アコムは学生でも契約可能！審査基準と借入条件、申し込みまでの流れを解説

娯楽費や生活費、就職活動費など、まとまったお金が必要な学生も多いだろう。

そういった場合は、担保や保証人なしに申し込みできて、審査の結果も早い消費者金融のカードローンがおすすめだ。

ただし、商品によっては、学生の利用を禁止しているケースもある。

しかし、アコムなら学生にも申し込み資格があり、審査に通過すれば借入が可能だ。

この記事では、アコムのカードローンを学生が利用する際の申し込み条件や審査基準について詳しく解説する。

申し込みから借入までの流れや、審査に通過するためのポイントも紹介するので、アコムでお金を借りたい学生は参考にしてほしい。

アコムは学生でも借入できる！

カードローン商品の中には、学生の利用を禁止しているものも多い。しかし、アコムでは、20歳以上なら学生にも申し込み資格があり、審査に通過すれば利用可能だ。

実際にアコムの公式サイトでは、以下のように明記されている。

学生も契約できますか？

はい。20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。

ここでは、アコムの申し込み条件や、同業他社のサービスで学生でも利用できるものはあるのかについて解説する。

まとまったお金が必要な学生は、参考にしてほしい。

• 引用元：アコム公式サイト「学生も契約できますか？」

アコムの申込条件

アコム商品の申し込み条件は、以下の2つだ。

アコムでは、20歳を超えており安定した収入があれば、学生でも申し込みできる。

しかし、以下のような状態では申し込みを断られるケースも出てくるだろう。

また、アコムの公式サイトでは、自分が申し込み可能かを簡単に判断できる「3秒診断サービス」を提供している。

以下の項目に回答すれば、すぐに診断結果が出る。

実際に出てくる結果画面の例は、以下のとおりだ。

自分が申し込み条件を満たしているか判断できない場合は、アコムの「3秒診断サービス」を利用すると良いだろう。

• 参考：アコム公式サイト「お申し込み条件」

学生でも申し込み条件を満たして審査に通過すれば借入可能

アコムのカードローンでは、申し込み条件を満たしたうえで審査に通過すれば、借入が可能だ。

ただし、申し込み条件を満たしているからと言って、誰でも審査に通るとは限らない点に注意してほしい。

アコムの新規成約率は約40％前後で、10人の内4人が審査に通っている計算となる。

また、アコムのカードローン新規利用者の年齢割合は、以下のとおりだ。

年齢	割合
29歳以下	61.3％
30歳～39歳	16.6%
40歳～49歳	11.2%
50歳～59歳	7.3%
60歳以上	3.6%

20代の若い世代の利用が最も多く、新規成約率も約40％前後と高いことから、アコムの商品は学生でも利用しやすい（審査に通過しやすい）と言えるだろう。

• 参考：アコム公式サイト「マンスリーレポート」

同業他社のサービスでも学生は借入できるのか

アコムだけではなく、同業他社でも学生が利用できるカードローン商品は存在する。

例えば、以下のようなものだ。

とくにプロミスは年齢条件が18～74歳となっており、唯一20歳未満でも利用できる消費者金融のカードローンサービスである。

ただし、18歳でも高校生は利用できないと公式サイトに明記されている。

また、プロミスのカードローンには、以下のようなメリットがある。

18歳・19歳でお金が必要ならプロミスを、20歳以上でお金が必要ならアコムを含む上記で紹介した5社の中から、お金の借入先を選ぶと良いだろう。

• 引用元：プロミス公式サイト「お申込条件」

学生なら誰でも借りられる？アコムの審査基準

アコムは20歳以上なら、学生でもお金を借りられる。しかし、申し込んだからといって、必ず審査に通るとは限らない。

ここでは、アコムを含むカードローン会社における一般的な審査基準や審査難易度について、詳しく解説する。

審査に通りやすい人の特徴や通過するためのポイントも紹介するので、少しでも審査通過率を上げたい学生は、参考にしてほしい。

一般的なカードローンの審査基準

アコムを含むカードローン会社では、明確な審査基準を公開していない。しかし、審査に通過した人のデータや公式サイトの情報から、ある程度の審査基準は考察可能だ。

一般的なカードローンの審査基準は、以下が挙げられる。

中でも安定かつ継続的な収入があるかどうかは、最も重要視されやすい。返済能力がない人にお金を貸すと、貸し倒れになる可能性が高まるからだ。

そのため、年収や家族構成、過去の返済歴などから、まず返済能力を厳正に審査する。

また、審査では、総量規制に該当しないかを確認するために、他社の借入状況もチェックされる。

総量規制とは

総量規制とは、消費者の過剰な借入を防ぐための規制だ。具体的には、貸金業者に対して、契約者の年収の3分の1を超える貸し付けを原則禁止している。

• 参考：金融庁「総量規制に関する質問-総量規制とは何ですか？」

例えば、年収120万円の場合、借りられる限度額は40万円だ。そのため、他社で40万円をすでに借り入れているなら、追加での貸し出しは基本的にNGとなる。

ただし、以下のような金融機関は貸付業者ではなく、総量規制が適用されない。

さらに、審査では返済能力を判断するために、信用情報に返済遅延などの記録がないかも入念に確認される。例えば、以下のようなものだ。

万が一、一度でも遅延や延滞などを起こしていた場合、返済能力はないと判断される可能性が高まるだろう。

カードローンの審査難易度とその理由

カードローンは、銀行系と消費者金融系の2種類があり、どちらも審査難易度は決して低いとは言えない。

理由としては、銀行系カードローンは銀行法に、消費者金融系カードローンは貸金業法によって、下記項目を監視されているからだ。

銀行法とは

銀行法とは、銀行の業務の公共性にかんがみ、信用を維持し、預金者等の保護を確保するとともに金融の円滑を図るため、銀行の業務の健全かつ適切な運営を期し、もって国民経済の健全な発展に資することを目的とする法律である。

貸金業法とは

貸金業法は、消費者金融などの貸金業者や、貸金業者からの借入れについて定めている法律だ。近年、返済しきれないほどの借金を抱えてしまう「多重債務者」の増加が、深刻な社会問題（「多重債務問題」）となったことから、平成18年、従来の法律が抜本的に改正され、この貸金業法がつくられた。

しかし、アコムは審査通過率が約40％前後となっており、大手カードローン会社の中では、審査に通りやすいと言えるだろう。

• 参考：e-GOV-法令検索「銀行法」
• 参考：金融庁「貸金業法のキホン」
• 参考：アコム公式サイト「マンスリーレポート」

学生でアコムの審査に通りやすい人の特徴と通過率を上げるポイント

学生でもアコムの審査に通りやすい人には、以下のような特徴がある。

また、審査の通過率を上げるポイントは、以下のとおりだ。

安定かつ継続的な収入を証明して返済能力を示すには、一つの勤務先における勤続年数を長くしたり、シフト日数を増やしたりするのが良い。

勤務先を転々としたり、収入が大きくてもシフト日数が少なかったりすると、審査で落ちる可能性は高まるだろう。

さらに、返済能力に見合った希望額を提示することも大事だ。年収によって予想される借入限度額ギリギリの金額ではなく、現実的に返済できる金額で申し込むと良いだろう。

学生がアコムの審査に落ちたらどうする？

アコムの審査に落ちた学生は、以下3つのカードローンに申し込むと良いだろう。

それぞれの特徴や魅力を紹介するので、万が一アコムに落ちた場合、どのサービスに申し込むかの判断材料にしてほしい。

プロミス：18歳・19歳の学生でも申し込み可能

プロミスは、唯一18歳・19歳の学生でも申し込めるカードローンだ。

新規で契約する場合は30日間無利息サービスを利用できるため、利息の負担を減らしてお得に借入ができる。

また、申し込みから返済までのすべてがスマホで完結するうえに、来店や自宅への郵便物が不要なため、家族や友だちにバレるリスクも低いと言える。

さらに、プロミスは最短3分で審査が完了するため、急ぎでお金を借りたい人にもおすすめだ。

レイク：3種類の無利息期間サービスを利用可能

レイクでは、以下のような無利息期間サービスを利用できる。

借入額が5万円以内なら180日間の無利息期間サービスを、5万円を超えるなら60日間の無利息期間サービスを利用するのがおすすめだ。

ただし、60日間の無利息期間サービスは、Web申し込み限定となっている点に注意してほしい。

また、Web完結で契約するとカードレス契約が可能となり、専用のアプリを利用して、自宅にいながら借入・返済などのすべてが操作できる。

時間や場所を問わずに操作できる利便性の高さも、レイクの魅力だと言える。

アイフル：在籍確認の電話や自宅への郵便物がなく周りにバレにくい

アイフルは、Web上で操作が完結する利便性の高さや、30日間無利息サービスでお得に利用できる点が魅力のカードローンだ。

ただし、30日間無利息サービスを利用するには、以下の条件を満たす必要がある。

また、アイフルでは原則として在籍確認の電話や自宅への郵便物がない。

カードローンの利用において家族や友だちにバレにくい点は、学生にとって大きなメリットだろう。

• 参考：アイフル公式サイト「最大30日間利息0円サービス」

学生がアコムで借入する時の金利・限度額と返済額はいくら？

学生がアコムで借り入れる場合、金利や借入限度額、返済額も気になる要素だろう。

ここでは、アコムで設定されている金利や限度額の範囲を解説する。

学生が初回契約時に設定される金利や限度額の目安も紹介するので、実際の借入をイメージするための参考にしてほしい。

アコムが設定する金利と限度額の範囲

アコムが設定する金利と限度額の範囲は、以下のとおりだ。

借入金利	年3.0%〜18.0%
遅延損害金	年20.0％
利用限度額	800万円

利用限度額は800万円だが、学生が初めて契約する場合は、10万円に設定される傾向がある。

10万円の利用限度額に伴って、金利は18.0%に設定される確率が高いと言える。

10万円を超える金額を借りたいと考える学生もいると思うが、基本的には難しいと考えておくと良いだろう。

借入申請前に利息・返済額シミュレーションを実施して計画的な返済を心がけることが大事

カードローンで借り入れる際は、借入申請前に適用された金利をもとに、返済額・利息額・返済期間のシミュレーションを実施して計画的な返済を心がけることが大事だ。

万が一、遅延や延滞を起こしてしまうと、信用情報に傷がつくだけではなく、遅延損害金が発生して無駄な費用を支払うことになる。

ここでは、アコム公式サイトの「ご返済シミュレーション」を利用して、返済額・利息額・返済期間のシミュレーション例を紹介する。

シミュレーション例を参考にしながら、実際に契約する際は、自身でも実施してみると良いだろう。

返済額・利息額シミュレーション

借入額が10万円、借入利率が18.0%、返済回数が10回の場合は、以下のようなシミュレーション結果となる。

回数	返済額	利息額
1	10,843円	1,500円
2	10,843円	1,359円
〜	〜	〜
9	10,843円	318円
10	10,842円	160円
累計	108,429円	8,429円

返済期間シミュレーション

借入額が10万円、借入利率が18.0%の場合は、以下のようなシミュレーション結果となる。

返済額（月毎）	返済回数
3,000円	47回
4,000円	32回
5,000円	24回
10,000円	11回
25,000円	5回

学生でも借入可能なアコムに申し込むには

アコムに申し込む方法は、以下の4つだ。

とくにWebなら24時間いつでも申し込み可能な点に加えて、最短5分ほどで完了する。また、家族や友だちにバレにくいため、学生にはWeb申し込みがおすすめだ。

実際にWebで申し込んでから借り入れるまでの流れは、以下のとおりだ。

まず公式サイトの申し込みフォームにて以下の項目に回答する。

個人情報の入力が完了したら、本人確認書類を提出する。本人確認書類として提出できるのは、以下のとおりだ。

審査に通過したら、メールに記載されているURLを開き、必要書類を提出して契約手続きを行う。

申し込み条件・審査基準を満たせば学生もアコムで借入ができる！

アコムは、以下の申し込み条件を満たしたうえで審査に通過すれば、学生でもお金を借りられる。

また、アコムのカードローンには、以下のようなメリットがある。

さらに、アコムの公式サイトでは「ご返済シミュレーション」が利用できる。

アコムで借り入れる前に、返済額や利息額、返済期間などのシミュレーションを実施することで、遅延や延滞を起こさずに計画的な返済が可能になるだろう。

まとまったお金を借りたい、急ぎで借りたいなどの学生は、アコムのカードローンを利用してみよう。