- 100万円を増やす方法が知りたい
- 100万円を運用するときのおすすめが知りたい
- 初心者が資産運用する際の注意点と成功のコツが知りたい
資産を増やすために、株式や不動産などへの投資を考えている人は多いだろう。
しかし「100万円程度の元手で儲かるだろうか」「大損をするのではないか」などと考えてしまい、なかなか行動に踏み出せない方もいるかもしれない。
限られた資産を運用してお金を増やすためには、向いている投資先と、向いていない投資先を知っておくことが重要だ。
先に結論を伝えると、100万円で投資をするのであれば、まずは株式投資や投資信託を始めてみよう。
本記事では、初心者が100万円で資産運用をする際におすすめの投資方法と、おすすめできない投資方法を具体的に解説する。
また、100万円をどのような割合で投資していくかを、リスク許容度別に紹介する「投資ポートフォリオ」の一例も紹介している。
自身に合った投資先のイメージが掴みやすくなるだろう。
少額からでも資産運用を始めてみたいと考えている人は、ぜひ本記事を参考に資産運用を始めてみてほしい。
100万円を効率的に増やすなら資産運用がおすすめ

まずは、資産運用をなぜ行う必要があるのかを解説する。
「銀行預金ではダメなのか?」「資産運用にどれほどの効果があるのか?」と疑問に感じている人は参考にしてほしい。
銀行預金のみでは資産がそれほど増えない
銀行の普通預金では、資産を効率的に増やせない。
みずほ銀行や三井住友銀行などのメガバンクの普通預金金利は年率0.1%程度だからだ。
1年間銀行に預けて得られる利息は1,000円、税を引いた後は797円程度となる。
定期預金についても、メガバンクの場合は年率0.125%〜で、投資での利回りと比べると効率が悪い。
2024年9月には、みずほ銀行や三菱UFJ銀行などのメガバンクの普通預金金利が0.02%から0.1%と大きく引き上げられたが、それでも資産を効率的に増やしたい場合は他の方法を検討する必要がある。
少額からでも資産運用は始められる
100万円では資産運用はできないのでは、と考えている人もいるかもしれないが、少額からでも資産運用は始められる。
例えば株式投資であれば、数十万円あれば株を購入できる企業が多い。
投資信託であれば、数百円、数千円からでも始められる。
いきなり資産を崩すのは怖いと感じる人は、ポイントを使って投資をする「ポイント投資」から始めるのも良いだろう。
長期的な運用で複利効果を活かせる
これから資産運用を始める予定の人は、長期的な運用を心がけよう。
複利効果により、資産を効率的に増やすことができる。
複利とは、元本に加えて利息にも利息がつくことだ。反対に、元本に対してのみ利息がつくことを単利と呼ぶ。
複利効果は、長期で運用するほど効果を発揮する。
例えば、100万円を年率3%で運用できた場合に得られる利益は以下のようになる。
総資産 | 利益 | |
---|---|---|
1年 | 103万円 | 3万円 |
5年 | 115.93万円 | 15.93万円 |
10年 | 134.39万円 | 34.39万円 |
20年 | 180.61万円 | 80.61万円 |
100万円でも、長期的に運用すれば高い効果が見込めると分かるだろう。
100万円の資産運用におすすめの投資先

ここからは、100万円で資産運用する際におすすめの投資方法を紹介する。
合わせて100万円ではおすすめできない投資先も紹介するので、ぜひ自身の資産額に合った方法を見つけてほしい。
100万円でおすすめできる4つの投資方法
少額でも効果の高い投資方法は次の4つだ。
投資方法 | おすすめできる主な理由 |
---|---|
株式投資 | 数万円からでも始められる |
投資信託 | 分散効果が期待できる |
ETF | 低コストで取引できる |
REIT | 少額で不動産に投資できる |
それぞれの特徴と、なぜ100万円の投資でおすすめなのか詳しく解説していく。
1.株式投資は数万円からでも投資できる
株式投資は、証券取引所に上場している企業が発行する株式を購入して利益を得る方法だ。
株の売却によって得られる売却益と、保有し続けることで得られる配当金が主な利益となる。
また、自社の商品や商品券などが得られる株主優待を行っている企業がある点も魅力だ。
株式投資では、日本株の売買には100株単位の購入が必要であり、最低でも数十万円が必要な企業もある。
とはいえ購入できる最低金額は企業によって異なり、少額で購入できる企業も存在する。
例えば、楽天市場や楽天カードで有名な楽天グループの株価は2024年12月2日時点で約841円であり、10万円以下で購入可能だ。
ただし企業の選定に失敗すると株価の下落により損失を被るリスクがある。企業選びは慎重に行う必要があるだろう。
2.投資信託は少額から購入でき分散効果も期待できる
低リスク、低コストで投資を始めたい人には、投資信託が向いている。
投資信託とは、投資家からお金を集め、そのお金で運用して得た成果を投資家に分配する方法だ。
専門家に運用を任せるため、投資の知識が少なくても始められる利点がある。
ネット証券であれば100円と少額から始められる点も魅力で、長期的にコツコツ積み立てるのにも向いている。
株式や債券など、様々な商品が含まれている銘柄に投資すれば分散投資にもなる。
手間をかけずに資産運用をしたい人は、まず投資信託から始めてみよう。
3.ETFはコストを下げたい人におすすめ
ETF(上場投資信託)は投資信託の1種であり、一般的な投資信託とは異なり取引所を通じてリアルタイムで売買できる。
投資信託より信託報酬が低い傾向にある点が特徴だ。
信託報酬とは、投資信託を保有していると発生する手数料を指す。
限られた資産で資産運用をするのであれば、取引で発生するコストについても気をつけたいところだ。
投資についての知識があり、積極的に売買を行いたい人は、ETFも検討してみよう。
4.REITは少額で不動産に投資できる
REIT(不動産投資信託)は、投資家から集めたお金で不動産に投資し、得た成果を投資家に分配する方法だ。
そのため、少額からでも不動産に投資できる。
自身で不動産を所有するわけではないので、管理に手間や費用がかからない点も魅力だ。
とはいえ、あくまで不動産であり、予想できない災害や経済の影響などにより損失が出るケースもある。
100万円の元手でも無理なく不動産をポートフォリオに加えられるため、投資先を分散したい人は選択肢に入れてみよう。
100万円でおすすめできない6つの投資方法
100万円ではおすすめできない資産運用の方法は以下の通りだ。
投資方法 | おすすめできない主な理由 |
---|---|
債券 | リターンが低い |
先物取引 | 長期投資には向かない |
FX | リスクが高い |
現物不動産投資 | まとまった資金が必要 |
ヘッジファンド | 限られた層しか投資できない |
仮想通貨 | 投機の側面が強い |
それぞれの特徴と、100万円での資産運用には向かない理由を具体的に解説する。
債券は低リスクだが低リターン
債券投資は、国や企業が発行する債券を購入して利益を得る方法だ。
基本的には、満期まで債券を保有し、あらかじめ決められた額面金額と利息を受け取ることで資産を増やす。
比較的安全性が高い点が魅力だが、リターンも低めで資産を大きく増やすのは難しい。
例えば2024年12月に募集された個人向け国債の利率(年率)は0.60%〜0.71%となる。
先物取引は長期的な資産運用には向かない
先物取引とは、将来の決められた日に、決められた価格で商品を売買する約束をする取引方法だ。
証拠金取引の1種であり、少ない資金でもレバレッジをかけることで大きな取引が可能なため、上手く運用すれば高いリターンが期待できる。
レバレッジとは、手持ちの資金の数倍の取引が可能となる仕組みのことである。
ただし取引商品には保有期日が決められている点から、長期的な資産運用の方法としては向かないだろう。
FXは初心者の資産運用には向いていない
FX(外国為替証拠金取引)は、2つの通貨を売買して為替差益により利益を得る手法だ。
レバレッジを効かせることで手持ちの資金以上の取引ができる、ハイリスクハイリターンな点が特徴と言える。
FXを始め証拠金取引はリスクが高い点から、初心者や手持ちの資金が少ない人が始める資産運用としてはおすすめできない。
現物不動産投資はまとまった資金が必要となる
実際に不動産を購入して運用し、家賃による収入や売却による利益(売却益)を得る方法は現物不動産投資と呼ばれる。
不動産の価値が上昇すれば大きな利益を得られるが、運用の手間や不動産の価値低下、災害など様々なリスクがある。
不動産自体も高額であり、100万円での資産運用にはあまり適さない。
不動産に投資したい人は、少額から運用でき、分散投資もできるREIT(不動産投資信託)から始めた方が良いだろう。
ヘッジファンドは限られた層に向けた投資商品
ヘッジファンドとは投資信託の1種で、限られた少数の投資家に向けた商品のことだ。
公募ではなく私募によって投資家を集める形であり、誰でも始められるわけではない。
100万円で資産運用をしたい人は、ヘッジファンドではなく少額から始められる投資信託を探してみよう。
仮想通貨取引は価格が予想しにくい
仮想通貨取引は、仮想通貨(暗号資産)を売買して利益を得る方法だ。
仮想通貨とは、インターネット上で取引されている財産的価値のあるもので、有名な銘柄にビットコインやイーサリアムなどがある。
将来性が期待されている点から、大きな利益を出せる可能性もあるが、価値が安定せず投機の側面が強い。
100万円で安定した利益を出したいのであれば、株式に投資した方が良いだろう。
100万円の投資ポートフォリオ例

次に、100万円をどのような投資先に割り振るかの一例を、以下のリスク許容度別に紹介する。
- 安定型
- バランス型
- 積極型
どのような割合で投資すれば良いか悩んでいる人は、参考にしてほしい。
安定型:分散効果が見込める投資信託の割合を高めにする
安定した運用をしたい人におすすめのポートフォリオ例は以下の通りだ。
投資信託(インデックス型) | 75% |
---|---|
株式投資 | 25% |
信託報酬が低めのインデックスファンドの割合を高めにすれば、低コストで手間を省きつつ、安定した投資がしやすいだろう。
投資する銘柄には、投資先が多い、投資地域が幅広いなど、分散効果が見込めるところがおすすめだ。
例えば「全世界株式(オール・カントリー)インデックスファンド」は幅広い地域に投資しており、分散効果が期待できる。
株式投資については、比較的低予算で購入できる銘柄を選び、配当金や株主優待を狙うと良いだろう。
バランス型:株式に加えて不動産や債券も加える
バランスの良いポートフォリオを構築したい人は、以下のようなポートフォリオを参考にしてほしい。
投資信託(インデックス型) | 50% |
---|---|
株式投資 | 30% |
REIT | 20% |
投資信託の割合を少し下げて、REIT(不動産投資信託)を加えている。
株式だけでなく不動産もポートフォリオに入れることで、分散効果が期待できるだろう。
また、投資信託の銘柄を株式や債券、REITなどが幅広く含まれた「バランス型」にするのもおすすめだ。
例えばeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、その名称が示す通り株式や債券、REITなどが均等に含まれている
積極型:アクティブファンドを加えて高いリターンを目指す
積極的にリターンを狙いたい人のポートフォリオ例を紹介する。
投資信託(インデックス型) | 35% |
---|---|
投資信託(アクティブ型) | 35% |
株式投資 | 30% |
リスクをとってリターンを得たい人は、アクティブ型の投資信託を加えたり、新興国への比重を高めたりしてみよう。
投資信託にはインデックス型とアクティブ型の2つのタイプがある。
インデックス型は市場の平均を目指す手堅いタイプ、アクティブ型は市場の平均以上の成果を目指す攻めのタイプだ。
アクティブ型の運用に成功すれば、インデックス型よりも高いリターンが見込める。
ただし、アクティブ型はインデックス型よりも運用コストが高い傾向にある。
コストが低いインデックス型もポートフォリオに加えてある程度バランスを取ると良いだろう。
100万円の資産運用で注意すべき点

100万円で資産運用を始める際に注意したい点をいくつか紹介する。
資産運用を始めた後で後悔しないために、これから紹介する要素をあらかじめ踏まえておこう。
元本割れのリスクについて理解しておく
株式投資や投資信託は銀行預金とは異なり、元本割れのリスクがある。
そのため、損失のリスクがある点をあらかじめ理解しておき、冷静な判断ができるようにしておこう。
投資初心者の中には、一時的に価格が下落した際に損失に耐えられず、焦って売りに出してしまう人が多い。
損失が出る可能性も考えて、長期目線でポートフォリオを組み立てることが重要だ。
余剰資金内で運用を行う
資産運用は、あくまでも余剰資金で行わなければならない。
生活に必要なお金は手元に残しておき、いつでも引き出せる状態にしておこう。
投資をしていると、リターンを狙いすぎてリスクを取りすぎてしまう、熱くなりすぎてしまうケースもある。
特にレバレッジの効く取引(FXや先物取引)の場合、手持ちの資金以上にお金を動かせる点から借金に繋がる可能性もある。
あらかじめ生活に必要な資金は別口座で管理する、引き上げどきを決めておくなど、リスク管理は徹底しておこう。
定期的に見直しが必要
投資先や資産のバランスなどは、定期的に見直しを行おう。
長期的な運用をしていると、資産バランスが当初よりも変化している可能性がある。
資産比率を元に戻したい場合は、偏った分だけ売買を行い、元の比率に戻す「リバランス」を行うと良いだろう。
また、年齢の変化によりリスク許容度が変わり、投資対象を見直す必要が出てくるケースもある。
例えば40代、50代になって以前よりもリスクを取りにくくなったのであれば、分散性の高い銘柄に切り替えたり、比較的安全性の高い債券を入れた方が良い場合もある。
それほど頻繁に見直す必要はないものの、1年に1回程度はチェックしておこう。
100万円の資産運用が成功する人の考え方

100万円を無駄なく運用したい人は、資産運用のコツについても理解しておこう。
ここからは、資産運用が成功しやすい人の考え方について紹介していく。
「長期・積立・分散」を基本とする
資産運用は「長期・積立・分散」を基本とするのがおすすめだ。短期売買で利益を出すのは、多くの投資知識が必要であり難しい。
しかし長期的に積立投資を行なっていけば、高値掴みを防ぎつつ安いときに多く購入でき、手間もそれほどかからない。
その上で投資先を分散しておけば、リスクを軽減しつつ投資を続けやすいだろう。
投資をこれから始める初心者は、短期で利益を狙わずに長期的な目標を設定して積立投資を始めてみよう。
あらかじめ目標額を設定しておく
効率的に資産運用をしたいのであれば、自身の資金計画に沿って目標を設定し、ポートフォリオを構築しておこう。
結婚する場合はマイホームのための住宅費、子どもがいる場合は養育費のための資金など、人によって将来必要となる資金は異なる。
これから必要となる資金と、いつ必要になるかを計画としてまとめておき、目標を算出すると、それに合ったポートフォリオを設定しやすくなる。
金融庁の公式サイトで資産形成や積立のシミュレーションができるので、自身の資金や積立可能額を入れて一度試してみると良いだろう。
NISAやiDeCoなどの非課税制度を活用する
非課税制度であるNISAやiDeCoなども積極的に活用しよう。
NISAとiDeCoはどちらも国の制度で、以下のようなメリット・デメリットがある。
制度名 | メリット | デメリット |
---|---|---|
NISA | 一定額まで投資で得た利益が非課税になる いつでも引き出せる | 元本割れのリスクがある |
iDeCo | 一定額まで投資で得た利益が非課税になる 節税効果が高い | 原則60歳まで引き出せない 元本割れのリスクがある |
どちらの制度も一定額までの運用益が非課税になるメリットがある。
違いとしては、NISAは現金をいつでも引き出せるが、iDeCoは老後に向けた私的年金制度であり原則60歳まで引き出せない。
ただし、iDeCoは掛け金が所得控除の対象になるため、高い節税効果が期待できる。
NISAとiDeCoは併用できるので、活用したい方は両方の制度を利用して資産運用を効率的に進めよう。
100万円の資産運用はプロに相談しよう

100万円で資産運用を始める際は、プロに相談するのがおすすめだ。
ここでは、なぜプロへの相談がおすすめなのか、どのような相談先があるのかを詳しく解説していく。
プロに資産運用を相談するメリット
資産運用を専門家に相談する主なメリットは以下の通りだ。
- 個々の状況に応じて適切な商品を提示してくれる
- 投資の勉強をする手間を短縮できる
- プロに相談することで安心感を得られる
資産運用には様々な種類があるため、自身に最も適した方法を選択するのは難しい。
しかしお金のプロに相談すれば、自身のリスク許容度に合わせて適切な商品は何かアドバイスをもらえるだろう。
初心者に向けてわかりやすく、噛み砕いて資産運用について説明してくれる点から、投資の勉強に注ぎ込む時間を短縮できる効果も期待できる。
また、お金のプロに相談することで「自身に合った金融商品を選べているか」「間違った投資先に手を出していないか」などの不安感を持たずに安心して資産運用に臨める点も魅力的だ。
資産運用の主な相談先とメリット・デメリット
資産運用について相談できるプロには以下のような種類がある。
- 証券会社
- 銀行
- FP(ファイナンシャル・プランナー)
- IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)
それぞれの特徴とメリット・デメリットについて紹介する。
証券会社・銀行は近くに店舗があれば気軽に相談できる
証券会社や銀行には相談窓口が設けられており、気軽に資産運用について相談できる。
金融機関に勤めているスタッフは資産運用について豊富な知識を持つ人や、金融関係の資格を保有している人が多く、資産運用についての具体的なアドバイスを受けられるだろう。
ただし、店舗の窓口で相談する場合は提携している金融商品を紹介されることが多く、選べる商品の選択肢が限られる可能性がある。
店舗にいるスタッフは移り変わりもあり、特定の人と長期的な付き合いが難しい点にも注意が必要だ。
近くに店舗がある人や、馴染みのある店舗で相談したい人は、証券会社や銀行への相談を検討しよう。
FPであれば中立的な立場で提案をしてくれる
FP(ファイナンシャル・プランナー)は、幅広いお金の分野に対応する専門家だ。
資金計画や税金、住宅ローンなどお金に関する様々な悩みに対応している。
独立して活動している人も多く、中立的な立場から資産運用のアドバイスを受けられる点がメリットだ。
証券会社や銀行と異なり、長期的にアドバイスを受けられる魅力もある。
ただし、FP自体は資格がなくても名乗ることはできる。FPによって専門分野が異なる可能性もあるため、FPへ相談する際は保有している資格や対応する範囲などをチェックしておこう。
IFAなら商品の購入までサポートしてくれる
IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)は、金融機関と提携し、独立した立場で活動しているお金の専門家だ。
お金に関する豊富な知識によるアドバイスに加えて、金融商品の売買までサポートしてくれる。
独立して活動しているため、FPと同様に中立的な立場からアドバイスを受けられるのもメリットだ。
ただし、IFAは他の金融機関と比べて認知度が低く、相談しようとしても適切な人材を探すのに手間がかかる可能性がある。
自分に適した専門家を見つけたい方はIFA検索サービスなどを活用してみてもよいだろう。
100万円を投資するなら株式投資や投資信託がおすすめ!

100万円を効率的に運用したい場合は、資産運用が必要となる。
投資初心者は、まず低リスクで少額から始められる投資信託や、配当金や株主優待も期待できる株式投資がおすすめだ。
FXや先物取引などは、リスクが高い上に短期売買となりやすいため、最初の投資先や手持ちの資金が少ないときの投資先としてはおすすめできない。
100万円を手堅く増やしていきたい人は「長期・積立・分散」を基本として、NISAやiDeCoなどの非課税制度も活用しつつ資産を増やそう。
具体的な金融商品選びや、資産運用の方向性に悩んでいる人には、お金のプロへの相談も効果的だ。
特にIFA検索サービスなどを利用すれば、自身に合ったお金のプロを手軽に検索できる。
本記事の内容を参考に、頼れるお金の専門家や適切な投資先を見つけて、100万円を効率的に運用してほしい。