけで、年1.99%〜14.29%という低金利でカードローンを利用できるのだ。
ただし、SBI証券の口座を登録する時期によって、金利引き下げが適用されるタイミングが変わってくる点に注意が必要だ。
カードローンの申込時点で「SBI証券口座保有登録」が登録済みとなっている場合、カードローン口座開設時点から金利引き下げが適用される。
また、カードローンの申込後からカードローン口座開設時までに「SBI証券口座保有登録」が登録済みとなる場合、カードローンの口座開設が完了した月の翌々月1日から金利引き下げが適用される。
カードローン口座の開設後に「SBI証券口座保有登録」が登録済みとなる場合、登録が完了した月の翌々月1日から金利引き下げが適用される。
住信SBIネット銀行住宅ローンを利用する
住信SBIネット銀行住宅ローンを利用していて借入残高がある方も、年0.5%の金利引き下げの対象となる。
カードローンの金利を抑えるために住宅ローンに加入するのは現実的ではないが、すでに住信SBIネット銀行で住宅ローンを利用している人にとっては大きなメリットとなるだろう。
ただし、SBI証券の口座登録と住信SBIネット銀行での住宅ローン利用の両方の条件を満たす場合も、金利の引き下げは年0.5%となる。
また、フラット35(買取型)およびフラットパッケージローンは金利引き下げの対象外となる点に注意しよう。
ミライノカード(JCB)を保有する
ミライノカード(JCB)を保有していて、住信SBIネット銀行の口座を引き落とし口座に設定している場合は、上記に加えてさらに年0.1%の金利引き下げも適用される。
ただし、ミライノカード(JCB)は2023年11月30日で新規募集停止しているため、新たに申し込むことは難しい。
すでにミライノカード(JCB)を持っている方向けの引き下げ条件だと言える。
随時返済を活用して借入総額を減らす
家計に余裕のあるタイミングでは、積極的に随時返済(追加返済)も行うのがおすすめだ。
利息は毎月の利用残高に対して計算されるため、利用残高そのものを減らすことで、利息として支払う金額も小さくできる。
利用残高が減ると、本来予定していた返済期間よりも短く返し終わるため、支払い総額も大幅に減らせるというメリットがある。
まずは、毎月の返済日に遅れずにしっかりと返済を継続しつつ、ボーナスなどで臨時収入があった場合は、なるべく随時返済も活用するようにしてみよう。
住信SBIネット銀行カードローンのメリットは何か
ここまで、住信SBIネット銀行カードローンの金利水準や返済方法、返済負担を減らすポイントなどを紹介してきた。
最後に改めて、住信SBIネット銀行カードローンのメリットを解説する。主なメリットは以下の3点だ。
- 金利が低い
- 申し込みから返済までスマホで完結できる
- コンビニATMで借入・返済が可能
金利が低い
住信SBIネット銀行カードローンの金利は、ネットバンクならではの低水準となっている。
大手消費者金融はもちろん、メガバンクや他のネットバンクと比較しても遜色ない水準だ。
さらに、SBI証券の口座を保有していれば、年0.5%の金利引き下げを受けられるのも大きな魅力だと言えるだろう。
申し込みから返済までスマホで完結できる
住信SBIネット銀行カードローンは、24時間365日いつでもWEBから申し込めて、スマホ1台で申し込みから返済まで完結できる。
住信SBIネット銀行の口座を持っていなくても、カードローンと同時に申し込みが可能なので、手間をかけずに手続きを進められるのもメリットだ。
コンビニATMで借入・返済が可能
提携ATMを利用すれば、24時間365日コンビニからの借入・返済が可能な点もメリットと言える。
利用できるATMは、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イオン銀行ATM・イーネットATMの4種類で、全国のコンビニATMを気軽に利用できる。
カードを持ち歩かなくても、「アプリでATM」を利用すれば、スマホ1台で借入・返済の手続きができるため、ローンカードを持ち歩きたくないという方にもおすすめだ。
住信SBIネット銀行カードローンは金利が低めで使いやすい
住信SBIネット銀行カードローンの金利は、他社カードローンと比べても低い水準となっている。
なるべく金利を抑えてカードローンを利用するためには、しっかりと返済を継続して利用実績を積み上げる、金利引き下げ条件を満たす、など工夫して利用することが重要だ。
住信SBIネット銀行カードローンでは、SBI証券の口座を保有しているか住信SBIネット銀行で住宅ローンを利用している場合、年0.5%の金利引き下げを受けられる。
証券口座を開設して口座登録するだけで利息負担を抑えられるので、なるべく低い金利でカードローンを利用したいという方におすすめだ。
カードローンの利用の際は、金利から毎月の利息やトータルの返済額を事前にシミュレーションして、計画的に返済を行うことを心がけよう。
住信SBIネット銀行カードローンは、スマホ1台あれば申し込みから返済まで完結できるため、ぜひこの機会に申し込んでみてはいかがだろうか。