- 三井住友銀行カードローンの審査が甘いのか、厳しいのか知りたい
- 三井住友銀行カードローンの審査に通過するためのポイントが知りたい
- 三井住友銀行カードローンの審査に落ちてしまった時の対処法が知りたい
消費者金融系カードローンよりも金利が低い三井住友銀行カードローンを利用すれば、利息負担を抑えた借入が可能だ。
しかし、「金利は低いが、その分審査が厳しいのではないだろうか」「厳しくチェックされて審査に時間がかかるのではないか」と疑問に思っている人もいるのではないだろうか。
そのような人に向けて、本記事では三井住友銀行カードローンの申し込み基準を説明した後、審査基準や審査の流れを解説する。
三井住友銀行カードローンの審査に落ちる人と落ちた場合の対処法、通過に向けたポイントも説明しているので、ぜひチェックしていただきたい。
三井住友銀行カードローンの審査が受けられる人
三井住友銀行カードローンに申し込めるのは、以下の条件を満たす人だ。
- 本人からの申し込みである
- 満20歳以上満69歳以下
- 原則安定した収入がある(年金収入は含まない)
- SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる
- 使い道が事業性資金以外
これらの条件を満たしていれば、三井住友銀行カードローンの審査を受けられる。そんな三井住友銀行カードローンのメリットは、低金利で利息負担を軽減できることだ。
審査によって年1.5%〜14.5%の金利が適用される仕組みで、カードローンではトップクラスに低い。
さらに、三井住友銀行で住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどを組んでいれば、金利が優遇されて年1.5〜8.0%の範囲内でお金を借りられる。
また、借入・返済方法ともに豊富なので使い勝手が良いのもメリットだ。
インターネットバンキングに対応していて自宅にいながら借入・返済手続きができるうえに、三井住友銀行のATM利用手数料も無料なので、外出時にもカードローンを利用しやすい。
さらに、メガバンクが提供する商品で、安心感があるのも大きなメリットだ。
自社で実施したアンケートによると、三井住友銀行カードローンのメリットとして以下のような項目が挙げられている。
- 金利が低い
- 融資までのスピードが早い
- 借入・返済方法の種類が多くて便利
- 大手銀行なので安心感がある
それぞれの口コミを以下で紹介する。
金利が低い
金利手数料が消費者金融よりは安いし、銀行という点から安心感があって不安にならずに利用することができました。
金利はそんなに高くなく、返済も苦しいとは思わなかったのでそこそこ満足している。
融資までのスピードが早い
審査のスピードが速かった点は他社よりも良い点だと思います。
スピード感や安心感があり急な出費にも対応してもらえて良かった。
借入・返済方法の種類が多くて便利
良い点は、手続きが簡単で借り入れがしやすいところです。
申し込みから返済まで、webで完結するのはいいところ。
お金を借りやすいと思っています。コンビニのATMから借りたり返したり出来るので簡単に出来るところがいいと思います。
大手銀行なので安心感がある
銀行のカードローンなのでとりあえずの信用が置けるし、無理な返済をしなくてもよいのがよい点だと思う
有名な銀行のローンなので信頼できるし、平均以上の評価はしてもいいと思った。悪い点は特にない。
三井住友銀行カードローンの審査が甘いってほんと?審査基準とは
「三井住友銀行カードローンは目的別のローンと比べて審査が甘いのではないか」と、考えている人もいるのではないだろうか。
三井住友銀行カードローンの審査は厳格な基準にもと付いて行われており、実際には甘いと言い難い。
ここでは、三井住友銀行カードローンの審査基準を説明した後、審査が甘くないと言い切れる理由を紹介する。
三井住友銀行カードローンの審査基準
三井住友銀行カードローンでは明確な審査基準は公開されていないものの、一般的なカードローンと同様に以下のような項目がチェックされている可能性が高い。
- 年齢や勤務先に関する情報
- 金融機関への申込履歴や他社からの借入額などのクレジットヒストリー
- 延滞情報や債務整理などの事故情報
それぞれの項目について詳しく見てみよう。
年齢や勤務先に関する情報
三井住友銀行カードローンでは、申し込み対象を「満20歳以上満69歳以下で原則安定した収入がある人」と定めている。
そのため、19歳以下や66歳以上の人は、そもそも申し込むことができない。
また、返済能力を判断する際に役立つのが勤務先情報や雇用形態、年収などだ。
雇用形態には、正社員、契約社員、アルバイト、派遣社員、自営業などが含まれる。
正社員は審査において有利とされるが、アルバイトやパート、派遣社員であっても、継続的な収入が確認できれば審査通過の可能性は十分にある。
そして、勤務先情報では勤務先の規模や業種、勤続年数が重視されやすい。
特に勤続年数が長いほど、安定性が高いと判断される傾向にあるため、転職直後よりも働き始めてからある程度経過してからの申し込みが望ましいだろう。
金融機関への申込履歴や他社からの借入額などのクレジットヒストリー
三井住友銀行カードローンの審査では、信用情報機関に登録されている個人の取引履歴も重要な判断材料だ。
クレジットヒストリーとも呼ばれる信用情報には、以下のような内容が記録されている。
- ローンやクレジットカードへの申し込み履歴
- 他社からの借入額
- 返済実績
例えば短期間に複数のカードローンやクレジットカードに申し込んだ履歴がある場合、返済能力に不安があると判断されやすいのだ。
多重申し込みの状態は信用度が低下する可能性があるため、審査でマイナスに作用する恐れがある。
また、他社からの借入総額が大きい場合や、高金利で借り入れている場合も滞納リスクが高いと見なされやすい。
延滞情報や債務整理などの事故情報
三井住友銀行カードローンの審査では、信用情報機関に登録されている延滞や債務整理などの事故情報も重要なチェックポイントだ。
過去にクレジットカードやローンの支払いを遅延した記録があると、返済能力に問題があると見なされる可能性が高い。
特に、長期の延滞や複数回の遅延は審査に不利に働き、記録されていると審査通過は厳しいだろう。
また、自己破産や個人再生、任意整理といった債務整理の履歴は、借金完済から5年〜10年を信用情報に記録され、その期間は新たな借入が難しくなることが多い。
さらに、携帯電話の端末料金の分割払いを滞納している場合も信用情報に記録されていて、カードローンの審査の判断材料に使用されている。
短期間の延滞なら信用情報には記録されないが、長期間にわたって滞納すると事故情報として扱われてカードローンを利用できなくなるため、現在進行中の延滞がある場合は早急に返済していただきたい。
三井住友銀行カードローンの審査は決して甘くない
三井住友銀行カードローンの審査は決して甘くないと言われるのには、以下のような理由がある。
- 銀行カードローンの審査は銀行と保証会社のどちらでも行われるから
- 銀行カードローンの審査は警察庁データベースの照会が必要だから
それぞれについて詳しく説明しよう。
銀行カードローンの審査は銀行と保証会社のどちらでも行われるから
三井住友銀行カードローンの審査が甘くない理由の一つは、銀行と保証会社の双方で審査が行われる点にある。
三井住友銀行カードローンでは、申込者が万が一返済できなくなった場合、保証会社のSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が三井住友銀行に対して弁済を行う仕組みになっている。
そのため、銀行だけではなく保証会社のSMBCコンシューマーファイナンス株式会社も滞納リスクを最小限に抑えるために、厳格な基準で審査を実施しているのだ。
銀行カードローンの審査は警察庁データベースの照会が必要だから
三井住友銀行カードローンを含む銀行カードローンの審査が甘くないもう一つの理由として、警察庁データベースへの照会が義務付けられている点が挙げられる。
警察庁データベースの照会は反社会勢力との取引を未然に防ぐために実施されていて、すべての銀行に義務付けられている手続きだ。
照会して該当していることがわかれば、銀行は融資を行うことができない。
警察庁データベースへの照会を実施する三井住友銀行カードローンは消費者金融系カードローンよりも審査基準が高く、審査は甘くないと言えるだろう。
三井住友銀行カードローンの審査の流れ
三井住友銀行カードローンの審査の流れは以下の通りだ。
- 申し込みが完了する
- 本人確認書類・収入証明書類(必要な場合のみ)を提出する
- 電話による在籍確認が実施される
- 審査が完了する審査結果が出るまでにかかる時間
それぞれ詳しく説明する。
申し込みが完了する
まずはパソコンやスマートフォンを使用したインターネット申し込み、ローン契約機、電話の3種類から好きな方法で申し込もう。申し込みフォームには、以下のような情報を入力する。
- 氏名
- 住所
- 勤務先
- 年収
- 借入希望額
インターネットを活用して申し込みをWebで完結させると、自宅にローンカードや郵送物が届かない。
したがって、家族や同居人にカードローンの利用がバレるリスクを大幅に軽減できる。
本人確認書類・収入証明書類(必要な場合のみ)を提出する
申し込みが完了すると、本人確認書類の提出が求められる。また、借入希望金額が50万円を超える場合は、収入証明書類も提出しなければならない。
有効な本人確認書類と収入証明書類は以下の通りだ。
- 運転免許証
- 個人番号カード
- パスポート(2020年2月4日以降に申請したもののみ)
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
- 源泉徴収票
- 税額通知表
- 所得証明書
- 確定申告書
- 給与明細書+賞与明細書
電話による在籍確認が実施される
お金を貸す業者は、貸金業法によって在籍確認が義務付けられている。したがって、三井住友銀行カードローンに申し込むと、原則として電話による在籍確認が行われる。
在籍確認とは、申込者が本当に申告した勤務先で働いているかを確かめる手続きだ。
申告内容や収入証明書類で在籍確認を実施しているカードローンもあるが、三井住友銀行カードローンでは勤務先に銀行名で電話がかかってくる。
そのため、自分以外が電話に出た場合はカードローンの利用がバレるかもしれない。
ただし、三井住友銀行にはカードローン以外にもさまざまなローン商品があり、在籍確認の電話だけでカードローンの利用がバレるリスクは小さいだろう。
審査が完了する審査結果が出るまでにかかる時間
書類提出と在籍確認が完了すると本審査が完了し、電話やメールで結果が通知される。
三井住友銀行カードローンは最短当日に審査が完了するため、早ければ申し込みから結果通知まで数時間程度だ。
ただし、審査に対応していない土日祝日に申し込むと、借入までの3日〜5日程度を要するケースもある。
また、申し込みが集中していたり、申し込み内容に不備があったりする場合も審査に時間を要するため、借入を急ぐならなるべく早めに申し込むようにしよう。
審査は甘くない!三井住友銀行カードローンの審査に落ちる人と落ちた時の対処法
ここでは、三井住友銀行カードローンの審査に落ちる可能性が高い人の特徴や、審査落ちしたときの対処法を解説する。
審査結果が遅いときに考えられる要因と対処法も説明しているので、ぜひ参考にしていただきたい。
三井住友銀行カードローンの審査に落ちる可能性が高い人の特徴
三井住友銀行カードローンの審査に落ちる可能性が高い人の特徴は以下の通りだ。
- 安定した収入がない人
- 他社からの借入額が多い人
- 信用情報に事故情報が記録されている人
- 虚偽の情報を申告する人
- 短期間に複数のカードローンやクレジットカードに申し込んでいる人
それぞれについて説明しよう。
安定した収入がない人
カードローンの審査において、安定かつ継続した収入がある人は返済能力があると判断される。
一方で、無職でアルバイトもしていない人は返済能力がないと見なされるため、審査通過が難しい。
また、三井住友銀行カードローンは安定した収入に年金は含まないと定義付けている。
そのため、年金以外に収入源がなければ三井住友銀行カードローンは利用できないだろう。
他社からの借入額が多い人
すでにほかの銀行カードローンや消費者金融系カードローンを利用して借入額が大きい場合、返済能力が低いと判断され、審査に落ちる可能性が高い。
他社からの借入総額が多いと判断される目安は、年収の3分の1だ。
例えば、年収300万円ですでに100万円近くの借入がある人は、三井住友銀行カードローンの利用が難しい。
信用情報に事故情報が記録されている人
カードローンやクレジットカードの申し込み履歴や利用履歴は、信用情報に記録されている。もし返済を長期間にわたって滞納していれば、延滞記録が事故情報として記録される。
滞納し続ける人に返済能力がある可能性は非常に低いため、事故情報が記録されていると審査通過は難しい。
また、返済が苦しくなった際に借金を帳消しにできる自己破産、減額できる個人再生、利息や遅延損害金をカットできる任意整理などの債務整理を実施した記録も残っている。
債務整理の記録が信用情報に残っている間は、三井住友銀行カードローンの審査通過は厳しいだろう。
虚偽の情報を申告する人
申し込み時に虚偽の情報を申告すると、審査に落ちるだけでなく、金融機関からの信頼を損なって今後のカードローン利用も難しくなる。
特に以下のような虚偽情報を申告しないよう、気をつけていただきたい。
- 年収を実際よりも多く申告する
- 他社借入額を少なく記載する
- 勤務先や職業を偽る
三井住友銀行は収入証明書や信用情報をもとに審査を実施するため、虚偽の申告は簡単に発覚する。
短期間に複数のカードローンやクレジットカードに申し込んでいる人
信用情報には、カードローンやクレジットカードの申し込み情報が半年間記録される。
もし同時期に複数の金融機関に申し込んでいると、お金に困っていて返済能力が低いと判断される可能性が高い。
そのため、短期間に複数のカードローンやクレジットカードに申し込んでいる人は、審査で不利になりやすいのだ。
三井住友銀行カードローンの審査に落ちた時の対処法
三井住友銀行カードローンの審査に落ちた場合の対処法は以下の通りだ。
- 再申し込みまで期間を空ける
- 信用情報の開示請求をする
- 消費者金融系カードローンを検討する
それぞれ解説しよう。
再申し込みまで期間を空ける
三井住友銀行カードローンの審査に落ちた場合、すぐに再申し込みをするのは避けた方が良い。
なぜなら、他社借入や収入が変わっていない状態で申し込んでも、審査結果が変わる可能性は低いためだ。
そればかりか短期間に複数回申し込んだことが信用情報に記録され、三井住友銀行カードローン以外の審査通過も難しくなる恐れがある。
申し込み記録は約半年記録されるため、審査に落ちた場合は再申し込みまで6か月くらいは空けるようにしよう。
なお、その期間に審査落ちの原因がわかれば、その部分を解消することで審査に通過しやすくなる。
信用情報の開示請求をする
他社借入や収入条件をチェックしても審査に落ちる場合は、過去の延滞などが事故情報として記録されている恐れがある。
信用情報機関の1つであるCICでは、以下の手順でインターネットによる開示請求が可能だ。
- 利用環境(iPhone:iOS 7.0.6 以降・Android5.0以降・Windows10・Windows11・Microsoft Edge)と支払い方法を確認する
- クレジット契約で利用した電話番号から「0570-021-717」に電話をかけて受付番号を取得する
- 受付番号と電話番号を入力して認証コードを取得する(認証コードの有効期限は60分間)
- 表示に従って個人情報を入力する
- 利用手数料を決済する
- 決済が完了すると開示情報が表示される
インターネット申し込みには500円の手数料がかかり、支払いが完了すると信用情報が開示される仕組みだ。
CICの手数料支払いは、以下のようなクレジットカードやデビットカード、キャリア決済から選択できる。
決済の種類 | 対応している会社 |
---|---|
クレジットカード | 株式会社イオン銀行・株式会社クレディセゾン・株式会社ジャックス・三井住友カード株式会社・ユーシーカード株式会社・ライフカード株式会社・三菱UFJニコス株式会社・SMBCファイナンスサービス株式会社・トヨタファイナンス株式会社・株式会社JCB・三井住友トラストクラブ株式会社・株式会社オリエントコーポレーション・株式会社エポスカード |
デビットカード | 株式会社JCB |
キャリア決済 | d払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い |
消費者金融系カードローンを検討する
三井住友銀行カードローンが難しい場合、金利は高くなるが消費者金融系のカードローンを検討するのも一つの手段だ。
消費者金融は銀行に比べて審査基準が柔軟で、比較的通過しやすいだろう。
また、即日融資に対応している商品が多く、三井住友銀行カードローンの審査に落ち、急いで借入先を探しているときにも安心だ。
三井住友銀行カードローンの審査結果が遅いときに考えられる要因と対処法
三井住友銀行カードローンの審査結果が遅いときに考えられる要因は以下の通りだ。
- 申し込み内容に不備がある
- 在籍確認が取れていない
- 申し込みが集中している
それぞれの詳細と対処法を説明しよう。
申し込み内容に不備がある
申し込みフォームに記載した情報に誤りや不備がある場合、申込者に電話で確認したりするため、審査に時間がかかる傾向にある。
- 住所が本人確認書類と一致していない
- 勤務先の名称や住所が正確でない
- 本人確認書類が鮮明に写っていない
- 収入証明書類が最新版でない
借入を急いでいる場合は、申し込みフォームへの記載後、入力内容に間違いがないか確認しよう。
また、写真が不鮮明になりやすい原因として、部屋が暗かったり、光が反射していたりするケースが考えられる。
アップロードをする前に、顔写真や文字が鮮明に写っているかのチェックが必要だ。
なお、収入証明書類は基本的に最新版が必要だ。
会社によっては発行までに時間がかかるケースもあるため、三井住友銀行カードローンへの申し込みを検討しているなら収入証明書類は事前に用意しておこう。
在籍確認が取れていない
審査の過程で勤務先に電話をかけても連絡が取れないと、審査が保留状態になって結果が出るまでに時間を要する。
在籍確認が取れないのは、勤務先の電話番号が誤っていたり、勤務先が休日で誰も電話に出なかったりするケースが多い。
もし職場が平日休みなら、審査前に三井住友銀行カードローンに伝えておくことで、営業時間に電話をかけてもらうことが可能だ。
また、勤務先の電話番号に本社の電話番号を記載する人がいるが、支社や支店に勤務しているならそちらの電話番号を申告しよう。
三井住友銀行からの電話が本社にかかっても、在籍確認が完了しない可能性が高いためだ。
一方で、派遣社員の人は現在勤務している派遣先ではなく、派遣元を記入するのが一般的だ。
申し込みが集中している
年末年始やキャンペーン期間中などは、審査が通常よりも遅れる可能性がある。申し込みが集中していて、審査対応が間に合わないためだ。
ただし、問い合わせて審査が早く終わるわけではないので、申し込みが集中しやすい時期に借入を希望する場合はなるべく早めに申し込むようにしよう。
三井住友銀行カードローンの審査に通過するためのポイント
三井住友銀行カードローンの審査に通過するためのポイントは以下の通りだ。
- 個人情報や勤務先情報を正確に入力する
- 安定収入を確保する
- 他社からの借入があるなら先に返済する
- クレジットヒストリーを積み上げる
それぞれ解説しよう。
個人情報や勤務先情報を正確に入力する
申し込みフォームに入力する情報に誤りや虚偽があると、審査が長引いたり、最悪の場合は審査に落ちてしまったりする恐れがある。
そのため、氏名や住所、年収などの情報は正確に入力することが重要だ。
特に、普段から入力する機会が少ない勤務先に関する情報で間違いが起こりやすいので、送信前には必ず内容を確認しよう。
また、限度額を高く設定してもらうために年収を実際より多く記載したり、他社の借入額を少なく申告したりする人もいるかもしれない。
しかし、年収は収入証明書類、他社借入額は信用情報機関を通じて確認されるため、虚偽申告はすぐに判明する。
虚偽の申告によって審査通過が難しくなるだけではなく、社内情報に記録されて今後も継続的に利用できない恐れもある。したがって、カードローンに申し込む際は正確な情報を申告しよう。
安定収入を確保する
返済能力が確認される審査に通過するためには、安定かつ継続した収入の確保が重要だ。
三井住友銀行カードローンは正社員以外も申し込み対象に含まれているため、アルバイトやパートとして働き始めれば審査に通過する可能性がある。
より収入を安定させるためには、アルバイトを掛け持ちしたり、副業を始めたりして複数の収入源を持つのも効果的だ。
また、勤続年数が長ければ安定した収入を確保し続けられていることがわかるため、審査で有利に働くケースもある。
したがって、転職直後やアルバイトを始めたばかりの状態よりも、一定期間は働いてから申し込む方が良いだろう。
他社からの借入があるなら先に返済する
他社からの借入が多い場合、三井住友銀行カードローンの審査では返済能力が不十分と見なされるリスクが高い。
すでに他社から多額の借入をしている申込者が、利用を開始してから完済できる可能性は低いと判断されるのだ。
また、消費者金融系カードローンには年収の3分の1以上の貸出はできないという総量規制が設けられている。
三井住友銀行カードローンは総量規制の対象ではないものの、借入総額が総量規制を超えないかが一つの基準になっている。
したがって、他社からの借入がある状態で審査に通過する確率を高めたいなら、まずは返済して借入額を減らそう。
他社借入を減らす方法としては、高金利の借入を優先的に繰り上げ返済するのが効果的だ。利息負担が軽減されるため、総返済額が減少してほかのカードローンの返済原資を生み出せる。
さらに、複数のカードローンを利用しているなら、小口の借入を完済して借入先を減らすのも効果的だ。
返済管理がしやすくなって滞納リスクが減るほか、信用情報の見栄えが良くなって審査結果にプラスに作用するかもしれない。
クレジットヒストリーを積み上げる
クレジットヒストリー(クレヒス)は、クレジットカードやローンの利用履歴を示す信用情報だ。
クレヒスは申し込み情報や支払い履歴、延滞の有無などが記録されており、信用情報機関によって管理されている。
三井住友銀行は、カードローンの新規申し込みを受けると、申込者の信用情報を確認して審査を実施するのだ。
そのため、良好なクレヒスを積み重ねていれば、信用度が高いと判断され、審査通過の可能性が高まる。
良好なクレヒスを作るためには、定期的にクレジットカードを利用して確実に返済したり、延滞をしなかったりすることが大切だ。
また、複数のローンやクレジットカードの申し込みが記録されていると「お金に困っている」と見なされる恐れがある。
そのため、申し込み情報が消滅する半年以内に、複数のカードローンやクレジットカードに申し込むのは避けよう。
ポイントを押さえて三井住友銀行カードローンの審査に通過しよう
消費者金融系カードローンと比較すると、三井住友銀行カードローンの審査は決して甘くない。
しかし、以下のポイントを押さえて適切な対策を行えば、十分通過できる可能性がある。
- 個人情報や勤務先情報を正確に入力する
- 安定収入を確保する
- 他社からの借入があるなら先に返済する
- クレジットヒストリーを積み上げる
審査に通過すれば、最短即日でお金を借りられるうえに金利が低く、借入・返済方法も多彩で使い勝手が良い。特に信頼性の高いメガバンクの商品なので、安心して利用できるだろう。
もし資金調達を検討しているなら、低金利の三井住友銀行カードローンは頼れる選択肢だ。
スマートフォンやパソコンからのインターネット申し込みにも対応していて、自宅にいながら借入まで行えるため、この機会に利用を検討してみてはどうだろうか。