- 横浜銀行カードローンの審査が甘いのか、厳しいのか知りたい
- 横浜銀行カードローンの審査に通過するためのポイントが知りたい
- 横浜銀行カードローンの審査に落ちてしまった時の対処法が知りたい
消費者金融系カードローンよりも低金利で借入ができる横浜銀行カードローン。
利息負担を抑えられるので魅力的だが、「銀行系カードローンは審査が厳しいのではないか」「申し込みをしても審査結果が出るまで時間がかかるのではないか」と不安に思う人もいるかもしれない。
そんな疑問を解消するために、本記事では横浜銀行カードローンの申し込み基準や審査の流れをわかりやすく解説する。
さらに、審査に落ちる人の特徴や落ちた場合の対処法、審査通過に向けた具体的なポイントも紹介しているので、横浜銀行カードローンを検討している方はぜひ参考にしてほしい。
横浜銀行カードローンの審査が受けられる人
横浜銀行カードローンの申し込み基準は、「契約時に満20歳以上69歳以下で安定した収入(年金含む)のある人、およびその配偶者」だ。
パートやアルバイトとして働いている場合も利用できるが、学生の申し込みは受け付けていない。
そして、横浜銀行カードローンは地方銀行が提供する商品なので、以下の地域に居住または勤務していることも条件に設定されている。
- 神奈川県内全地域
- 東京都内全域
- 群馬県の一部都市(前橋市・高崎市・桐生市)
また、保証会社のSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられること、横浜銀行とSMBCコンシューマーファイナンスの個人情報の取り扱いに同意することも、横浜銀行カードローンの条件だ。
そんな横浜銀行カードローンの大きなメリットは、低金利で利息負担を抑えられることだ。
借入限度額に応じて1.5%〜14.6%の金利が適用される仕組みで、限度額が大きくなればなるほど低金利になる。
さらに、提携ATM数が多く、横浜銀行ATNやセブン銀行、ローソン銀行ATM、イオン銀行ATM、イーネットは利用手数料がかからない。したがって、余計な費用を抑えて借入ができる。
横浜銀行カードローンの審査が甘いってほんと?審査基準とは
ここでは、横浜銀行カードローンの審査が甘いかどうか解説する。審査基準についても触れているので、ぜひ参考にしていただきたい。
横浜銀行カードローンの審査基準
横浜銀行カードローンの審査基準は公開されておらず、審査で何を見られているかは正確にわからない。
ただし、一般的なカードローンと同じで、以下の項目が重視されている可能性が高い。
- 年齢や勤務先に関する情報
- 他社からの借入状況や申込履歴などのクレジットヒストリー
- 延滞や債務整理など信用情報機関に登録された情報
これらの項目が審査の中心になると予想されるため、申し込み前にしっかり確認しておくことが重要だ。それぞれについて、詳しく解説していこう。
年齢や勤務先に関する情報
横浜銀行カードローンの申し込み条件は、「満20歳以上満69歳以下で、安定した収入があること」だ。そのため、19歳以下や70歳以上の方は申し込むことができない。
また、審査では申込者の返済能力を判断するため、勤務先情報や雇用形態、年収なども重要視される。
雇用形態には、正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、自営業など、さまざまだが、一般的には正社員が最も審査を通過しやすい。
一方で、アルバイトやパートであっても、継続的に一定の収入を得ていれば、審査通過の可能性は十分にある。
勤務先に関しては、規模や業種、そして勤続年数がチェックされる可能性が高い。
特に勤続年数が長いほど安定性が高いと評価されるため、転職後すぐよりも、ある程度勤続期間を経た状態で申し込む方が有利と言えるだろう。
他社からの借入状況や申込履歴などのクレジットヒストリー
横浜銀行カードローンの審査では、信用情報機関に登録されている取引履歴も重要な判断材料だ。いわゆるクレジットヒストリーのことで、以下のような情報が記録される。
- カードローンやクレジットカードへの申し込み履歴
- 他社からの借入総額
- 返済状況や実績
短期間に複数の金融機関に申し込んでいる場合、多重申し込みとして記録され、返済能力が低いと判断される恐れがある。
このような状況は信用度の低下につながり、審査で不利に働く可能性が高い。
また、他社から多額・高金利の借入をしていると、総返済額が大きいので滞納リスクが高いと見なされることがある。
そのため、申し込み前に自身のクレジットヒストリーを確認し、必要であれば他社借入を減らしておくべきだろう。
延滞や債務整理など信用情報機関に登録された情報
横浜銀行カードローンの審査では、信用情報機関に登録されている延滞や債務整理などの事故情報も、重要なポイントとなる。
過去にクレジットカードやローンの支払いで遅延が発生している場合、返済能力に問題があると判断される可能性が高い。
また、自己破産や個人再生、任意整理などの債務整理を行った履歴は、信用情報機関に5年〜10年程度登録される。
この期間中は新規のカードローンやクレジットカードの審査に通るのが難しい場合が多い。
さらに、携帯電話の端末料金の分割払いを滞納しているケースも信用情報に記録される。
短期間の滞納であれば記録されない場合もあるが、長期間滞納した場合は事故情報として扱われ、カードローンの利用が制限される可能性が高いのだ。
横浜銀行カードローンの審査は決して甘くない
横浜銀行カードローンの審査が甘くないと言われる理由は以下の通りだ。
- 銀行と保証会社の審査を通過する必要があるため
- 警察庁データベースへの照会が必要なため
それぞれの理由を見ていこう。
銀行と保証会社の審査を通過する必要があるため
横浜銀行と保証会社の双方で審査に通過する必要があるため、横浜銀行カードローンの審査は甘くない。
横浜銀行カードローンは、申込者が返済不能になると、保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が横浜銀行に対して弁済を行う仕組みだ。
そのため、銀行だけでなく保証会社も独自の基準で審査を行い、申込者の返済能力や信用リスクを慎重に評価している。
保証会社が滞納リスクを最小限に抑えるために二重のチェック体制が敷かれているので、これが審査の厳しさにつながっていると言える
警察庁データベースへの照会が必要なため
横浜銀行カードローンの審査が甘くない理由のもう一つは、警察庁データベースへの照会が義務付けられている点だ。
警察庁データベースへの照会は、反社会的勢力との取引を未然に防ぐために実施されている。
警察庁データベースに該当者として登録されている場合、銀行はその人物に対して融資を行うことができない。
このプロセスによって横浜銀行カードローンでは健全な取引が確保される一方で、消費者金融系カードローンよりも審査基準が高いとされる理由の一つとなっている。
横浜銀行カードローンの審査の流れ
横浜銀行カードローンの審査の流れは以下の通りだ。
- 仮審査に申し込んで本人確認書類を提出する
- 必要書類を提出する
- 在籍確認が実施される
- 本審査に通過すると準備をして契約手続きに進む
それぞれについて詳しく説明しよう。
仮審査に申し込んで本人確認書類を提出する
横浜銀行カードローンは、インターネットもしくは電話(0120-458-014)による申し込みに対応している。
電話申し込みができるのは、銀行窓口が営業している日の9:00〜19:00だ。
一方で、インターネットは24時間申し込みを受け付けているため、仕事や家事で忙しい人も利用しやすいだろう。
ホームページ内に記載されている「申し込みはこちら」のボタンを選択し、申し込み情報を入力すると仮審査申し込みは完了だ。
同時に本人確認書類の提出が求められるので、以下から1種類をアップロードしよう。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(表面のみ)
- 住民基本台帳カード(顔写真つきのもの)
- 住民票の写し(6か月以内に発行され、本籍およびマイナンバーの記載のないもの)
- 在留カード(永住権の記載があるもの)
- パスポート(住所記入欄があるもの)
- パスポート(住所記入欄がないもの)【顔写真ページ】+住民票または公共料金等の領収書の写し
- 健康保険証※2+住民票または公共料金等の領収書の写し
- 特別永住者証明書
仮審査は最短翌日に完了し、メールもしくはショートメッセージで通知される。
必要書類を提出する
仮審査に通過するとマイページにある「正式審査必要書類提出のお願い」ボタンから、必要事項を入力して以下の正式審査必要書類を提出しよう。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(表面のみ)
- 住民基本台帳カード(顔写真つきのもの)
- 住民票の写し(6か月以内に発行され、本籍およびマイナンバーの記載のないもの)
- 在留カード(永住権の記載があるもの)
- 特別永住者証明書
仮審査申し込みに使用できた健康保険証やパスポートは、本申し込み時には使えない点に注意が必要だ。
また、借入希望金額が60万円を超える場合は、以下の収入証明書類も提出しなければならない。
- 源泉徴収票
- 納税証明書(税務署の発行印があるもの)
- 確定申告書(税務署の発行印があるもの)
- 住民税決定通知書(市区町村の発行印があるもの)
在籍確認が実施される
横浜銀行カードローンは、審査の過程で電話による在籍確認が実施される。在籍確認とは、申込者が申告先の職場で働いているかを確かめるための手続きだ。
銀行カードローンは勤務先への電話によって実施されるケースが多いが、横浜銀行カードローンは以下の書類の提出によっても認められる。
給与所得者 | 個人事業主 |
---|---|
健康保険証 源泉徴収票 給与明細書 確定申告書 社員証 | 確定申告書 事業実態のわかる書類(納品書・発注書・請求書など) |
職場にカードローンの利用がバレるリスクを軽減したいなら、書類で実施するのが良いだろう。
本審査に通過すると準備をして契約手続きに進む
横浜銀行カードローンの本審査は最短即日で完了し、審査結果は指定の電話番号宛にかかってくる。審査結果は、基本的に銀行の営業時間内に通知される。
なお、最短即日審査に対応しているものの、受付時間が遅かったり、申し込みが集中していたりすると審査結果通知が翌日以降になるケースがある点に注意していただきたい。
審査は甘くない!横浜銀行カードローンの審査に落ちる人と落ちた時の対処法
ここでは、横浜銀行カードローンの審査に落ちやすい人の特徴、審査落ちした場合の対処法を解説する。
なかなか審査結果が通知されない理由とそのときの対応についても説明しているので、ぜひチェックしていただきたい。
横浜銀行カードローンの審査に落ちやすい人の特徴
横浜銀行カードローンの審査に落ちやすい人の特徴は以下の通りだ。
- 安定収入を得ていない人
- 多額の借金がある人
- 短期間に複数のクレジットカードやカードローンに申し込んでいる人
- 嘘の情報で申し込んでいる人
- 信用情報に長期延滞や債務整理の記録が残っている人
それぞれについて詳しく説明しよう。
安定収入を得ていない人
横浜銀行カードローンの審査では、安定かつ継続した収入があることが返済能力の判断基準となる。
そのため、無職でアルバイトやパートもしていない場合、返済能力がないと見なされ、審査落ちする可能性が高い。
一方で、横浜銀行カードローンは安定収入の一つとして年金を含むため、年金暮らしの人でも申し込みが可能だ。
ただし、年金のみの収入であっても、返済能力があるかどうかを総合的に判断されるため、年金額が低かったり、すでに借入が多かったりすると審査に通過するのは難しいだろう。
カードローンを利用するためには、安定した収入を確保していることが前提となる。
そのため、資金使途に制限がなく、好きなときに借入ができるカードローンを利用したいなら、正社員やアルバイト、パートして勤務して収入を安定させよう。
多額の借金がある人
他社から多額の借金がある人は返済能力が低い可能性が高いため、横浜銀行カードローンの審査に落ちやすい。
特に、借入総額が年収の3分の1に近づいている場合、審査通過が難しくなる。
例えば年収450万円の人がすでに他社から150万円を借りている場合、返済負担が重く滞納リスクが高い。
したがって、年収の3分の1に迫るほど多くの借入があると、横浜銀行カードローンの利用は厳しくなるのだ。
短期間に複数のクレジットカードやカードローンに申し込んでいる人
短期間に複数のクレジットカードやカードローンに申し込んだ履歴が残っていると、返済能力に疑問を持たれる可能性が高い。
信用情報にはカードローンやクレジットカードの申し込み情報が6か月間記録されるため、この期間に多くの申し込みを行うと「お金に困っている」と見なされる恐れがあるのだ。
複数の申し込みは多重申し込みと呼ばれ、審査ではリスク要因として扱われることが多い。
そのため、短期間に複数の金融機関へ申し込むのは避け、信用情報がクリアになるまで待つべきだろう。
嘘の情報で申し込んでいる人
申し込み時に虚偽の情報を申告した場合、審査に落ちるだけでなく、横浜銀行やSMBCコンシューマーファイナンスからの信頼を損ない、今後も横浜銀行カードローンを利用できなくなる恐れがある。
特に返済能力を判断する際に使用する以下の内容で虚偽申告をすると、非常に問題視されるだろう。
- 源泉徴収票よりも高い年収を記載する
- 他社からの借入額を過小申告する
- 勤務先や職業を偽る
横浜銀行は、収入証明書や信用情報機関から得られるデータをもとに審査を行うため、虚偽の申告は簡単に発覚する。
虚偽が判明した場合、その時点で審査が打ち切られるだけでなく、信頼性の欠如が記録として残り、今後も利用を拒否される可能性が高い。
したがって、カードローンに申し込む際は、必ず情報を正しく申告しよう。
信用情報に長期延滞や債務整理の記録が残っている人
カードローンやクレジットカードの利用履歴は信用情報機関によって管理されており、返済を長期間にわたって滞納した場合、その延滞記録が事故情報として登録される。
事故情報が記録されている間は滞納リスクが非常に高いと評価されるため、信用情報に記録されている延滞や債務整理などの事故情報を厳しくチェックする横浜銀行カードローンの審査通過は難しいだろう。
また、さらに、自己破産や個人再生、任意整理といった債務整理を行った履歴も信用情報に記録される。
これらの情報は通常5年〜10年間残るため、記録が消えるまでは新たな借入が難しくなるのが一般的だ。
信用情報に長期延滞や債務整理の記録がある場合は、記録が削除されるまで申し込みを控え、削除後は適切に利用して信用度を高める必要があるだろう。
横浜銀行カードローンの審査に落ちた場合の対処法
横浜銀行カードローンの審査に落ちたら、以下の対処法を実施していただきたい。
- 収入アップや他社借入の返済をしてから再申し込みをする
- 信用情報の開示請求を行う
- 消費者金融系カードローンを利用する
それぞれ見ていこう。
収入アップや他社借入の返済をしてから再申し込みをする
横浜銀行カードローンの審査に落ちた場合、すぐに再申し込みをするのは避けるべきだ。
収入状況や他社からの借入額が変わっていない状態で再申し込みをしても、審査結果が変わる可能性は低いためである。
それどころか、短期間に複数回申し込んだ履歴が信用情報に記録され、横浜銀行カードローンだけでなくほかの金融機関の審査にも悪影響を与える恐れがある。
信用情報機関では申し込み履歴が約6か月間記録されるため、再申し込みを検討する際は最低でも半年程度の期間を空けるのが望ましい。
その間に、審査に落ちた原因を特定し、以下のような対策を取ることで審査通過の可能性を高められるだろう。
- 収入アップを目指す
- 転職や副業を活用して安定的な収入を増やす
- 他社借入の返済を進める
- 無理のない範囲で他社借入を繰り上げ返済して借入総額を減らす
審査落ち後にやみくもに申し込んでも通過する可能性は低いので、計画的に状況を整えてから再挑戦しよう。
信用情報の開示請求を行う
収入条件や他社借入などの条件を満たしていても審査に落ちるなら、過去の延滞や債務整理の記録が審査結果に影響を与えている可能性がある。
信用情報は個人でも開示請求が可能なので、事故情報が記録されていないか確認してみよう。信用情報機関の1つであるCICでは、以下の手順で開示請求が可能だ。
- 利用環境(iPhone:iOS 7.0.6 以降・Android5.0以降・Windows10・Windows11・Microsoft Edge)と支払い方法を確認する
- クレジット契約で利用した電話番号から「0570-021-717」に電話をかけて受付番号を取得する
- 受付番号と電話番号を入力して認証コードを取得する(認証コードの有効期限は60分間)
- 表示に従って個人情報を入力する
- 利用手数料を決済する
- 決済が完了すると開示情報が表示される
500円の手数料がかかるインターネット申し込みでは、支払いが完了すると信用情報が開示される仕組みだ。
CICの手数料は、以下のようなクレジットカードやデビットカード、キャリア決済で支払える。
決済の種類 | 対応している会社 |
---|---|
クレジットカード | 株式会社イオン銀行・株式会社クレディセゾン・株式会社ジャックス・三井住友カード株式会社・ユーシーカード株式会社・ライフカード株式会社・三菱UFJニコス株式会社・SMBCファイナンスサービス株式会社・トヨタファイナンス株式会社・株式会社JCB・三井住友トラストクラブ株式会社・株式会社オリエントコーポレーション・株式会社エポスカード |
デビットカード | 株式会社JCB |
キャリア決済 | d払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い |
消費者金融系カードローンを利用する
横浜銀行カードローンの審査に通らなかった場合、金利はやや高めになるものの、借入を急ぐなら消費者金融系カードローンを利用しよう。
消費者金融のカードローンは、銀行カードローンに比べて審査基準が柔軟で、比較的通過しやすいためだ。
さらに、消費者金融のカードローンは即日融資に対応している商品が多く、急ぎで資金が必要な場合にも利用しやすい。
また、審査スピードの速さや柔軟な在籍確認対応など、利用者の事情に合わせたサービスを提供している点も魅力的だろう。
横浜銀行カードローンの審査結果通知が遅いときの原因と対処法
横浜銀行カードローンの審査結果がなかなか通知されないときは、以下のような原因が考えられる。
- 申し込み内容に不備がある
- 在籍確認が完了していない
- 申し込みが集中して審査に時間がかかっている
次はそれぞれの要因とその対処法を解説しよう。
申し込み内容に不備がある
横浜銀行カードローンの審査結果通知が遅れる原因の一つに、申し込みフォームに記載した情報の誤りや不備が挙げられる。
記載内容に問題があると、確認のために申込者へ電話連絡が行われる場合があり、その分審査に時間がかかる傾向にある。特に以下のような項目でミスが発生しやすい。
- 申告した住所が本人確認書類と一致していない
- 勤務先の名称や住所が正確ではない
- 本人確認書類が不鮮明である
- 最新版の収入証明書類が提出されていない
借入を急いでいる場合は、申し込みフォームの記入後に入力内容を丁寧に確認することが大切だ。
また、本人確認書類や収入証明書類をアップロードする際、写真が不鮮明にならないよう注意が必要である。
例えば部屋が暗い、光が反射しているなどの理由で書類の文字や画像が確認できない場合、再提出を求められるかもしれない。
したがって、アップロード前には、書類の全体が鮮明に写っているかを確認しよう。
在籍確認が完了していない
横浜銀行カードローンの審査では在籍確認が実施されるが、もし完了していない場合は審査が保留状態になり、結果通知が遅れることがある。
在籍確認が取れない理由としては、以下のようなケースが挙げられる。
- 勤務先の電話番号が誤って記載されている
- 勤務先が休日で誰も電話に出られない
- 本社の電話番号が記載されていて電話に出た人が申込者が在籍していることを把握していない
勤務先が平日休みの場合やシフト制で休業日が多い場合は、あらかじめ横浜銀行に職場の営業時間を伝えておくことで、適切なタイミングで在籍確認を実施してもらえる可能性がある。
さらに、勤務先情報を正確に記載することも重要だ。例えば勤務先が支社や支店の場合、本社ではなく自身がいる職場につながる電話番号を記載する必要がある。
本社の電話番号を記入してしまうと、確認が完了しないケースがあるので注意が必要だ。
また、派遣社員の場合は、現在勤務している派遣先ではなく、派遣元の連絡先を記載するのが一般的だ。
なお、横浜銀行は電話による在籍確認が難しい場合は、勤務先がわかる書類の提出でも在籍確認が可能だ。必要であれば事前に横浜銀行に相談し、柔軟な対応を依頼すると良いだろう。
申し込みが集中して審査に時間がかかっている
横浜銀行カードローンでは、年末年始や大型連休中に申し込みが集中すると、審査対応が追いつかず、通常よりも結果が出るまでに時間がかかるケースがある。
審査が遅れるのは、申し込みの処理が順番待ちになるためだ。
このような時期に申し込みを行った場合、横浜銀行に問い合わせても審査が早く終わるわけではない。
そのため、借入を希望する場合は、申し込みが集中しやすい時期を避けるか、早めに手続きを開始しよう。
横浜銀行カードローンの審査に通過するためのポイント
横浜銀行カードローンの審査に通過するためには、以下のポイントを押さえることが大切だ。
- 個人情報や勤務先情報などを正しく申告する
- 安定かつ継続した収入を確保する
- 他社からの借入がある場合は先に返済する
- 良好なクレジットヒストリーを積み上げる
それぞれについて詳しく解説しよう。
個人情報や勤務先情報などを正しく申告する
横浜銀行カードローンの申し込みフォームに記載する情報に誤りや虚偽があると、審査が遅れるだけでなく、審査に落ちてしまうリスクも高まる。
そのため、氏名や住所、年収などの情報は正確に入力しなければならない。特に勤務先の電話番号や住所に関する情報は間違いが発生しやすいため、申し込み前に必ずチェックしよう。
また、借入限度額を高くする目的で年収を実際より多く記載したり、他社の借入額を少なく記載することは絶対に避けるべきだ。
年収は収入証明書類、他社借入額は信用情報機関を通じて確認されるため、虚偽の情報は簡単に判明する。
虚偽申告が発覚すれば、審査に通過できないばかりか、横浜銀行内での記録が残り、今後の利用にも支障をきたす恐れがある。
カードローンを利用する際は、必ず正確な情報を申告しよう。
安定かつ継続した収入を確保する
横浜銀行カードローンの審査では、返済能力を確認するために安定かつ継続した収入があることが重要視される。
信用情報に問題がない正社員は審査に通過する可能性が高いが、アルバイトやパートであっても安定した収入があれば十分に審査通過は可能だ。
学生でなければ利用できるので、安定して稼げているなら申し込んでみよう。
審査に通過する確率を高めるために収入を増やしたいなら、アルバイトの掛け持ちや副業なども検討していただきたい。
また、勤続年数が長いほど収入が安定していると判断されやすいため、審査で有利に働くケースがある。
転職直後やアルバイトを始めたばかりの状態ではなく、ある程度の勤続期間を経てから申し込む方が、審査通過の可能性を高められるだろう。
他社からの借入がある場合は先に返済する
他社からの借入が多いと、横浜銀行カードローンの審査では返済能力に不安があると判断される可能性が高い。
多額の借入を抱えた状態でさらにカードローンを利用すれば、返済が滞るリスクがあると見なされるためだ。
さらに、消費者金融系カードローンでは年収の3分の1を超える貸付ができない総量規制が適用されるが、横浜銀行カードローンは総量規制の対象外である。
それでも、年収の3分の1が基準になるケースが多いため、総量規制の基準を超えていると審査で不利に働きやすい。
横浜銀行カードローンの審査通過を目指すなら、まずは他社借入を返済しよう。高金利の借入を優先的に繰り上げ返済することで、利息負担を軽減できるほか、総返済額を抑えられる。
また、複数の借入がある場合は、小口の借入を完済して借入件数を減らすのも効果的だ。
これにより、返済管理が容易になるだけでなく、信用情報の見栄えが良くなって信用情報にもプラスに働いて審査に通過しやすくなるかもしれない。
良好なクレジットヒストリーを積み上げる
クレジットカードやローンの利用履歴を示す信用情報のクレジットヒストリーは、カードローンの審査において重要な要素だ。
クレジットヒストリーは信用情報機関によって管理されていて、申し込み履歴や支払い状況、延滞の有無などが記録されている。
横浜銀行カードローンの審査では申込者の信用情報が確認されるため、良好なクレヒスを積み上げておくことで信用度が高まるのだ。
その結果、審査に通過してカードローンを利用できる可能性がアップする。良好なクレジットヒストリーを積み上げるためには、以下のような点を意識していただきたい。
- クレジットカードやローンを定期的に利用する
- 期日通りに確実に返済する
- 多重申し込みをして複数の申し込み履歴が残らないようにする
良好なクレジットヒストリーを作る基本は、延滞を避けて確実に支払いを行うことだ。
一方で、短期間に複数のカードローンやクレジットカードに申し込むと「お金に困っている」と判断される恐れがある。
そのため、審査通過の確率を高めたいなら、前回の申し込みから半年程度は期間を空けるべきだろう。
また、ローンやクレジットカードの履歴がない状態はホワイトと言い、逆に審査で不利になる。
返済能力を評価する材料が不足していて、カードローン利用後の滞納リスクが高いと見なされるためだ。
したがって、横浜銀行カードローンの審査に通過したいなら、ローンやクレジットカードを利用・返済し、良好なクレジットヒストリーを積み上げるようにしよう。
横浜銀行カードローンの審査ポイントを押さえてから申し込もう
横浜銀行カードローンの審査は決して甘くないものの、申し込み条件を満たしている人が対策をすれば十分に通過できる可能性がある。
横浜銀行カードローンの審査に通過するためのポイントは以下の通りだ。
- 個人情報や勤務先情報などを正しく申告する
- 安定かつ継続した収入を確保する
- 他社からの借入がある場合は先に返済する
- 良好なクレジットヒストリーを積み上げる
上限金利が14.6%の横浜銀行カードローンは、消費者金融系カードローンよりも低金利で借入ができるのが魅力的だ。
また、書類での在籍確認に対応していたり、横浜銀行ATM以外にコンビニATMの手数料が無料だったりする点もメリットである。
もし横浜銀行カードローンを検討しているなら、計画的な準備を行い、申し込み条件を満たしてから手続きを進めてほしい。
神奈川県や東京都、群馬県の対象エリアに居住または勤務している人は、低金利で安心して借り入れができる横浜銀行カードローンに申し込んでみてはどうだろうか。